③ワイルドアームズ

サイバーパンク&ウェスタン


・概要


強大な太陽光発電と、プラスチック製造工場、プラズマ球とそれが産み出すプラスチック屑でできた砂漠なコロニー。ほとんどが砂漠。

ここで作られるプラスチックがコロニーの天井部分の材料なので、潰れると困るため、有望なエンジニアを優先して集め、色々と資材も集めた結果、潤沢な電力も相まって暴走している。特にサイボーグやアンドロイドといったかマシーン系列に特化し、更に銃器などの規制もゆるいため、世紀末西部劇が繰り広げられている。

比較的規制が緩く、入りやすくて出られない。


・傾向


慢性的な物資不足と、過剰な戦闘力、安価な銃器類のため、金額としては低いものの、命の関わる犯罪が多い。

また、犯罪者の逃亡先ともなっていて、それを追っかけてくる物好きもいる。


・酸素


プラズマ。

そこかしこに建てられている発電塔の上でバチバチやってる青色の光の玉、外周囲の灰を分解して二酸化炭素から酸素を合成する。かなり効率的で、元となる灰はいくらでもあるため、豊富な酸素を供給できるのだが、その結果、砂つぶほどのプラスチック屑が大量に出る。このプラスチックは自然分解しにくく、燃やす訳にもいかず、頓挫している。

一応、プラスチックで天井が作れるため、ここだけ例外として続けている。


・地理


日中は地獄のように暑く、夜は普通に暑い。

プラスチック屑の砂でかなり起伏に富んでいて、見た目以上に移動が大変。

太陽光発電。所々に透明な塔のようなものが建てられていて、ここから電力が供給される。超技術により、風力発電のように太陽光が通過するだけで効率よく発電しでき、かつ日陰を作らない。

目元にはその電力を狙った集落ができており、更に砂の下敷きになったままほおっておかれている色々を掘り集める一派もいる。


・特産


プラスチック、いっぱいある。透明度が高く、高熱で解けて加工はしやすい。発火点はかなり高く、普通の火に放り込んだぐらいじゃ燃えないが、一度燃えると高温となり、退路湯の酸素を消費しかつ猛毒の煙を出す。

プラスチック火薬、プラズマでプラスチックを再加工して爆発しやすくした白色の粉。通常の火薬に比べて威力は低いが安価で、密造ができるため人気がある。また関連商品として他では使い道のない銃器も大量に持ち込まれている。

サバネティックス、豊富な電気、砂の下の色々を用いてサイボーグなりロボットなりが盛んに造られている。そのほとんどが体系化されてない独学のもので、時折飛びぬけて優秀な作品が産まれたりする。

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