EP0 願と呪
願いの最果て。
見知らぬ大地。見知らぬ空。
巨人は静かに佇む。まるで魂を抜かれた亡者の如く。
「結末は刻まれた。願いは呪いへ。希望は絶望へ。・・・駄目だったよ、僕には。」
とても悲しい夢を見た。とても報われない夢を見た。
でも、それ以上に悲しかったのは。
この結末を受け入れた「君」が何より・・・報われないと思った。
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