好きに喋るタグ4

61

悠利「アルシェットさんって、何であれだけ怒りながらもバルロイさんと一緒にいるんですか?」

アルシェット「…腐れ縁やろな」

悠利「わー、凄い遠い目ー」

クーレ「姉さん…」

アルシェット「ははは、クーレ、明日は我が身やで、アンタ」

クーレ「止めてくださいよ!不吉な!」

悠利「あはは…」





62

アリー「お前、飽きたら別に俺に付き合わなくても良いぞ」

ブルック「ん?」

アリー「だから、」

ブルック「心配するな。お前の一生分ぐらい、俺には瞬きだ」

アリー「……長命種の価値観はわからん」

レオーネ「そいつの場合はただの負い目と過保護だと思うわよぉ」

アリー「だから湧くな」





63

アリー「何でお前は呼んでもいないのに湧くんだ」

レオーネ「ユーリちゃんに会いに来たついでよ」

アリー「来るな」

ブルック「まったくだ」

レオーネ「別に良いじゃないの。あ、ブルックこれ、お土産のパウンドケーキよぉ」

ブルック「良く来たな」

アリー「お前は甘味で掌返すんじゃねぇ!」





64

シーラ「え?ナンパ?ないない。うちのお店にそんな人は来ないわよ」

悠利「そうなんですか?シーラさん美人だから、ナンパされるのかと思いました」

シーラ「まぁ、何も知らない人は声をかけてくるんだけどね」

悠利「…ハイ?」

シーラ「だいたい、お父さんに一喝されて終わりよ」

悠利「あ……」





65

悠利「ブライトさんとレオーネさんって、親しいんですか?」

ブライト「まぁ、それなりにな」

悠利「そうなんですね」

ブライト「たまーに無理難題吹っかけに来るけど、センスは抜群だからな」

悠利「なるほど」

ブライト「あいつを苦手にしてる職人もいるからなぁ…」

悠利「あ……(察し)」





66

ティファーナ「そういえば、フラウはあまり浮いた話を聞きませんね?」

フラウ「あまり興味がないな」

ティファーナ「そんな気はしています」

フラウ「あとはまぁ」

ティファーナ「はい?」

フラウ「私より強いか、潔く守られてくれるかでないとやりにくい」

ティファーナ「あらあら、大変ですね」





67

レレイ「お腹すいた…」

悠利「ご飯食べてデザート食べてそのあとおやつも食べたのに?」

レレイ「動いたもん…」

悠利「仕方ないなぁ。はい」

レレイ「やったー♪」


ヘルミーネ「あれで太らないとか、的にしたい…!」

アロール「全部避けられるんじゃない?」

ヘルミーネ「そうじゃなくて!」





68

フラウ「ブルック、ちょうど良いところに」

ブルック「どうした、フラウ?」

フラウ「いや、以前助けた相手にお礼としてルシアさんのケーキをもらったんだが、食べきれそうになくて」

ブルック「……」

フラウ「チーズケーキを食べたら他が食べられないので引き取ってくれ」

ブルック「喜んで」





69

悠利「デートですか?」

ティファーナ「あら、そう見えますか?」

悠利「お二人は仲良しですよね」

ティファーナ「えぇ、仲良しですよ。三人で」

悠利「え?」

シーラ「ティファ姉!このスカートどうかな?」

ティファーナ「あら、可愛いですね」

アルガ「……俺は荷物持ちだ」

悠利「なるほど」





70

アロール「ヘルミーネさ」

ヘルミーネ「なぁにー?」

アロール「そんなに甘味食べまくってて贅肉付かないの?」

ヘルミーネ「太ってないもん!」

アロール「そのうち飛べなくなったりして」

ヘルミーネ「太ってないって言ってるでしょ!」

アロール「そのうちぶくぶくに」

ヘルミーネ「アロール!」





71

ヤック「何やってんの、アレ」

カミール「アロールの暇つぶしじゃね?」

ウルグス「女子って容赦ねぇ…」

マグ「…?」

ヤック「うん、どんだけ食べても太らないマグには解らない話だよね…」

ウルグス「俺ら、食べた分消費するしな」

カミール「レレイさんもな」

ヤック&ウルグス「「……あー」」





72

バルロイ「なー、アル」

アルシェット「なんや」

バルロイ「アルはハーフリングだから、俺より先に死ぬんだよなぁ……」

アルシェット「せやな。うちらの寿命はアンタらに比べたら短いさかい」

バルロイ「そっか」

アルシェット「せやかて、冒険者なんていつ死ぬかわからんやろ」

バルロイ「んー」





73

悠利「そういえば、ブルックさんって何歳なんですか?」

ブルック「…………」

悠利「ブルックさん?」

ブルック「……500を越えたあたりで面倒になって数えるのを止めた」

悠利「……うわぁ」

ブルック「まだ1000はいってないと思うんだがな……」

悠利「ざっくりですねぇ……」





74

ルークス「キュー?」

ジェイク「おや、どうしました、ルークスくん?」

ルークス「キュキュー?」

ジェイク「…えーっと、首をかしげている、で良いんですか?」

アロール「何で今日は倒れてないの、だって」

ジェイク「え」

アロール「いつも拾ってるもんな」

ルークス「キュウ」

ジェイク「え」





75

ヤック「アロールって、カミールには特に辺り強くない?」

アロール「あいつが一言余計なんだ」

ヤック「カミールって割とその辺上手だと思うけど……」

アロール「僕相手には一言余計なんだよ、あいつ」

ヤック「へー」


ウルグス「何でだ?」

カミール「反応が面白い!」

ウルグス「……お前な」





76

ティファーナ「レオーネのセンスは素晴らしいですわね」

レオーネ「ありがとう。美しいものはより美しくしたいのよ、あたくし」

ティファーナ「その右手もそうなのかしら?」

レオーネ「えぇ、素材は悪くないもの」

レレイ「そろそろ離してくださいー」

レオーネ「ダメよ、逃げるでしょ」





77

ティファーナ「あら、似合いますね、フラウ」

フラウ「ありがとうと言うべきなのだろうか、これは」

ティファーナ「とてもお似合いですよ。貴方の凜々しさがより一層伝わりますし」

フラウ「そうか」


レレイ「フラウさん格好良いね、クーレ!」

クーレ「似合ってるけど、あの衣装男物だよな…?」





78

悠利「暑い日続いてるけど、イレイス体調大丈夫?」

イレイス「えぇ、大丈夫ですわ。ご心配おかけしてすみません」

悠利「ううん。イレイスは自己管理出来る方だから平気だって思ってるんだけど、念の為ね」

イレイス「?」

悠利「ここ数日、暑い時間帯にジェイクさん倒れるから」

イレイス「……」





79

ヘルミーネ「イレイスと買い物に行くとすぐ変なのに絡まれちゃう!ナンパ鬱陶しい!」

アロール「ヘルミーネも黙ってれば見目は良いからね」

ヘルミーネ「アロール、どういう意味よ!」

アロール「そのままの意味だけど?」

ヘルミーネ「生意気!」

アロール「どうも」

ヘルミーネ「褒めてない!」





80

ヤック「クーレさん、レレイさんの相手疲れません?」

クーレ「疲れる」

ヤック「あ、やっぱり疲れるんですね……」

クーレ「疲れるけど、食べ物で釣れるからまぁ、楽ではある」

ヤック「食べ物で釣れる」

クーレ「あと、寝たら忘れるし」

ヤック「寝たら忘れる」

クーレ「……言ってて空しい」

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