ミーナについて(第17話まで読破推奨)
ラインとくればミーナ!
カイリ大好きミーナさんです。名前はフィーリングで決まりました! 超適当です。ごめんなさい。
でも、ミーナという名前、気に入っております。
ミーナは、村編をじっくり書くと決まる前から、カイリが大好きなことが決定していた子です。
やっぱり、主人公のことを一人くらい好きな子がいて欲しいよね、という願望で決まりました。何と言う酷さ。
いや、だって、カイリってモテるの? って聞いたら……、……。
……うん! どうかな! 無理かな! ってなったんですよ!
カイリ、私は好きなんですけどね。
実際は周りにいる人の方がモテそうです。
ラインも大きくなったら人気出たんじゃないでしょうか、っていうくらい勇ましく、良い子ですよねー。多分、カイリよりモテる様になったんじゃないでしょうか(作者の勝手な予想)。
どちらかというと、カイリって、惚れられたらまずい人に惚れられるイメージが……、うん? ある、様な?(自信とは)
しかし、やはり子供を書くのが苦手な私としては、どんな風に書いたらミーナをしつこくなく、かつ可愛らしくアピールさせてあげられるのだろうと、悩みに悩んだ記憶があります。
そして、辿り着いた結論は。
書きたい様に書くわ。
それだけでした。
――こいつ、悩むだけ無駄じゃね?
そんなツッコミが聞こえてきそうです。その通りです。
もう、ミーナに関しては、彼女が突っ走りたい様に突っ走らせて書きました。
おかげで、「かぶも上がる」なんていう、うっかり難しい言葉を言わせてしまって、「バレル、バレル、前世の記憶があるのがバレル」とか内心冷や汗をかいておりました(笑)。
彼女も、最初から前世の記憶持ちであることが決まっていました。
ただ、あまり尻尾を出さない様にしていたので、ラインも気付くのは遅れたと思います。
それでも、「かぶも上がる」とか、「かいしんの一作」とか、七歳の子なら使わない様な言葉を使っていたので、聡い人なら「おや」と思ったかもしれません。……いや、どうなんでしょう。このくらいの年齢の自分の言葉とか、覚えていないなー……。
あとは、ラインと一緒で歌を歌えること。
そして、第九話で日本語が読めたことで、気付かれた方が多いと思います。というか、そこしか気付く場所が無いよ! というツッコミは当然受け付けます。
あと、ミーナは絵がとてつもなく上手いです。プロ級です。
前世では、イラストレーターとかそっちの方ではなく、本格的な画家の道を歩いていました。将来有望な画家の卵でした。
ただ、流石にそこまでのものを描いてしまうと大人達が不審に思うので、可愛らしい感じの方を中心に描いていたという裏設定があります。
そして、ミーナが最後に描いたカイリの似顔絵と、カイリ達四人の集合絵が、彼女の形見となりました。カイリにとっては今も大切な想い出として胸に忍ばせてあります。
もちろん、ポーチも持ち歩いております。
ちなみに、ミーナは前世ではカイリよりは年上、ラインよりは年下という設定にしてあります。お姉さんです。
カイリのことを好きになった理由は、顔がそこそこ合格ラインなのと、優しいのと、歌と……と、多分挙げたらきりが無いくらい挙げてくれると思いますが。
決定打となったのは、子供だからって馬鹿にしない態度ですね。
大人達が「子供だからな」とか「子供だからまだ早い」とか言う中、カイリは決してそういうことを言わなかったので、そういう何気ない、カイリだけが持つ一面に惚れたのだと思います。
だから、ラインのことを「お師匠様」と心から尊敬しているカイリにも、秘かに惚れ直していたという隠れた裏話もありました。出してあげられなくて残念です。
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