第23話 事件の後
警報の音が小学校の中で鳴り響き人の声が聞こえだした
「早く逃げないと見つかる」
どこから逃げる・・・窓からしかないか
「あっ」
ひかりが廊下から見え近づいた
「ん、誰か居るぞ」
「放火犯か!」
警備の男性が懐中電灯を持ち光にライトを向けようとしたが、光はライトが当てられる前に急ぎ走り出し顔を見られるのを逃れた
「くっ」
急いで逃げないと、全力で走る!
「なんだあの動き、人か」
光はまるで人ではできない無いような素早い動きで教室に向かった
「それより、あれは・・・子供じゃあないか」
「私もそう見えた」
「追うぞ」
「あぁ」
光は教室に入り、窓から迷いを感じられずに飛び降り走って逃げていたがグラウンドに置き去りにしていた少年はが生きているか確認した
「やっぱりクズは生きてるか」
光は気を失っている少年の耳元に顔を近づけ言葉を述べ始めた
「ねえ、君はこれからも続けるとその内死ぬよ・・・警告はしたからね」
光は耳元から顔を離し、走り出した
それから少し時が経ち、警備の人がグラウンドに来て少年を見つけ驚いていた
「おい!人が、子供が倒れてるぞ」
「早く中に運ぼう雨が多くなってる」
「あぁ」
警備の人は少年を担ぎ建物に向かっていた
「居た、見つけた・・・見付けたぞ、あぶり出してやるよ、お前に会いたくて会いたくて堪らない、お前に会いたい、そして、殺したい・・・あと少し我慢だ、悲願の為に、そう、やっと手掛かりを掴んだよ、やっと」
小学校の建物のに隠れグラウンドを見ていた20代の男は悲しみ、憎悪、怒り、そして希望が見え不気味に笑顔をして言葉を述べていた
光は速やかに家に帰り、変身を解き、着替えを持ちお風呂場に向かい、濡れた服や下着を脱ぎお風呂に入り湯船に浸かり、お風呂の天井を眺めて居た
「は~~・・・気持ちい、身体がぽかぽかする」
光は肩から下まで湯船に浸かり雨で濡れた身体を暖めて居た
「・・・結局、いじめしている子を殺してたで合ってたな~・・・屋上で見張ってたけど来ないから遅れたな~・・・でも、アイツが懲りてくれたら良いけど、顔も見られてないよね・・・見られてたらヤバイ、学校の先輩だし見てたら・・・・・・考えるのをやめよう、うん」
光は湯船浸かりながら悶々としながら考えていた
「ふぅ~」
光はお風呂から上がり、身体を吹き、下着を着て髪を乾かして、部屋に向かう際上を羽織部屋に迎いベッドに寝転び眠りに着いた
翌日、テレビで殺された警官の報道が更に大きく流れ、更に昨日の事件現場には小学生の男の子がグラウンドに倒れて居た事や、ぼや騒ぎや現場に黒い色の服を着た女の子の小学生が居たと証言か有ると流れていた、光はテレビを見て遠い目をしていた、そう何かを諦めたように
「顔は見られて無いだろうし、大丈夫・・・大丈夫」
光は1人テレビに向かい頷きながら言葉を述べて居た
そして光は、しばらく学校が休みになった、学校のぼや騒ぎや戦いの時に着いた校舎の傷の修理の為に
「仕方無い、仕方なく」
光は頭を抱え言葉を繰り返し述べて居た、すると家の電話が鳴り光は電話を取り言葉を述べた
「もしもし、一夜くんなに」
「光ちゃんテレビ見たよ」
電話の向こうの声が凄く明るく聞こえ光は少しイラッとしていた
「なに、文句が・・あ・る・の・・かな?」
光は可愛く言葉を述べているが一夜は怖く感じた
「ごめんごめん、電話をかけたのは別の用で」
「なに」
「実は星夜がしばらく学校来れない見たいで」
「何かあったの」
「親戚の結婚式に行くんだと、だからしばらくいつもの集まりに行けないから伝えといてって頼まれた星夜に」
「わかった、結婚式か~良いな~」
光は結婚式の言葉に反応していた、乙女の顔と声で
「え、光ちゃん結婚憧れてるの!意外・・・」
一夜は電話越しに驚き言葉を述べていた
「え、一夜くん失礼だよ!・・・わ、私だって、結婚したいし・・・憧れてるよ」
光は始め怒りの言葉を述べていたが段々恥ずかしそうに言葉を述べた
「そ、そうなんだ」
一夜は恥ずかしそうに喋る光の声を聞き、一夜も照れが声に出ていた
「うん、そうだよ」
そっか~・・・星夜くん結婚式に行くのかー良いな~・・・私もいつか、ウェディングドレス着たいな~
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