初任務
「じゃあ、最初の任務は物資運搬の護衛任務かな」
「護衛任務ですか?」
「そう、この対レイダー物資をアラスカのバルディーズまで運ぶからその護衛だね」
最初任務は物資運搬の護衛か、まぁ無難な仕事だ
「けど、もしレイダーが出現したら」
「一応、航路にレイダー発生予兆は観測されていないし予兆が観測されたところは避けて航路は組んである、それに君たち一版だけじゃないから安心して」
「そうですか、それはよかった」
初任務で僕たち一人だと流石に心もとない
「了解しました、で、任務開始はいつ頃ですか?」
「ん?あ~・・・」
「まさか・・・」
嶺二が何かを察したか露骨に嫌そうな顔をする
「フフ、君は感がいいね、3時間後だ」
「・・・」
ドヤ顔で言ってるけど僕たちがこの任務を聞いて3時間後に任務開始・・・
「護衛任務って海の・・・船の上で何日か過ごすってことですよね?」
「そうだね」
「なんにも準備してないですよ!」
え!着替えとかいるのかな!?
「・・・準備なんていらないよ、旅行に行くわけじゃないんだから」
「そうなんですか?」
「うん、持ってくものなんて武装と軽めの食料、あとは作戦関係の各書類、ライセンス、パスポートぐらいだよ」
「そうですか、じゃあいいんですが」
「うん、それじゃあもう船は港に停泊してるし、じゃあ今よりえーっとそうだな・・・」
最上司令官は少し考えこみ、なにかひらめいたように
「葛城班!葛城くんが一応班長だから今日から君たち三人は葛城班で行こう!じゃあ葛城班、任務開始だ、無事を祈るよ」
「「「了解」」」
僕たちの初任務が始まる
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます