第13話 ヒダル神 中

光は教室にギリギリ間に合い授業を受けていた、授業は順調に進み夕方になり放課後光は先に公園に行く準備をしていた


「そろそろかな」


光は教室を出て下駄箱に行き、上履きを脱ぎ取る際にスカートからピンク色の下着がチラチラと見えていたが回りには誰も居らず、光は下着見えているのを築かずに靴に履き替えていた


「先に行こうかな」


光は公園に向けて走り出した


街中でぼろぼろの黒い色の昔に出てくる幽霊の用な形の服装を来ていた、だが黒い色の服はまるで透けてはないが、まるで透けているような変わった服を着ていた、男は歩きながらハンバーガーを食べている青年に近付き言葉を述べた


「あんた、それは飯かい」


「なんだあんた、これはハンバーガーだよ知らないのか」


青年には嫌そうな顔をしながら言葉を述べた


「ハン・・・バ・ーガ・・ー、それは米とおなじ飯か」


男は青年に寄り掛かる要に言葉を述べた


「あぁ飯だよ、て、おっさん寄り掛かるなよ、はな・・・・・え・・」


青年にはいきなり何が起きたかわからず倒れたがお腹を見ると先程の男が細いナイフの用な切れ味を持つ爪で青年の腹を裂いていた


「あ、あぁ助けてえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」


青年が叫ぶと回りの人間が気が付き駆け寄るもの、逃げるもの、警察に通報するもの、救急車を呼ぶもの、回りを囲み、見るもの、撮影するもの、襲われている青年を見て笑うもの、悲鳴をあげるもの、青ざめるもの、そこにはいろんな感情が入り交じっていた


「おい、おっさん放れろ」


「くそ、なんだこのくそじじい」


「放れないぞ!三人で一気に引っ張るぞ」


「あぁぁぁぁぁ!たす、痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い」


青年は腹を裂かれ胃を裂かれ始めた、青年は意識を失いどんどん血の気が無くなっていた


「はやくしないと!」


「この人死ぬぞ」


「なんだコイツ胃の中を食ってる」


「おい!他に誰か引き剥がすの手伝ってくれ」


「もう!無理だ!」


「くそ!コイツは何なんだ‼」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・」


男は黙々と青年の胃の中を食べていた


「おい、どうした」


そこに警察官が来た


「なんだこれは」


「このおっさんが襲って開いたんだ胃を」


「強くて引き剥がせなくて」


「君達はコイツから放れなさい」


警察官が拳銃を取り出し男に構えた


「その青年から放れろ撃つぞ」


だが男は警察官がの言葉は聞かずに黙々と胃の中を食べていた


「おい!青年から放れろ」


「もうない、腹がすいた、おまえ飯食ったか」


男は警官に顔を向け言葉を述べた


「何を言っている!青年から放れろ撃つぞ!!」


「食っているな、食っているな!!」


男は突然警察官を襲い出した、警察官が男に発砲して2発胸に撃ち込んだが男は平気そうにこちらに向かって襲いかかった


「何だお前は、来るな」


警察官が更に1発撃ったが歩みを止めず男は向かってきた


「なんだコイツなんだコイツ!」


「あれヤバイんじゃね」


「逃げようぜ」


「あぁ、そうするか」


三人の笑って見ていた青年が逃げると回りも逃げ出したが回りを見ると青年を襲った男と同じ顔同じ服の男が回りを囲み立っていた


「「「「「「「「「「飯は食ったか、飯は食ったか!」」」」」」」」」」


男達は襲いかかってきた


「た、助けて!」


「誰か」


「邪魔だ退け」


「アァー、ママーパパー」


「助け・・・て」


「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


「痛い痛い助けて!」


「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い」


「死ぬ助けて!お願い」


「何でもするだから助けてくれ」


みんな同じ男達に襲われていた腹を裂かれ胃を開かれ、胃の中を食べていた


それは別の所でも起きていた住宅街でも


「死ね、化け物」


屋根の上に弓を持つ制服姿の女性が立っていた


「嫌になる」


公園に着いた光は二人を待っていた


「ごめん光ちゃん遅くなって」


「ごめんごめん」


星夜がはじめに声をかけて一夜が次に声をかけた、二人は息を切らしていた


「もう良いよ、朝の続きね」


「鏡はどうして刀や妖怪を出すんだろ」


「うーん、分からない、でも鏡から出てくるから妖怪の地域とか場所とか関係なく出てくるし、それくらいしか」


光は星夜の疑問に答えていた


「そうか、刀何だけど他の人は触れるのかな」


星夜の質問に光は言葉を述べ始めた


「試したときない」


「試していいかな」


「良いよ、はい」


光は鞄から刀を出し星夜に向けた


「ありがっ・・・・・何だこの重さ」


星夜は刀を持つとすぐに重さに堪えれず地面に落とした


「え、そんなに重い」


光はビックリしていた


「え、光ちゃんて怪力」


「なんだと」


一夜が光に向けて言葉を述べた、光はそれを聞き睨みながら言葉を述べた


「いや、違うこれは・・・・・使える人間意外は重くて持てないんだ」


「なあ星夜、試さない鏡に触れるの」


「無理だと思うけど」


星夜が呆れたように言葉を述べた


「うん、無理だと思う」


光も星夜に同意の言葉を述べた


「まあまあ、試そ」


「仕方ない」


「・・・・・・・は~」


光は呆れながら公園のトイレの近くで待っていた


「あったよ光ちゃん」


一夜が割れた鏡を手に持ってきた


「よく会ったね割れた鏡」


光は言葉を述べた


「まあここの公園あんまり手入れしてないから」


一夜が言葉を述べた


「まあここは夜変なのが来るらしいから」


星夜は言葉を述べた


「どれ試してみるか」


一夜が割れた鏡に手を触れると


「・・・・・・・・・・・・・・・・」


「なにも起こらないね」


星夜が言葉を述べた


「・・・・・・・・あ~、ダメだったね」


光は言葉を述べた


「なんで!」


一夜は叫んでいた


「どれ・・・・・駄目だね」


星夜も何も起きなかった

「あー、ダメか残念」


一夜はため息をしながら言葉を述べた


「仕方ないよ」


星夜が笑顔で言葉を述べた


「もう、遅いし解散しよ」


光は笑顔で言葉を述べていた


「それにしても人が通らないね」


星夜はふと言葉を述べた


「え、確かに少ないような」


光は回りを見渡し言葉を述べた


「そうかな」


一夜も回りを見て言葉を述べた


「気のせいかな」


星夜が言葉を述べた途端公園の植え込み付近から何か音が聞こえた3人は音の方に顔を向けて見たが何かがいるようすが無いふと一夜が植え込みより遠い先を見ると何かが回りを囲みながらゆっくりと歩いてくる一歩二歩三歩と徐々に近付いて来た、黒い服を着た同じ顔の男達が


「おい、遠くから何か来てないか」


一夜は冷や汗を流しながら指押さし言葉を述べた


「「え」」


光と星夜が指の差す方に目を向けるとぞろぞろと男達がこちらに近付いて来た


「「「「「飯は食ったか」」」」」


「「「「「飯は食べたか」」」」」


「「「「「そこのお前飯を食ったか、食ったか!」」」」」


男達は人間を見つけると複数の男達が声を上げて言葉を述べていた、何かを答えた男性は男達の群れの中に引きずり込まれた、男性の者と思われる叫び声が回りに響き渡る


「や、ヤバイだろ」


一夜は言葉を述べた、それに返す要に星夜が言葉を述べ始めた


「ヤバイ所じゃない逃げよう」


「二人は逃げて私はあれを倒さないと」


光は鞄から刀を取り出し、刀に巻いていた布を取った


「こい妖怪ども」


「待って光ちゃん」


行こうとした光を星夜が止めた


「なに、行かないと」


「残念だけど、後ろ、いや回り見て」


「え・・・・・・・・・・・・・・囲まれてる」


光は回りを見ながら恐怖を覚えた


「逃げ道は無いよ、一夜、トイレの裏に転がっている鉄パイプとか武器として使おう」


「お、おう、わかった・・・・・・これは死ぬな」


二人は武器として使えそうな物を拾いに行った


「先に前に出て数を減らすしかない、二人とも私は先に前に出て数を減らしてくる」


光は言葉を述べるとすぐに走っていた


「はぁぁ!そりゃ!そこだ!」


光は前に要る男達に突っ込み光の前に要る男の腹に刀を刺し斜め左上に刀を動かし斬り捨て勢いを弱めずに左の男を斬り、右の男を斬り殺し刀の勢いを止めず刀の先端から氷を出し横に勢いよく刀を振るった


「うぅぁぁぁぁぁぁぁ死ねーーーーーーーー!!」


光の放つ氷が遠くの方の男達を氷で上半身上を斬り落とした


「ハァァハァァハァァハァァ殺ったか・・・でも、まだまだ要る建物が有るからこれ以上広範囲に攻撃出来ない・・・そう言えば二人は」


光が振り返り見ると襲われていた


「くそ!くそ!くそ!くそ!くそ!くそ!くそ!こいつら鉄パイプで叩いてもびくともしない死ね!死ね!くそ・・ハァ・・ハァ・・逃場が」


「一夜!下がりながら鉄パイプで殴れ!出ないと捕まるぞ!」


二人は鉄パイプで殴りながら徐々に後ろに下がり動ける範囲が狭まっていた、どんどん追い込まれ焦りを覚えた


「そう、言われても」


「やれなきゃ殺されるぞ一夜!」


「分かってる!」


「早く行かないと、くそ、こっちもヤバイ」


光も休ます斬り続けて要るがぞろぞろと出てくる男達を斬り殺しているが、回りを囲みどんどん一夜と星夜から分断させられていた


「どうする、どうする」


ここでさっきの使えば二人を殺してしまう、でも町中で火を使えば火事になる、どうする、どうすれば


「うぅ」


光は考えながら戦っていたが隙が生まれて男もといヒルダ神に左腕を爪で刺され貫通された


「腕が」


このままだと三人とも死ぬ、殺される、どうする、どうする、どうすれば


光は腕をやられてからヒダル神にどんどん追い込まれ逃場が無いくらい囲まれていた


「くそ!くそ!くそ!くそ・・・・・うぅ・・・おま・・え」


光は腹を刺され左太股を刺され激しい痛みで気を失いそうに為っていた


「うっぇぇ」


光は口から血を吹き出しながら地面に倒れた


「・・・く・・・・・そ・・・」


手から離れた刀を拾おうと手を伸ばすが力が入らず中々届かないでいた


「「「「「「「「「「飯は食ったか、飯は食べたか」」」」」」」」」」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・」


「「「「「「「「「「お前、食っているな!」」」」」」」」」


「やめろーーー!退けーーーー!!」


男が叫ぶ声が聞こえた、だがヒルダ神が光の腹を裂こうとしたとき、光に一番近くのヒルダ神の頭が飛んだ


「おい、化け物!私が相手してやる」

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