スクルージ・バンクシー

価値を支配するもの


・外見


灰色の髪、やせ細り皺くちゃな顔、ネズミを思わせる老人。

猫背で枯れ木のように細身、小柄で肉体的に強そうには見えないが、足腰は丈夫でキビキビと歩ける。

仕立てのスーツ、高級品だが年季が入っており、長年愛用していることから元は取れてる。


・経歴


②のコロニーマスター。

いわゆるハゲタカファンドによる買いあさりで財を成した富豪。資産と敵と不幸以外に生産したものがないほど完全に利益重視の姿勢でこの地位にまで上り詰めた。

カンパニーには共同経営者としてスポンサーの一部からねじ込まれており、とにかく以前のような黒字に直すことが求められている。

個人としては不老長寿に興味があるが、儲けに繋がらないとあまり金は出してない。


・性格


サイコパスなケチ、自身の住む場所も仕事用のパソコン機器とセキュリティマシーンしかなく、生活感の一切ないだだっ広い部屋に一人でいる。

一方で口は上手く、見てくれの印象を差し引いても絶対お得と思わせるプレゼンテーションを繰り返し、詐欺に近い契約でここまできた。

経済学に特化しているとは言え、基本的な知能は高く、最低限の教養と戦闘知識から、普通に優秀な人材と自負している。


・能力


プライスレス、対象の人物と対象の物との間に立つことで。人物が感じるものへの価値を増減させる。スキルや魔術、チートではなく高度な心理学によるもので、催眠術に近い。

価値は関連するものにも反響し、例えばトマトの価値を下げれば、ケチャップも赤色もその他関連性が強いものほど影響を受けて下がる。

下がった場合は憎しみではなく、無関心である。

そして価値とは愛でもある。

身体能力は老人だが、立ち回りと話術、知能を用いていくつもの暗殺を切り抜けており、なかなか死なない。


・方針


利益追求主義、例えボーナスが出せるほどの黒字になろうとも、従業員を皆殺しにして給料を削減するとか平気でやろうとする。

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