嘘と笑

月のきおん

第1話

笑いは人に良い作用がある


確かに笑うと周りもつられて笑う


小学生の頃、クラスの子に笑った方が良いと言われた


他の子にも言われて


何年か経ち又、同級生に女の子は笑顔の方が可愛いんだよ、笑ってね、と言われた


私はそんなに暗かったのか


目がよどんで居たのかな


こんなに言われて、私はとても幸せだったなぁ

皆に心配されて居たなら


私は愚か者だな

だってまともな人生歩んだ訳では無かった


皆をも不幸にしていたなら

ろくな死に方しないなぁ


だが少し違うのは、全部嘘で笑っていた訳でも無いし

偽りの顔は実際は平凡な顔だった


全て嘘でも無いよ

好かれようが嫌われようが人生一度きり

残っても残らなくても

最後に笑えなくても

悔いの無い生き方をと思う



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

嘘と笑 月のきおん @kioco

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る