好きに喋るタグ5
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悠利「アリーさん、お茶です」
アリー「そこに置いといてくれ」
悠利「お茶菓子いりますか?」
アリー「後で食う」
悠利「お代わりもピッチャーに入れてありますから」
アリー「助かる」
悠利「お仕事頑張ってくださいねー」
アリー「……見てないからって変なことするなよ」
悠利「しませんよー」
82
悠利「バルロイさん、本当にアルシェットさんのこと好きなんですね」
バルロイ「うん?当たり前だろう?アルは俺の大事な相棒だからな!」
アル「そう思うんやったら、少しは迷惑かけんようにしーや」
バルロイ「ん?」
アル「……この脳筋……ッ」
悠利「アルシェットさん、ファイトー」
83
アロール「……何してるの」
マグ「……?」
アロール「どう見てもそれ、買い出ししてきた昆布だと思うんだけど?」
マグ「出汁」
アロール「ユーリー!ここでバカが勝手に昆布出汁作って飲もうとしてるんだけど!」
悠利「え?ちょっ、マグそれ、備蓄用の昆布!」
マグ「出汁」
二人「ストップ!」
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フラウ「どうした、リヒト。青い顔をして」
リヒト「あぁ、フラウ、良いところに……」
フラウ「ん?」
リヒト「この荷物を酒場に運ぶように頼まれたんだが、昼間から呑んでる奴が今日は多くて、酒の匂いが……」
フラウ「解った。私が引き受けよう。……大丈夫か?」
リヒト「……大丈夫じゃない」
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レレイ「やっぱりお肉が最高だと思うんだよねー」
悠利「でもレレイ、お魚のおかずでも食べるよね?」
レレイ「ユーリのご飯は何でも美味しいよ?でもあたし、お肉が一番好きだなーって」
悠利「とりあえず、お肉のお代わりの前に、このサラダ平らげて」
レレイ「何で」
悠利「栄養バランス」
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レオーネ「当人自覚は無いかもしれないけれど、大概お人好しよねぇ」
ブルック「今更だな」
レオーネ「並以上のスペック持ってる弊害かしら。大抵のことはどうにか出来ちゃうんだもの」
ブルック「もう少し頼ることを覚えろとは思うが」
レオーネ「本当にねぇ」
アリー「聞こえよがしに言うな!」
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悠利「レオーネさんが来ると、ブルックさんの軽口が増える気がする……」
リヒト「まぁ、パーティーメンバーってのはそういうものだろうしな」
悠利「リヒトさんもですか?」
リヒト「俺は軽口言われる側かな」
悠利「う?」
リヒト「お人好しもいい加減にしろって」
悠利「なるほど」
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フラウ「…………ジェイク、寝てるのか?」
ジェイク「…………起きて、ま、す……」
フラウ「そうか。せめて日の当たらない場所に移動した方が良いぞ。焼ける」
ジェイク「そう、です、ね……」
悠利「フラウさんって冷静すぎて怖い」
ヤック「でも怒らないだけ優しいと思う」
悠利「確かに」
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悠利「そういえば、ブルックさんってお酒はどうなんですか?」
アリー「そいつは枠だ」
悠利「……枠?ザルは聞いたことあるんですけど」
フラウ「ザル以上に酒がたまらないだろう?」
悠利「…うわぁ」
ブルック「体質なのか、酔いにくくてな」
アリー「にくいじゃなくて酔わないだろ」
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ブルック「まぁ、酔わないからこそ好みの味付けの酒を飲むだけなんだが」
アリー「果実酒が多いよな」
フラウ「甘口の酒を平らげてくれるので私としては助かっている」
悠利「お二人は辛口なんですか?」
アリー「甘ったるいのが苦手なだけだ」
フラウ「甘口は悪酔いするからな」
悠利「へー」
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カミール「何か用事ですか、クーレさん?」
クーレ「いんやー?お前に用事じゃなくて、この先に用事」
カミール「おっと。クーレさんもですか?」
クーレ「まぁ、お前とは別件だろ。俺は依頼絡み」
カミール「俺は実家関係です」
クーレ「というかお前、何で情報屋に顔が利くんだよ……」
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悠利「アレ?クーレどうしたの?」
クーレ「よぉ、ユーリ。昼飯食いに来た」
悠利「出先で食べてくるんじゃなかったの?」
クーレ「何か早く終わってさ」
悠利「そうなんだ」
クーレ「お前何頼んだんだ?」
悠利「親子丼ー」
クーレ「美味そうだな。シーラさん、俺も親子丼でー」
シーラ「はーい」
93
レレイ「あ、フラウさんがスカート穿いてるー。ってことは、今日はお休みですね?」
フラウ「あぁ、その通りだ」
レレイ「フラウさん、仕事の時はスカート穿かないですもんね」
フラウ「動きにくいからな」
レレイ「スカートは嫌いじゃないんですか?」
フラウ「着飾るのは嫌いじゃないぞ」
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ミリー「アロール?どうかしたか?」
アロール「……ミリーか」
ミリー「……何だよ、その沈んだ顔」
アロール「レオーネさんが来てるんだ」
ミリー「うん?」
アロール「大量の服を持って。女性陣と楽しそう」
ミリー「……アタイ、これから買い出し行くけど、一緒に行くか?」
アロール「行く!」
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ジェイク「あのー、前から思ってたんですけど」
ヤクモ「何か」
ジェイク「いえあの、ヤクモって、こう、僕に対して目つきが悪くなってませんか……?糸目がこう、開いてるような……?」
ヤクモ「気のせいであろう」
ジェイク「気のせいかなぁ……?」
一同(気のせいじゃない……)
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アル「……アンタら、気をつけや」
クーレ「は?」
ウルグス「はい?」
アル「下手したら、卒業してもそのままや」
クーレ「アルシェット姉さん、不吉なこと言うの止めてください!」
ウルグス「あいつは勝手にどっか行くと思うんですが」
クーレ「甘い」
アル「甘いわ」
ウルグス「何で!?」
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マグ「……ん」
レレイ「え?くれるの?良いの?」
マグ「……(こくり)」
レレイ「ありがとう!マグ優しいね!」
マグ「……(黙々と食事続行)」
カミール「ウルグス、アレってさぁ」
ウルグス「多分、渡しても良いと思ったのを渡して、必要なのを確保してるやつ」
カミール「だよなぁ……」
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悠利「うーん?」
クーレ「どうした?」
悠利「常備菜が減ってるんだよねぇ」
クーレ「具体的に中身は?」
悠利「バイソン肉のしぐれ煮と、昆布だしで作ったキュウリの浅漬け」
クーレ「犯人丸わかりじゃねぇかよ!」
悠利「食べるなら報告欲しいなぁ」
クーレ「そこ!?」
悠利「追加しなきゃ」
99
ブルック「お前は、何故、戦闘になると頭が回るんだろうな?」
バルロイ「え?俺は言つも通りだけどな?」
ブルック「別人格としか思えないんだが」
バルロイ「えー、アルー、ブルックが変なこと言うー」
アル「ウチにも最大の謎なんです」
ブルック「そうか」
バルロイ「アル!?」
100
悠利「女性陣で一番筋肉質なのって誰なんですか?」
フラウ「私じゃないかな」
悠利「レレイとかマリアさんじゃなくて?」
フラウ「あの二人より、私の方が見た目の筋肉は多いと思う。二人は元々力持ちだからな」
悠利「なるほどー」
フラウ「多分、体重も私が一番重い」
悠利「背も高いですしね」
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