聖騎士となった弟の行方を求める美しい女死霊術師・ロズワグン。
襲われ、絶体絶命となった彼女を助けたのは、赤土色の瞳を持ち、不思議な雰囲気を纏う異郷の剣士・征四郎だった。
卓越した剣技を持つ征四郎と、狐耳の美女は、不死といわれる聖騎士を屠るすべを見つけるため、ともに旅をすることになるが……。
奥行きのある重厚で独特な世界観と、刃のように切れ味のある戦闘シーンが魅力的なハイファンタジーです。
話が進むにつれ、さまざまなキャラと国が登場し、思惑が絡んでいくのも見どころの一つ。
第一部完となりましたが、まだまだ色々な謎が隠されている上に、人物同士の関係も動いていく予感にあふれており、第二部も楽しみです!