第27話 吸血鬼 中

「はーーー」


「どうしたのお姉ちゃん」


氷美が顔色が悪くため息を吐きながら帰宅して、いまだに様子が可笑しいので妹は心配で姉に声を掛けたが姉は何かを気づいた要にいきなり妹の両肩を掴み、顔が凄く怒りを顕にした表情で声を出そうとした


「いい、しばらく暗くなる前に帰ってきなさい、わかった!」


「お姉ちゃんどうしたの急に帰ってきてから可笑しいよ」


妹は姉の気迫に押され表情がひきつりながら言葉を述べた


「可笑しくない!いや、可笑しいのかな・・・私は可笑しくない!可笑しいのは彼奴だ!」


氷美アネはまるで誰かと会話をしているかの要に1人ブツブツ言葉を述べていた


「お姉ちゃんが壊れた、・・・何か会ったの帰ってきて可笑しいよ」


妹は心配そうに言葉を述べた


「居たの・・・あれが」


「居た・・・あれ?」


「夜道に・・・」


「うん」


「コート男が」


「コート男?」


「知らない、コート男」


「えっと、なに」


「良い、コート男はね、コートの下に何も着ないの、露出狂なの」


氷美は真面目な顔で言葉を述べた


「下に何も着ない・・・あぁ変態だ、て!居たの!変態が!」


「居たの、だからしばらくは夜道気よつけてね、何だったらお姉ちゃんが迎いに行くからね」


「わかった気よ着ける」


姉妹は勘違いをして居た、吸血鬼の仕業だと知らずに、一方光は夜また一人で妖怪狩りをしていた


「待て!」


「しつこい!」


光は墓場でいたずらしていた妖怪を見つけて追い回していた


「凍れ!」


光は刀を地面に突き刺し回りを凍らせてテリトリーを拡げ攻撃しやすくしていた、地面にから刀を引き抜き妖怪がどこから来ても良いように構えて回りを見ていた


「どこだ・・・・・・ッ、そこか!」


光は刀を斜め上に振ると地面の氷が斜め上に伸び氷柱の要な物が妖怪を貫こうと氷が襲っていた


「はずした、・・・また消えた」


妖怪は蛙の要な身体で大型犬並みに大きくまたカメレヨンの要に色彩に溶け込み姿が見えなくなる


「・・・・・・・・・ッ」


音が聞こえた、姿は消えても音がある


「・・・・・・・・・そこだぁ!そらそらそらそらぁぁぁ!貫き凍れ!」


光は音のある方に刀を抜き高速で刀を振り氷をコントロールして蛙をいくつも貫き刺した、蛙は刺された場所から身体が氷付けになり固まった


「終った、ふぅ・・・最近数が多い、何で人を襲うのだろう?」


光は刀を鞘に収めながら言葉を述べていた


「ん、・・・月が綺麗だな」


光は夜空を見ながら言葉を述べ夜道を歩き自宅に足を向けた



「おい、ここにあれは幾つ会った」


人気の少ない場所で顔を隠し立つものが複数居た、一人だけ腰を降ろしイスに座り回りの者を見て言葉を述べた


「は、確認出来たのは3つです」


方膝を着き、頭を垂れ言葉を述べた


「3つか、どれだ」


「1つ目は血のハンマーです」


「あれか、破壊力は有るが特質するものは無いだろう」


「2つ目は弓です」


「あれも鬱陶しいが問題は無いだろう」


「3つ目は青い刀をです」


「あれか、成長はどれくらいだ」


「ステージ1だと」


「1か・・・なら問題ないな、だが早めに片付けなくてはな」


「はい、後は分かりませんが捜索をしています」


「わかった、続けたまえ」


「は」


指示を承けて見な姿を消した、イスに残って居た者は腰を上げて前を見据えた


「行くか」


闇に消え姿が見えなくなった



「朝か」


光は目を擦りながらベッドから身体をお越した、服は着ておらず、身体から布団が落ちると下着姿が露になり、可愛らしい水色の下着姿が見えた


「・・・・・・ん、・・あれ・」


光はベッドの横に立て掛けていた刀を見て違和感を覚えた


「刀が光ったような?」


光は首を傾げて刀を見た


「気のせい、寝惚けてるのかな?ま、良いか」


光は考えを捨ててベッドを下り着替え始めた


「・・・どれにしようかな」


光はクローゼットを開け下着の入っている引き出しを開けて今日はどれにしようかと選んでいた


「うーん、これにしよ・・・ん・・・誰か居た」


光は引き出しから下着を出そうと手を伸ばし掛けると、鏡がある方向から視線を感じて、手で胸を隠し振り向いた


「だれ、誰か居るの」


光は呼び掛けだが奇妙なほど部屋は音も無く、酷く奇妙でだが誰かが居る気配を一瞬感じた


「何だか気持ちが悪い、嫌な感じがする」


光は薄気味悪さを感じながら着替え早く済まそうと手早く着替え始めた


「これと、これに」


光は次々と下着に服と制服を取り、着ている下着を脱ぎ着替えて居た


「お母さんおはよう」


「光おはよう、もうすぐご飯できるから」


「わかった」


光は着替えを終えて部屋を出てキッチンに行き母親に挨拶をした、朝ごはんまでに時間が在ると分かりお風呂場の脱衣場に向かった


「早く洗おう」


光は脱衣場に着くと蛇口からお湯を捻り顔を洗う準備をして顔を洗っていた


「・・・・・ん・・・・また」


光は顔を洗っているときに視線を感じ前を見た、そう目の前の鏡を


「何も写ってないのに・・・なんで」


光は前の鏡を見て何も写されて無いのに視線を感じ不気味に思い急いで顔を洗った


「・・・・・・また」


光は朝食を済ませて登校していると、鏡が在るところ所で視線を感じ足早に学校を目指した


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