でかける
三日経った。
ミッジはこの動物が来てから家の前の海をいっぺん眺めに出ただけだ。
彼女はこのまま二人で、いや一人と一匹で閉じ籠っているのはよくない、と思った。
とにかく気分を変えたかった。
漁港の北側から重油の回収作業が盛り上がりに盛り上がっている声がする。
干潮に表れる小さな砂の波打ち際にも、岸壁にも、浅瀬にも、夏だというのにビニールの上下に手袋、ゴーグルに分厚いマスクという出で立ちの島民や、軍から派遣されてきた若者たち、ボランティアの人々がスコップで重油を掬い上げ回収袋に詰める作業に没頭している。
彼らが身に着けている重油の毒性から身を守る装備は全てディスポーザブルで、やっと本土の行政組織から届けられたものだ。
袋に詰めた重油は、漁船の舫い場の旗を立てた場所まで運んでおくと、業者の回収船がやってきて持っていってくれる。
体力が有り余っているのか、やたら熱くなっている若者が場を仕切っているがそれはそれで和気藹々と楽しそうだ。
「これ終わったらまたうちに来いよ、ビールしこたま冷やしてるからよぉ」
「昨日もだったろうが。お前んとこの嬶ぁ、悪魔みたいな顔してこっち見てっぞ」
マスク越しの笑い声が風に乗って聞こえてくる。
頭痛やめまいを訴えるものも多い中、暗く重くなっていきそうな気分が彼によって随分救われていた。
グロッサリーのおかみも、昼時までは留守にする旨を店頭に貼り紙し、差し入れの缶ジュースを詰めたクーラーボックスを手曳きのトレーラーに載せ、店を閉める支度をしていた。
「あ、おばちゃん、今日は休むんだ」
振り向くと、島の裏側で独り暮らししている若い女が汗だくで立っていた。
「ああ、ミッジおはよう……って、何だいその子」
ミッジは胸には大きく膨らんだインド綿の布包みを結わえている。
そこには、抱きかかえて運ばれるには少々育ちすぎているように見える黒髪の男児がすっぽりと収まっていた。
ミッジは、ピトーを置いてきたかった。
実際、よくよく留守番を頼んで
「いい子にしてたらお土産買って来てやる」
と言い聞かせたのだがやはり通じるわけもなかった。
自分を置いてどこかへ行こうとしているのはわかるようで、足元に纏わりつく。
ただでさえ傾いでいる歩行がさらに危なっかしくなる。
背後に続いて外へ出ようとするピトーを押しのけ、慌ててドアを閉めると何かが挟まる感覚が手に残った。
ぎゃあああっと、幼児の悲鳴が上がった。
「あ! ごめん!」
ドアを開けると、戸板のすぐ裏にいた人魚が、ドア枠から右手を離して宙に持ち上げた。力を抜いた指の間に水掻きをたるませている。
ピトーは顔を真っ赤にして、泣きだした。
「ぎいいいいい」
しゃがみこんで、ドアに挟まれたその手を見ると、人差し指、中指、薬指の第一関節が赤くなり、見る間に腫れてきた。徐々に内出血のどす黒い色も差してくる。
「あああああ……」
この腫れ方だと、ヒビが入っているかもしれない。
急いで家の中へ戻り、古びた救急箱を取り出す。木製の救急箱には愛らしいナースの柄が描かれていたが、今は剥げちょろけて何となくおどろおどろしくなってしまっていた。
冷凍庫に入れている保冷剤でとりあえず腫れた部分を冷やしながら湿布を貼ってネットで固定し、包帯がうまく巻けないのでその上から鍋つかみのミトンを被せて軽く紐で縛った。
「痛いよね……」
「ぎい」
当然のことながら、この島にある診療所に診せるわけにはいかない。
診せれば、おそらくこの子の人生は終りで、知の探究を口実にミッジの手から取り上げられてしまう。
本土の連中の手に渡れば、生きている間狭いところに閉じ込め管理され、組織を採取され、死ねば標本にされる。
おそらくは、ミッジが水族館で見た珍種の古代魚のように腹を裂いて、大きく広げて。
あるいは一つ一つの器官に分けて。
それは、考えるだけで身震いするほど嫌だった。
ひょっとすると発信機を付けて追跡され、群れなどと一緒に衆目の下に曝されるだけで済むかもしれないが、それがこの生き物の幸せにつながるとは思えない。人間と接触した伝承をひもといても、幸せな関係を築けたケースは皆無だ。
「はい、これで大丈夫」
ミッジは落ちないシミがついているキルトのミトンをそっと撫でた。
大丈夫かどうだか、本当はわからない。
その言葉には、無理に込めた確信が空回りしている。
「すぐ直るって。ミッジ様がチューしたら、おてて痛いのもぶっ飛んでくんだぞー」
昔、痛い目に遭ったときにミッジの母もそう言ってミッジの頬にキスしたものだ。
唇に触れたピトーの頬は柔らかい。
「ほら痛いの治ったろ? 男は泣くもんじゃないよ」
人間という生き物は、野性が薄れたからと言って完全に動物的本能から切り離されたわけではなく、残り香と肌の感触だけで男か女か9割近い者が言い当てる。
こうして体温や匂いを感じているうちミッジは、この人魚はオスだと結論付けていた。
「じゃあ、お留守番してな」
よいしょと両手をついて、ゆっくり立ち上がるとミッジはもう一度ピトーに留守番を頼んだ。
「何かうまいもん買って来てやるから」
ピトーは顔を顰め、ミッジを見上げ尻尾まで地面に広げて大きく上に伸びあがり、ぎりぎり体を支えられるところで両手をミッジに向けて拡げた。
「ミッジ、あっこ」
抱っこ、と言っているつもりらしい。
幼児番組を見ているうちに、いくつか言葉を覚えたピトーに、ミッジは困惑している。
――こいつ、どんどん人間みたいになってきてる。
最初人間だと思って助けた子どもが人外だと気づき、言い伝えどまりながらその肉の効能を知った途端、できる限り人間でないと思おうとしはじめた自分の薄情さに追いすがるように、この人魚はだんだん人間の暮らしに馴染み始めている。
「おてて、いたいいたい、あっこ」
ピトーは厚ぼったいミトンを嵌めた右手を掲げて見せた。
「ミッジ、ピトー、あっこ」
ピトーは、もう置いていかれるのは絶対に嫌だった。
一人になるとろくなことはないのだ。
「あんたの子かい?」
店のおかみはよろめいているミッジに椅子を勧めながら訊いてきた。
ネットで調べて急ごしらえしたスリング(赤ん坊を入れ胸に抱えるためのストール状の布)を左肩にかけていたミッジは、ゆっくりと座り荷重を膝に逃がし、呻いた。
大凡、スリングは新生児から2歳前の子どもを入れるものだが、そこに収まっているのは3歳児大のちびっ子人魚だ。
きつい。その一言に尽きる。
「そんなわけないでしょ。親類の子ども預かってんの」
「へえ……かわいい子だねえ」
漁港の南端にある連絡船の船着き場がこの店の目と鼻の先にあり、チケットの販売をこのグロッサリーに委託されているため、彼女は島に出入りする人間を把握しているが、この子どもも、その付添いも見たことがない。
不審そうな目つきで、おかみはピトーを眺めた。
ピトーは、人生で二匹目の人間に出会い、くりくりした青い目でおかみを見返している。
「ぼうや、おなまえは?」
「ぎ」
あやすような口調に上機嫌でピトーが何か返事しようとしているところへ慌ててミッジは言葉を被せた。
「こいつピトーってんだ。いい名前だろ?」
「ピトー!」
ピトーはさらに自分の暫定名を無駄に元気よく発音し、面食らったおかみはピトーとミッジの顔を穴が開くほど見つめた。
「ミッジ、この子……」
この反応は想定内だ。
「あの、もしかして…」
ミッジは道々考えてきたショートストーリーを披露することにした。
「こいつ、生まれつきいろいろあって、歩いたりとかうまく会話したりとか、そういうのできなくってさ……」
「……そうかい……それで抱っこしてんだね」
「こいつの親が三日前の夜中に海上タクシーでこいつをうちまで連れてきたんだ。病気で入院するからその間世話を頼むって」
そう、夜中の海上タクシーであれば、店は閉まっていておかみも乗降客を把握できない。
「あんた、自分の身体もままならないってのに、なんでそんな……他に頼る先はなかったのかい? 本土には託児所だってボランティアだってあるだろうに!」
「どこもいっぱいで、だめだったんだってさ」
「まあ……バギーとか車椅子とかはないのかい?」
「あ……ああ……どうせずっと家ん中にいることになるだろうしってんで……」
「ああああ、この子が着てるの、まさかあんたの服じゃないだろうね!」
「服汚しちまって……洗い替えがなくて」
おかみはキャンディスタンドからストロベリーの棒付き飴を抜き取った。
「ぼうや、これ食べるかい?」
スリングから手を伸ばそうとするピトーに先回りし、ミッジがキャンディを受け取った。
「あんた、ちゃんとこの子の世話できるの?」
「できるかじゃなくてやんなきゃいけないし。今日までは何とかうまくやってるよ」
ここで実に間が悪いことに、ピトーがごついミトンを嵌めた右手を出した。
「おてて、いたいいたい、ねー」
無邪気な言葉に、ミッジは自分の顔から血の気が引くのを感じた。
「あら、ぼうや、ケガしたの?」
「いたいいたい」
「たいしたことないんだって! ただこいつが大袈裟に騒ぐから」
ミッジはおかみの視線から逃れようと、利かない右手と人魚の重量を肩に支える左手でキャンディのパッケージフィルムを剥こうとしたがなかなかうまくいかず、結局見かねたおかみの手を借りた。
ピトーは満足そうに棒付きの赤い飴を咥え、2秒で噛み砕いてしまった。
おかみは、右半身に問題を抱えている若い女に向き直った。
「この子、うちで預かろうか? 本当は面倒見切れないんだろう?」
「いや、それは」
「このくらいの歳の子はほんとにいろいろやらかすし利かん気も強いよ。あたしゃ何人も育て上げて慣れてるからさ」
「そんなの二十年以上の昔でしょ?」
「こういうのは身に染みついて忘れないもんなんだよ」
ピトーが人間であればどんなにありがたい申し出だっただろうか。
「大丈夫だって」
「大丈夫じゃないよ。現にこの子ケガしてるじゃないか」
小さな子が珍しい小さな島だ。おかみは押し気味になった。
「安心して、うちに預けな。大丈夫、しっかり面倒見るよ」
この子育てについては絶対の自信を持つ女はすっかりその気になっている。
しょうがない。
ミッジは更なる芝居を打つことにした。さっきの完全フィクションと違い、こちらは少々脚色はしているがドキュメンタリー仕立てだ。
「あのな、おばちゃん……」
「……え?」
ミッジはしんみりと言った。
「……私ね、子ども産めないんだ」
厄介なことに月経はまだあり、産めるのかもしれないが、産んだらとんでもないことになるのはわかりきっている。
「え?」
「病気で、もう子ども産むの無理なんだ」
こんな話をいきなりされると、どう返せばいいか困るものだ。
ここで話のペースを一気に自分の方へ持っていく。
「こんな体でもいいから嫁にっていう男がいるわけないでしょ? おばちゃんだって、コリーンがこんな女を嫁にするって連れて来たら、ちょっとはブルっちまったでしょ?」
「……ミッジ……」
「気ぃ遣わなくていいよ。わかってるから」
今朝スープに割り入れて食べたクラッカーを棚に発見し、身を乗り出そうとしているピトーをミッジは小さく制止し、抱きなおした。
「……あったかい家庭とか、自分の血を分けた子どもとか、私には大それた夢なんだ」
同情を大人買いして畳み掛けていく。誰にも言っていない自分の悲しみや淋しさは、その芝居がかった気分にくるんでしまう。
「……」
「だから……私は今、自分が産めなかった子どもと暮らしてるみたいな気分なんだ。こいつも私に懐いてくれたし……」
ぽつぽつと言葉を切って話す。
北の方から重油除去作業に勤しむ人々の賑やかな声が聞こえた。
「もうだめだってなれば、電話するから……ちょっとの間、二人っきりで、やれるとこまでやらせてよ」
おかみは鼻白み、ミッジの顔から視線を落とした。
ややあって、彼女はピトーが凝視しているクラッカーの箱を手にとってレジの台に載せた。
「これが要るんだね」
「ぎっ」
「ピトー、ミッジが好きかい?」
――「すき」? この言葉は知っている。
ミッジは優しい。
怒ることもあるしぺしっとやられたこともあるが、水を吹き出してふっ飛ばしてきたり、低周波で痛めつけたり、高周波で怒鳴ったりしない。
「すき!」
ピトーはスリングの中で腹側にくるんと丸めた尾をばたつかせ、脚の痕跡を蠢かせた。
「そうかいそうかい。じゃあ、ミッジによくよく可愛がってもらうんだよ」
そんな感じの言葉を、今朝ミッジが言っていたような気がする。
それは確か、こんな風だった――
「ピトーかわい!」
初老の女店主はちょっと鼻を啜って笑い出した。
「ミッジ、ちょっと待ってな」
店の奥の倉庫に引っ込んだおかみが戻ってきたとき、折りたたんだ幼児用バギーを抱えていた。
ミッジの前で、彼女は古びたバギーのストッパーを外して座面やシャフトを広げ、使える状態にして少し動かして見せた。少しガタピシしている。
きぃきぃ音を立てる部分に油を差し、彼女はもう一度折り畳み、また広げた。
「これ、貸すよ。壊れてもいいから。そんなんじゃ、買ったもん持って帰るのも一苦労だろ?ほら、ここんとこ、バッグ吊るせるようになってるから」
彼女は、他にも役立ちそうなものを後で息子のコリーンに届けさせるから、と申し出た。
「ありがとう。ほんと助かるよ」
「島じゃ買い物だって大変じゃないか。通販だって送料高くつくし、子どもの服とかみんなこうやって使い回ししてるのさ」
ミッジはスリングごとピトーをバギーに載せ、心からありがたく思いながら店を出た。
ピトーは後生大事にクラッカーの箱と牛乳パックを抱いている。
バギーを押し、右に傾いでとぼとぼ歩くミッジの後ろ姿を見送りながら、おかみは思った。
父親は女と逃げ、母親は急逝、自分は病気で失業中。
子供が望めず、押しつけられた親類の子はあんな風。
「……可哀想に」
バギーに乗ったややエキゾチックな顔立ちの子が、終始脚を出さず芋虫のようにまるまっちく縮こまり、布にくるまっていたのを思い出しながら、彼女は十字を切った。
今、ピトーは汚れたカーペットを剥がして捨て、剥きだしになった床に横倒しに丸まって午睡している。
口を小さく開けて、時々わななくような溜息をつく。
まくれたTシャツから脊椎の骨棘が間欠的に丸く浮き出て、微妙なもっちり感のある下半身の皮膚へ続くのが見え、右手には鍋つかみのミトン、左手に握られているのはピープー音を立てる古いビニール人形だ。甘噛みの歯型がたくさんついている。
子どもの、いや大人になってもなのだが、寝顔というものはどうしてこんなに「生きている」ことを前面に押し出して、見るものに生々しい嫌悪であったり憐憫であったり、あるいは欲求や慈悲というものを起こさせるのだろうか。
まだミッジは逡巡していた。
あれからピトーが寝ている間にそっと爪や髪をほんの少し切り、呑み込んでみたがまったく何の効果も感じない。
やはり、死んだ角質細胞だと効果がないのだろうか。
やはり温かい血の通う、フレッシュな部分を口にしないとダメなのだろうか。
――こいつだって私を噛んだんだし
――あんなきったなかったの、素手て洗ってやったんだし?
――カーペットとかもダメにしたし、肉の一片ぐらい、ありだよね? ね? ね?
ピトーと自分自身に必死に言い訳しながら、Tシャツの隙間から覗くピトーの白い背をじっと見つめる。
やるなら背だろうか。
背中なら痛覚を感じにくく、もしピトーが目を覚ましてもミッジに何をされたか視認しにくい。
そんなことを考えている自分に怖気を感じた。
ピトーに痛みや恐怖を与えて、きらきらした青い瞳に宿る信頼や尊敬を失うのも耐え難い。
そんなに都合よく行くものか。実に自分勝手だ。
どうせこれは近いうち海へ帰す。
どんなに懐かれていようと、それは変更しようのない決定事項だ。
人間の与える変なエサにぴょこぴょこ喜んでいるピトーがすっきり海へ戻るには、却って情などない方がいいに違いない。
素肌に重油をべっとり纏わりつかせていたというのにうんざりするほど元気な人魚は、非常に丈夫な生きもののようだ。少しくらい体組織を切り取ったって大丈夫だろう。
そして私は健康体を取り戻し、ピトーは海へ戻って人知れず暮らす。
これこそがハッピーエンドではないか。
自分の命と、警察に訴えたり弁護士を立てて来たりなど絶対にしない想像上の動物の気持ちとどちらが重要か馬鹿でも分かる。
しかし、こうも思う。
疑うことを知らぬこの子の親愛の情を失ってまで、単なる言い伝えを信じる価値はあるのだろうか。
ピトーが目を丸くして驚き、徐々に喜びの表情に変わるところ。
遊べ、と近寄ってきては膝によじ登り、相手にしなかったらブーイングしながら床の上を端から端まで転がり回るところ。
ドアの表裏のノブを両手で掴みぶら下がって遊んで、バスルームのドアの蝶番を壊してしまい叱られた犬のような顔をしたところ。
何かよくわからない単調な旋律を、一生懸命歌って聞かせてくれるところ。
夜、トイレに起きてベッドへ戻ると、ピトーが起き出していて何事かぐじゃぐじゃ言いながら泣いて抱きついてくるところ。
そんな行動の数々がきらきらして見え、普通の幸せというものを諦めたミッジの心に波風を立てる。
第四の本能と呼ばれる承認欲、そして愛する対象を探す保護欲が、より低次で、その分強い「生きたい」欲のためにこの生き物に血を流させようとする自分と大喧嘩する。
とにかくピトーの泣き顔が、泣き声が怖かった。
自分の本当の思い、自分の幸福とは何かという問題に、首根っこを掴まれて無理矢理向き合わされる、そんな気がした。
つづく
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