第14話 ヒダル神 下

二階建ての民家の屋根の上に声を出した女性が立っていた、その女性の手には弓を持ちこちらに構えていた


「数が多いな、先に女の子の回りを一気に排除する」


女性が光の回りに要りヒルダ神に右手から輝き作り出した緑色に輝く矢を向けて狙い撃ちはなった、透かさず一夜と星夜に向けて回りのヒルダ神を撃ち抜いた


「後は女の子の回りから化け物を始末していけばいいか、死ね化け物」


女性が光の回りに群がっていたヒルダ神一匹、一匹と頭を確実に狙い仕止め殺していた、所に男の声が聞こえた


「君!そこの屋根の上に要る君!」


声の聞こえる方に顔を向けると


「げ!キモ!・・・なに人体模型の喋るおもちゃ、いやオバケ?」


女性は人体模型のツクモを見て顔が引きっていた


「そんな事はどうでもいい!光を、光を助けてくれ!私が彼女をあの場所から連れ出す、頼むあの場所間で道を作ってくれ、私では間に合わない」


人体模型は回りのヒルダ神を殴りながら女性に顔を見て言葉を述べた


「えぇ、なに、あんたあの子と知り合いなの」


女性は驚いた顔をしながら言葉を述べた


「あぁ、そうだ早く!」


「「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」」


一夜と星夜は驚いた顔をして叫んだ


「あれ、人体模型だよな」


一夜が人体模型を指差し言葉を述べた


「あぁ、人では無いだろう」


星夜は唖然としながら言葉を述べていた


「わかった、後で事情聞かせて貰うから、行くよ人体模型」


女性は言葉を述べながら弓を構えながら人体模型の目の前のヒルダ神を撃ち抜き光までの道を切り開いていた


「頼む!」


人体模型のツクモは矢がヒルダ神を撃ち切り開いた道を回りのヒルダ神を殴り飛ばしながら全力で光のもとに走っていた


「光、今行くぞ!そこを退けヒルダ神!退けーーー!!」


「早い、あの人体模型パワーは有るな、でも殴るだけだから数こなすのは短時間では無理か」


女性は矢を撃ちながら言葉を述べた


「光、光、大丈夫すぐに安全な場所に連れていく」


人体模型のツクモが光をお姫様抱っこで抱えながら屋根の上の女性を見て言葉を述べ始めた


「君、そちらに行く道を頼む、次いでにそこの二人を回収するから道を作ってくれ」


「わかった、わかった、行くよ、死ね」


女性が弓を引くとすぐに人体模型が一夜と星夜目掛けて走り出した


「捕まれ」


「「うぅ」」


人体模型が二人を走りながら行き良いよく左手で一気に抱えスピードを押さえず捕まれた二人は衝撃で気を失いかけた


「飛ぶぞ、落ちるなよ」


人体模型は行き良いよくジャンプをしていた


「「うわーーーーーーー!」」


二人は凄いスピードで飛び跳ねた人体模型の行き良いに風圧で少し顔が歪んだ


「いた」


「ぐぅ」


人体模型は無造作に一夜と星夜を降ろし、光の治療をしていた


「ワオー、私無視」


女性は自分を指差し言葉を述べた


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


「うわ、無視だ・・・・・まあ良いけど、助かりそう」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


「光ちゃん大丈夫なのか、なあ」


「一夜黙って見てろ」


人体模型のツクモは光を手当てしていた、だが余り良い状態では無い


「くそ!血が止まらない・・・・・・おい君」


ツクモが女性に向き言葉を述べた


「・・・・・なに」


女性は光を見て、ツクモに言葉を述べた


「止血したい氷を出せないか」


「ごめん、私の能力は水と雷だから」


女性は矢をヒルダ神に撃ちながら言葉を述べた、下ではうようよとヒルダ神が歩きこちらに来ていた


「・・・・・・君は光の刀を使えないか」


ツクモは刀を女性に向けて言葉を述べた


「わからない試さないと、でも・・・・・分かるでしょ」


刀を受け取り女性は下のヒルダ神を見て言葉を述べた


「試してくれ、私が下のヒルダ神の相手をしてくる」


「下手すると死ぬよ、いや成仏かな?」


「構わない、だが光を頼むよ」


「まあやってみるは」


女性が刀に力を込めると刀が突然刀身から火が吹き出しだした


「あっ・・・・まさか私が使おうとしたから暴走し出した」


「どうした、光の刀が火を・・・黒くなってないか火が・・・・何故だ」


ツクモが刀を見ながら言葉を述べた


「火が、なってる黒く・・・・・ヤバイんじゃ」


「元々黒いんじゃないの」


一夜が言葉を述べた


「火が納まらない、刀が単体で」


刀を見ながら星夜のは冷や汗を流しながら言葉を述べた


「刀が!」


4人が刀を見ていると刀が突然宙に浮きヒルダ神の要る下に急降下して地面に刺さり、緑色の氷で次々に悲鳴を叫びながら抵抗して暴れるヒルダ神を凍らして行き周囲のヒルダ神の悲鳴が一瞬で終わると全てを凍らした瞬間黒い炎で全てのヒルダ神を燃やし尽くした、そこには何も無かったようにヒルダ神が壊した跡だけが残った、刀は光の側に戻ってきて傷口を普通の色の氷で塞ぎ光の横に宙から転げ落ちた


「な、何だ今のは、一瞬で」


人体模型は先程の光景を見た後言葉を述べ呆然としていた


「「・・・・・・・・・・・・・・・・」」


一夜と星夜は一瞬で朽ちたヒルダ神を見て言葉に鳴らず呆然としていた


「刀の能力・・・・それとも」


女性は刀を見ながら何かを考え込んでいた


「そ、それより光を病院に」


「そうだ」


「携帯が壊れてる、使えない」


「私が掛けるは、それより貴方逃げた方が良いわよ」


人体模型を女性が指差し言葉を述べた


「そうだな、後は頼む」


人体模型はどこかに走り去った



光はそれから病院に運ばれ少しの間だ入院する事になった、二日後の夜、病院のベッドの上に光は身体をお越して居た


「刀が勝手に動いた・・か・・・これは何なのこの刀は・・・・・でも刀に助けられた」


光は刀を手に持ち言葉を述べた、窓際のベッドから窓を見ていた光は窓の外側に指が見えていた


「ん、指・・・でも無機質で物みたいな」


光はベッドから下りて窓際に近付いた、窓を開けようと窓に手を掛けると


「よっ・・・白ちゃん元気」


「ツクモ!何でここに」


「お見舞いだよ・・・窓、開けて」


人体模型のツクモは窓を指差し、光に言葉を述べた


「はいはい、で」


「明日ここに光と同じ要な能力を持つ者が会いに来る、夜に」


「え、夜に」


光は驚いた顔をしながら言葉を述べた


「夜にだ、たから昼間少しは寝ていろ」


「うん」


「じゃ、帰るね、白ちゃん」


「待って」


帰ろうと窓の方に振り返ろうとした人体模型は光に呼び止められ動きを止め顔を光に向けた


「なに」


「その・・・・助けてくれてありがとう」


光は今までで一番と言える微笑みを見せて言葉を述べた


「いや」


ツクモは言葉を述べそのまま窓から下りどこかに消えていた


「ありがとう・・・・・ツクモ」


光は窓の外を見ながら小さき言葉を述べた

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