べぇごま

回る回る

くるくるくると

堕ちる堕ちる

ふわふわふわと


其れは

盤上を回る

べぇごまに

良く似ていて

其れは

いつの日にか笑った

ワルツに

酷く重なって


心地よく

吐き気がした



今夜は厭に眠いまま



そう言えば

あの時

笑ったのは

果たして

どちらだったろうか

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る