第8話 それからとこれから、ここから。

 ――モテモテになりたい。チヤホヤされたい。

 男性の大概は心にその野心を秘めている。だがこの世は残酷だ。

 世界は、口では平等をうたい美徳としているがその実、確かな格差は様々な分野にある。そうした格差社会の中で生まれ、そして成長する過程でその格差が更に広がり続けていく、ある種の才能と呼ぶべきものがある。

 それは『顔』である。


 ここにも一人、いや二人そのたぐいまれな顔面力で、周囲を様々な空気に変えてしまう猛者がいた。

 かたや魔王とあがめられ、魔族の頂点に君臨し、敵味方問わず畏怖いふする絶対者。しかしその事実を認めない。

 かたや面白い顔だよねと言われ、どちらかと言われれば不細工にカテゴライズされる小市民。しかも自覚はそこまでしていない。


 顔面力の系統は違えどその低さを誇る二人は今肩を並べ、そして肩を震わせていた。ムスメの発言により、ダメージを追うホリと魔王。割と本気の叫びを少女が上げたことにより、その傷も深いものだった。

 ホリは自覚のなさからくるもので、魔王は実の娘に叫ばれたというショックから。


 さらに彼らを打ちのめしたのは「二人とも、いきなりそんな顔出さないで」という真顔で行われた本気の注意がぽつり、とムスメの口から出た為だろう。


 しかし、こうしている間も刻一刻と夜の帳は深まっている。

 心を奮い立たせるように、うずくまっている魔王とホリはそのムスメから繰り出された攻撃を耐え抜き、自分達のこれからを話し合う――


「ホリ様、私とムスメはこれから転移の魔法で戻ります。そして申し訳ないのですが、私に残された魔力はその転移の魔法で完全になくなります故、しばらくの間、こちらにくることは叶いません」

 魔王は言いながら、少し悔しそうに表情を曇らせている。ゴブリン君達と少しは距離も縮まったとは思う。

 だが魔王という協力者が仕方ないとは言え、これないというのは心象的には少し余裕もなくなるが、ただその為にとこの洞窟製作を少し急いだのもあるし、こちらから気にしないよう告げて彼の不安を少しでも軽くしてあげよう。

「ええ、わかっています。むしろこれまで無理をさせてしまったようですみません。あとはゴブリン君達とスライム君に話を伺いながら少し頑張ってみようと思ってます」


 それを聞くと魔王は安心したように微笑み、ゴブリン君達とスライム君を見据えている。

「お前たち、大変かもしれないがしっかり頼みますよ」と激励をしていく。それを受けたゴブリンらは自分の胸を叩いたり、手を握りしめたり、飛び跳ねたりと様々な表現でやる気を見せてくれている。


 そして魔王がこちらに向き直り話を続ける。

「本来なら魔界にも案内したいのですが…転移は自分以外の者にかけるのに結構な力を要します。ムスメはツマが持たせているマジックアイテムで帰還できますが、今の私には他者を運べるほど力は残っていません」

 申し訳ないですが。と締め、また少し悔しそうな顔の魔王。怖い。


 だがその発言に首を振り、こちらの思いを告げておく。

「いや、この子達を頼りにしていますよ。こちらもしばらくは大丈夫だと思いますし、ゆっくり休んでください」


 こちらの言に魔王は「痛み入ります。」と頭を軽く下げ、ムスメに向き直る。

「さて、戻りますかな。我らがいつまでもいると彼らの邪魔になるでしょう」


 魔王に肩に手を置かれたムスメがこちらを眺めるように見回した後に一言告げる。

 しぬなよ! と。

 そうして少し離れた位置に歩き出し、魔王の周囲の空気が変わると共に、彼の足元から光を放つ魔法陣が現れた。チラリとこちらをみて、軽く手を上げる魔王。そしてブンブンと勢いよく手を振るムスメ、そんな様子の二人がフッと闇に溶けるように消えた。


 周囲が一気に暗くなると、ゴブリン君達がいそいそと動き出し始めている。まずは飯だ。コックの腕は保証済みなので、何が出てくるか今から楽しみである。


 そうだ、と思いついたことを聞いてみた。

「ねえゴブリン君達、スライム君もなんだけど、君達って名前あるの?」

 そう聞くと彼らの内の一人、一番元気に思える子がこちらの質問に答えてくれた。


「アリヤ、デス!」と手を上げながらそういうゴブリン君。

「ベル、デス……」とこちらを見つめて言うゴブリン君。

「コノコハ、シーシー、ミンナシーッテヨビマス!」と元気に代弁してくれるゴブリン君にありがとうと伝えると恥ずかし気に頭を掻いていた。


 ABCトリオか。息もあっているように見えるし、仲がいいんだろうな。


「これからよろしくね。スライム君にはさっき言ったんだけど、君達には言ってなかったから」

 頭を一度下げ、そう挨拶をしておく。彼らも思い思いの行動で、こちらに改めての挨拶をしてくれた。最後に握手を、と右手を差し出す。首を傾げているので彼らの腕を取り、手を握る。


「これはこれからよろしくっていう儀式みたいなものだよ。よろしくね」

 彼らは俺の言葉を聞き、了解という意味を込めて元気に握手してくれた。


 想像よりも握力強い! 痛すぎィ!!


 三人と握手をして少し距離が縮まると、早速いい香りが立ち込める。ぐうと誰が鳴らしたかわからない音だが、みんな気持ちは一緒である。

 そうだ、今の内に魔王から貰った物資の確認をしておこう。何があるか把握だけでもしておいた方がいいだろう。バックパックのような少し大きめなものと小さな革袋を持ち上げ移動を始め、スライム君の横で火の灯りを頼りに中身を確認する。


 これは……、毛布みたいなものか。厚手でしっかりとしているものが数枚あるのでゴブリン達にも渡しておこう。あとは小さい布が数枚、ランタンなどだ。小さいほうの鞄も見てみようとその口を開く。中にはいくつかの魔石と、蓋のある筒のようなものが幾つか。水筒…かな?


 水筒だろうと目星をつけて軽くチェックを済まし、それよりも目を引くこちらのおそらく魔石だろう宝石のように輝く石を手にとってみた。といっても、使い方もわからないこれらをどうしたものかと一つずつカバンから出してみる。


 紅い石、青い石、これらは今日説明を受け、大体の仕様はわかっている。

 この白い石はどうなるんだ? ゴブリンに聞いてみよう。


「この白い石はどういう効果があるの?」

 手の中の白く輝く魔石を見せるように彼らに問う。

「ヒカリマス」

 どういうことかゴブリン君に石を渡し実際に見せて貰う事に。彼に渡すと、彼の手の中でじわりと優しく周囲を包むように光を放つソレは、現在光源と呼べるのはスライム君がしている調理で使われている魔石の炎、そしてゴブリン君の一人がランタンに火を灯した二つしかない状況で、静かに周囲を照らしていた。


「これなら十分な光源になるね。どれくらいの時間持つんだろう……」


 ゴブリン君の持つ光に目をやっているが、よくよく考えたら今時間を測るものはない。それどころか、自らの服装もコンビニにいこうとした時の物の為、上はパーカーとロングのシャツで下はカーゴパンツのようなもの。


 どちらもいいお値段のものだったから生地はしっかりしていてパーカーは裏地が柔らかく保温性がかなり高いものである。


「日本のものは……、これだけかぁ……」


 少し感慨にふける。財布やスマホ、鍵に至るまで家を出る時に持っていたものは何もなかった。

 あの時、医者には止められていたがビールが飲みたくて仕方がないからコンビニに急いでいなければ、こんな奇妙なことにはなっていなかった。


 くそう、看板め!! とまず自分にトドメを刺したであろう原因に、医者に止められてる暴挙をしようとしたことを棚にあげ、ひとつ。


 服装に関しては先程魔王が置いていった服も数点あるし、普段使いにはそちらを使おうと思って衣服の確認に移る。服は貫頭衣のようなもの、チュニックや腰が紐で縛るタイプのズボン、マントやコート、下着といった具合に多種多彩。色はそこまで派手なものがない。


 これなら暫くは大丈夫だろう。

 そんなこんなで、お食事の時間。メニューはシェフ謹製鹿のスープとそれを使ったパン粥である。ゴブリン君達は肉がない事に文句を言うが、肉は今日食べただろとスライム君が言っている(ように見える)為、鹿の脂を使ったスープらしい。


 手を合わせ、「いただきます」とスライム君に感謝を込めていうとゴブリン君がその行動について聞いてくる。

「うーん、色々意味があるんだけど今日食べ物を食べれることに、君達にとっては魔王様とかに感謝をする感じかな? どちらかというと癖でしているようなものだしね」

 それを教えると、彼らは手を合わせ「イタダキマス!」と元気よく口にした。

 彼らの元気を貰い、笑いを零してしまったが作ってくれたスライム君にも感謝する意味も込めてねと付け足しておいた。


 器に口をつけスープを飲み込む。脂を使ったのだから、少しギトギトとしているかと思えばそうではなく、むしろ甘味が感じられるくらい優しい味わいだった。


 不思議だ、いったいどんなものが入れられていたのだろう。スープを作る具材もあるように思えなかったが……、そう一瞥するように見た鍋の中に、昼頃にスライム君の中にいたキス鹿と再会した。


 正確にはその骨とだが。そこから先は見なかったことにし、食事に戻る。


 スプーンでパン粥を頬張り咀嚼そしゃくをしていると、口には昼に感じた旨味に似た風味が広がる。スープの時のような甘味と肉のうまみを感じるパン粥はとても優しい味わいで、色々あって疲れた体にとてもありがたいものだった。


 昼の時のような衝撃の旨味ではないしみじみと体に染み渡る旨味に、気づいた時には「おいしいなぁ~」と口に出してしまっていた。


 こちらにきて、スライム君の手料理しか口にしていないがこれ大丈夫なのかな。そのうち人間の里に行きたいと思っているが、その際もし人間側の料理がまずかったらどうしたらいいんだ。


 スライム君を見つめながら考えていたが、やはりゴブリン君達は肉を食べたいのか、スライム君と問答になっている。唯一、その輪に入っていない喋らないゴブリンに、この料理について「おいしいね」という話をしていると、彼も頷いていた。


 少し騒がしくも食事は終了し、まだ灯っている白い魔石の時間が消えてしまわない内に話をしておく。

「そういえば、あの鹿とかは近くにいるの?あんまり動物とか魔物がいるように見えないけど」


 ゴブリン達は身振り手振りを交えながらそれの説明をしてくれる。どうやらここから少し行ったところに、いくつかの森があるようだ。距離的にどれほどかはわからないが、そこに到着するまでは時間がかかりそうだ。


 ゴブリン達はそこに罠を張っており、今日食べた鹿もそれの成果だと自慢気に語ってくれた。そこには動物や魔物、植物と豊富にある為その危険度も相当高いらしい。


 「ナノデ、ホリ様、コナイホウガイイ」

 ベルと呼ばれるゴブリンに忠告される。

 そうだなぁ、戦闘力もサバイバル経験もない奴がそんなところでウロウロしてたら今度はこっちがキス顔を鹿に見せることになる。


 でもなぁ、食べれそうなものとか見つけられるかもしれないから一度行っておきたい。肉がこうして食べられるからタンパク源は十分だろう。ただそれ以外の栄養素ももちろん必要だし、何より飽きる。


 食の充実は生活の充実に直結している。素材が増えれば、スライム君のことだ文字通り美味しく調理してくれるに違いない。

 あとはこの洞穴だな。まだちゃんと整備もしてないし、蓋になるバリケードもないからほんとに穴倉っていう感じ。それでも、ゴブリン達には好評だった。


「スゴイ……、一体感ヲカンジル……!」

「マルデ、ズットココデ、クラシテイタヨウナ一体感……!」


 訳の分からない感動を口にし、体を震わせていた。彼らの習性によるものなのか、とてもお気に召したようで……。


 それでも夜露よつゆや、吹きすさぶ夜風に直接当たらずに済むのは大きいだろう。今日のところは鉱石片を積み重ね、少し小高い壁のようにして休むとしよう。


 少し手狭ではあるが、なんとか皆で横になれる。

 毛布を敷き、枕はパーカーを丸め、マントを体にまけば寒いということもそこまでないだろう。そんな折に、体の感覚に電流が走る。

 

 トイレにいきてぇ……!


 頭を少し抱え、額に手をやり考えたがどうしようもないのでゴブリン達に「あの、トイレにいきたいんだけど……」と小さな声で相談すると、ある程度石を積み上げた状態でこちらに向き直り同じくらい小さな声で「えっ」という彼ら。


 そりゃそうだ、もっと早く言えばよかったのにすまん……。俺から告げられた言葉に、特に嫌な顔もせずに石を崩し、通りやすくしてくれる彼らに感謝をし、先程のランタンに火を灯してもらった。


 それを持ち、夜道を歩く。手元のランタンと護身用に剣、布を一緒に持ち出してきた。トイレ一つも楽じゃないよ……。


 とほほと言わんばかりに、頼りないランタンの灯りで周りを警戒する。坂道を降り、余り離れすぎない場所にランタンを置き、スコップで穴を掘り用を足している時に上を見上げてまた感動に浸る。


 そこには今にも落ちてくると言わんばかりの一面に広がる瞬く光の数々、天に流れる川のような星々の煌めきを、ある意味一番情けない姿を晒しながら見ることになるとは……。


 幻想的な大自然の中で用を足すという、開放感を感じざるをえないこの状況。

 現代人としては抵抗を感じるも、癖になりそうではある。


 持ってきた布で尻を吹き、ズボンを履き直しスコップで穴を埋める。トイレを作って一箇所に排泄物を纏めておいて、堆肥にしてみるのもいいなーとか、あれ? 人糞って大丈夫だっけ? とか考えながらその作業を終える。


 帰り道、少し夜風の冷たさを感じるようになってきた。

 身を切るような寒さというわけではないが、ずっと当たっていたら芯まで冷えてしまう。ゴブリン君達はこの環境で野営していたのか。


 洞窟掘っといて正解だったかな? 坂道を上り洞窟の出入口のところに、予め作っておいた鉱石の容器に水を溜めておいてもらってそこで布を洗って干しておく。水は明日地面に埋めるようにしよう。


 ランタンの火を消すと辺りはゴブリン君達の枕元の白い魔石の輝きだけになり、外を眺めるようにしてから、空を見上げる。


 地球でもそれほど満天の星空を眺めたことがなかった為新鮮さが尽きる事はない。

 そしてその空を見ていて感慨にふける。


 地球からやってきて、急転直下で一日が終わろうとしている。今日だけで死亡し、神に会い、魔王に会い、魔族と出会った。彼らはいい人達だ。見ず知らずのである人間に、教えを説き嫌な顔せずに話をしてくれる。この世界の人間にまだ遭遇していないが、敵対すること、戦うこと、殺す事……。様々な事を考えてしまう。


 やっていけるだろうか……? その不安が胸を締め付ける。ただ、あの神と話をした時に別に嫌だと思わなかったし、何より親も猫達も幸せになれればまぁいいかと軽く考えてはいた。


「はぁービールが飲みたい」

 嫌なことは飲んで忘れる、ダメな社会人の典型である。この世界にも酒があるよな……、もしなかったらどうしようと一抹の不安を抱えるが、電流が走るようにハッと思い至った。


「そうだ、うまい酒を飲むだけの晩年を目指そう。魔王に協力し、ある程度平和になった世界になれば自分はある種の賓客ひんきゃく待遇になり、楽ができるのでは!?」

 我ながらまるっきりクズの思いつき、一気にモチベーションが上がっていく感覚、再度満天の星空に視線を移す。


「うまい酒を飲む為に頑張るか。魔王と神と酌み交わす初めての人間になってやるぞ!」

 そう宣言を行った後に俺がした最初の行動は、自分のせいで崩すことになったバリケード作りだった。


 ――所変わって魔界・魔王城――


「パパ、大丈夫?」

 ムスメは自分の親があまり見せることのない弱った姿を心配するように顔を覗かせていた。


 魔王自身、あまり本気で戦うことがない。だが、先の戦争の最後に使った必殺技の影響と、ゼロに近い残り少ない魔力を更に使い込んだ為に彼は既にフラフラとしている。

「ううむ、久々に魔力が枯渇しているので少し長めに休むことになりそうですな。これがあるから奥義を使うような戦いは嫌ですなぁ……」

 力無く笑いながら、支えているムスメにしか聞こえないような声の大きさで呟くように話す。


「今日もモー少し抑えればよかったのに」

 彼の行動に言葉と視線で釘を刺すムスメ。ホリが地面に足を取られて居る頃、彼は一人で山を探索をしながら少し周囲に潜んでいたモンスターの討伐も行っていた。

 ムスメが忠告しているのは魔王が自身の体調を顧みずにしたその行為。だが当の本人はそれを笑顔で返す。

「フフフ、年甲斐もなくはしゃいでいたようでな。彼のプランを聞いて楽しくなってしまったよ」


 顔を綻ばせていた彼はムスメに向かってバッと手を広げ、高らかに唄うように語り始めた。


「想像してみなさいムスメよ! 彼が建てた絶対的城壁! そしてそこに迫る敵軍!!」

「オォ?」とムスメは想像をしているのだろう反応をする。


 様々なポーズをしながら発言をしていく魔王、聞き入るムスメ。


「雷雲をバックに天から登場し、城壁の上に降り立つ私!!」

「オォッ…!?」とムスメは力が入っている。


「雷光と共に現れた私に畏怖する敵! そして魔法で薙ぎ払う為に特大の魔法陣を構成し、光輝く私!!」

「オォオ!」

 魔王の語りにムスメも興奮を始める。


「そして…魔法で薙ぎ払い、不敵な高笑いをする私を!!」

「オォ!!」

「これぞまさに魔王!! か、かっこよすぎですぞ私…!!!」

 魔王は自分が最高に輝くシーンを妄想し陶酔、対するムスメはそれは自分がやろうと考える。このこそがなのだという想いを抱いている二人。

 彼らはその際のポーズを今から考えねばならないと、楽しげだ。


「デモ……」とムスメが不安気に呟く。

「ダイジョーブかなぁ……、あの子達」


 魔王はその発言の意味が分からないと言わんばかりに首を傾げ、ムスメに問いかける。

「何故です? あの子達はアレで中々の強さ。心配すべきはホリ様では?」


 ソーなんだけどさぁ……と、何やら言いにくそうに頭をポリポリと掻きながらムスメは言い放つ。


「あの子達みんなメスだし。いきなりオス来られても困るじゃん」



 魔王城にその城の主の声が響き渡った――

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