短文で気軽に読めてしまう新感触小説。死人の語り口調が淡々と続いていく中、不思議な世界観でお話しが進んでいきます。短くあっさりと書かれたこの小説、目に浮かぶ風景が美しいです。
来訪してくださりありがとうございます。 ひとつでも楽しく読んでいただけたらそれで幸いです。 今後とも何卒よろしくお願いします。
1話1話が呟きの様に綴られる構成。黄昏の世界で自分の生きた証を探し続ける。終わってしまった心であるからこそ淡々と内から零れた言葉。それが連なり創られた、ある種の抒情詩なのではないかと。
死人ちゃん、なんか可愛くて好きです。これは死人ちゃんの自分探しの旅でしょうか?タイトルと冒頭の下りから衝撃を受け、そして話が進む毎に中毒になってしまいました。
1話1話の分量がそこまで多くなく、読みやすいにもかかわらず、物語を想像しやすく面白い!個人的に設定も好きです!
生まれて初めて読んだ『ゾンビ文学(?)』。アンデッドが出てくる話は幾つか読んだが本作はゾンビ(だろう、多分)に主体性と言葉の力を授けた点が秀抜である。
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