第9話 糸引き娘

糸引き娘、徳島県板野郡堀江村「現・鳴門市」に伝わる妖怪、


その名の通り、路傍で糸引き車で糸をひいている美しい女性の姿で現れる、通りかかった人がその美しさに見とれていると、たちまち白髪の老婆に姿を変え、大声で笑い出して相手を驚かせるという、地味に嫌な妖怪です、あなたも誰かに見とれて酷い目に会わない用にしないとですね~、怖い怖い



「で、あなた、何で楽しそうなの」


光は次の日、移動授業の時に人体模型の近くを通ると、また人体模型が話しかけてきた


「決まってるでしょ、光さんの近くに居ると、楽しみだ、面白そうで、ヒィヒィ」


「あなたは、は~、不安しかない」


厄介後とが次から次えと、ついてない、は~、こいつ居座る積もりみたい、仕方ないか、ん、そう言えば名前何だろ、つくも神それとも人体模型?いや、名前ではないな


「ねぇ、あなた、名前は無いの、それともつくも神?人体模型?」


「ん、名前か、名前は・・・・・・・・特に無いな」


「じゃあ人体模型で」


「・・・・・・・・・」


人体模型はジト目でこちらを見ていた


「・・・・・・・・・」


お互いに見詰め合い沈黙していた


え、駄目なの・・・何で

、どうする名前私が着けようかな、んー、なにが良いかな、人体模型でつくも神だから、ツクモで良いか


「ツクモで良い」


「・・・・・・・・・・・・・・・まんまだな」


「・・・・・・・・・」


またお互い見詰め合うが光が途中で目を反らした


「おい、なぜ反らした」


「いや・・・なんでもないよ」


光の言葉は後半片言になっていた


「まあいい、仮の名前としてツクモと名乗ろう、は~」


「最後のなに、は~って」


「はて、さあな」


とツクモは手をヒラヒラさせていた


「く~う、悔しい~」


光はツクモを睨みながら言葉を述べていた


「そろそろ授業だから戻るわね」


と光は教室の方に振り返りながら、ツクモにヒラヒラと手を振り戻っていく


「あぁ、またな光いや、白ちゃん」


「だから白ちゃん言わないで!!」


と良いながら光は教室に向かっていた、教室に着くと皆が何かを話していた



うわ、何話してるんだろ、最近この辺騒がれてるからな、主に私の所為で・・・・・一夜また見てる、しつこいな、・・・・・・・・・あれ、星夜くんが居ない、もしかして、こないだの所為でかな・・・・・やばい、何かいい案を・・・・・・


「光ちゃんちょっと良い」


げ、一夜また


「何、一・夜・く・ん」


凄い笑顔をで応えた光は、星夜の話題が出ないか焦っていた


「光ちゃんなんかこわ」


「なに一夜くん」


早く要件言ってよ、一夜


「光ちゃん、この間はごめんなさい、それと別に話があるんだ」


「なにかな」


「俺が襲われたとき、助けてくれたの光ちゃんだよね、あの時さ刀持ってたし、あれなに、制服もボロボロだったし、妖怪とかの噂、本当の事何じゃないの、光ちゃん本当なら相談して、心配だから」


光は目を細め一夜を見詰めると、横を通り去り際に言葉を述べた


「一夜くん、関わらないで」


「でも、ひか」


と言いかけた時先生が教室に来た


「はーい、皆座って」


光は自分の席に戻り座っていた、慌てて一夜は自分の席に戻った、それから時は立ち一夜は光話をできずに放課後まで時間が過ぎた


「よし」


一夜は後ろから光を追い掛ける事にした


「ん」


光は一夜に築かれない用に横目で確認をして、なんとなく悟っていた


「どうする」


厄介だな~一夜は、着いてくる気だ、どうする、下駄箱で靴を履いたら走るか


「先生さようなら~」


「光さんさようなら」


光は下駄箱に向かい靴を履き替えて校舎を出て門を越え道に出ると、行きなり光は走り出した


「あ、くそ」


一夜も光を追って走り出した


「もう来た」


やっぱり変身してないと、早く走れない、でも、これなら追い付かれずに逃げれるかも


「はぁ、はぁ、はぁ」


やっぱりまだ来てる、しつこいな一夜


「くそ、くそ、くそ、こんなに早いのか光ちゃんは、俺は来れでも学年じゃ一番のはずなのに、後あれは困る」


一夜は距離を詰めれずに居た、光は築かずにたまにチラチラとスカートから下着が見えている事に築かずに居た


「ん」


光は少し前に居る、凄い美人のお姉さんを一瞬見ると


「ふふ」


と微笑みかけてきた


「ん、・・・うわぁ・・・・・・痛い、なんで」


光は行きなり何かにつまずくように転んでいた、鼻を押さえていたが、光は築いてないが豪快にスカートが捲り上がり水色の下着が見えていた、スカートは背中まで捲れ上がりお尻が丸見えに見えていた、そこには水色の下着見え下着はフリルがたっぷりとあしらっている可愛い下着だった、そしてまたサイドにヒモが付いていた、紐付きの下着だった、前のとは違う種類の下着だ、下着の後ろお尻側の上部分にフリルが全体に有りすぐ下に交互に後二重にずらしフリル付いていた、フリルのフチ回りにもピンク色の線が入っていた、ヒモの先にもしずく型のキラキラと光るスワロフスキーが付いていた、一夜は固まっていた光の下着を凝視しながら、


「ギャハハハ、ギャーハハハハ、ワハハハ、これは笑えるヒィーヒィヒィヒィ、下着が、下着が見えてるのに、ヒィーヒィヒィヒィ」


「え」


光は前を見て驚いた、先程までそこには黒髪の美しい美人のお姉さんが居たのに今は白髪の腰が曲がった老婆がこちらを見て大声で笑っていた


「なにこれ」


透明の紐がそこには張られていた


「はっ」


光は下着が見えてる事に築き急いで隠して後ろに居た一夜を睨み、すぐに紐を見て築いた


「お前か」


道から道に張られた紐、それに、あの老婆が居た場所には美人女性が居たよね、やっぱり妖怪


「ヒィーヒィヒィヒィ」


突然老婆が笑いながら走り出した


「あ、待て」


光は老婆を追い掛けようと、急いで立ちり走り出したが角を曲がると老婆は居なくなっていた


「居ない、でも行き止まりなのに・・・ん、これは」


鏡どうして、破片だけどおかしい、まだ暗くなってないのに


「やっと追い付いた」


一夜は光の下着をガン見していて老婆よりも光の下着ばかり見ていたが、光が下着を隠すと睨まれたのを築きそして老婆が笑っていた事にも築いた、そして光が走り出すと追い掛けて来て光に追い付いた


「下着大好き変態ストーカーくんなにかな」


今、忙しいのにじゃま


「・・・・・・・・・」


一夜は黙り顔をうつ向いた


「それじゃあね、下着大好き一夜くん」


光は一夜の横を通り言葉をかけ、去ろうとしたとき、一夜がまた肩を掴んだ


「セクハラやめてくれるかな?一夜くん」


光が黒い笑みを向けて言葉を述べた


「星夜の事で相談が」


「え、星夜くん」


光は言葉を述べた後目を見開き一夜の顔を見ていた

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