第44話 捜査一課の大逆襲!?

 警視庁捜査一課のフロア。

 多くの優秀な刑事たちが各班に分かれて、それぞれがそれぞれの使命を希求し、懸命に働いていた。全ては東京都民の生活と安心のために。

 そうだというのに、その模範であるべき捜査一課長、新丸子安男は腑抜けのごとく左腕の肘を立てて首をちょいと寝かせ、右手で、のんきに鼻毛を抜いている。

 どうも最近、新丸子のやる気はなくなっているようで、「五月病かな?」とか「近々、群馬県警に左遷されるらしいよ」などと悪い噂を立てられている。ああ、群馬県民の皆さま、左遷の対象にしたりして誠に申し訳ございません。あくまでもこの小説はフィクションですので、変な県民差別などの意図は作者には毛頭ございません。

 課員の誰もが、白い目で新丸子をこっそり見ているが、彼は気がつきもしない。全ては『悪の権化(仮称)』の捜査権を内閣府特別チームに奪われたことが原因だ。警視庁管内で起きた事件であるのに、ええと、かなり言い方が悪くて申し訳ないが、要するに、つんぼ桟敷に置かれたことは彼の密かなプライドを大きく傷つけた。さらに、これは都民にはいいことなのだが、警視庁管内において帳場(捜査本部)が立てられるような凶悪事件が全く起こらず、やる気をどこかに紛失した新丸子のメンタルはどんどん深い溝にはまって行った。もはや廃人に近い。そこへ、

「ねえきみ、鼻毛を抜くと即死する可能性があるって知っていますか?」

 と誰かが新丸子に声をかけた。

「ふにゃ……ええと、どちらさまでしたっけ?」

 尋ねる、新丸子。

「ああ、初めてお目にかかるんでしたね。私は新任の刑事部長、芝浜勝(しばはま・かつ)というものです。新丸子捜査一課長、どうぞよろしく」

「け、刑事部長! ああそうですか、新しい方ですか。あれ? 今までの刑事部長って誰だったかなあ?」

 新丸子は考えた。

「きみ、悩み無用ですよ。なんですか、作者が刑事部長という存在を失念していたらしいですよ。それが小説だかドラマで、この役職に気が付いて慌てて私を創造したのです。「この世界は五秒前に作られた」という説をご存知ですか? 私もよくは知らないのですが、世界が五秒前に誕生したという理論を否定する証明は誰にも出来ないそうです。私の存在も似たようなものでしょうね。そうそう、物語に一度も登場しなかった前任の名無しの刑事部長は山梨県警本部長に転任されたそうですよ」

「そうですか。この小説の作者ってやつはいい加減ですからねえ」

「まあまあ、あまり危険な言動をするとすぐに殉職させられますよ。まずは生命を大切に」

「はい」

「ところできみ、なんだかとてもヒマそうですが……ああ警察がヒマなのはいいことですね」

「刑事部長。お言葉ですが、私は決してヒマなわけではありません。本当は動き回りたくてウズウズしているのです。しかし、私が安易に動くと、部下たちが萎縮しますし、成長もしません。ですので自分のお尻にアロンアルファを塗って、動けないようにしているんです」

「あはははは、きみは面白い例えを使いますね。笑いのセンスが私と似ているのでしょうかね? それに、部下を育てるという気持ち。管理職の我々にとても重要なことだと思いますよ」

「ややや、過分なお褒めの言葉、ありがとうございます」

「いいえ、お気になさらず」

 なんだかまた、おかしなのが出てきたようだ。普通なら、鼻毛を抜いているような課長は即、更迭してもよさそうなのに、妙に持ち上げている。なんだろう? 腹に一物があるのか、単に相性がよいのかはよくわからない。そこへ、日吉慶子巡査部長が意を決したように近づいて来た。

「芝浜刑事部長!」

「ええと、あなたはどなたかな?」

「はい。捜査一課渋谷班、日吉慶子巡査部長であります。刑事部長に大事なお願いがあり、無礼を顧みず、お声をおかけしました。申し訳ございません」

「全く構いませんよ。あなたが日吉巡査部長ですか。能力の高さは前任地の埼玉県にも響いていましたよ」

「ご冗談を」

「ふふふ。で、大事な要件とはなんでしょう?」

「はい。例の『悪の権化(仮称)』による、連続爆破事件のことであります。捜査権が内閣府特別チームというところに移譲されましたが、全く実績を上げている形跡もなく、捜査の進捗度も我々と共有されておりません。ぜひ、もう一度捜査権を我々の元に戻していただきたいのです」

「なるほど。あなたの思いはしっかり受け止めました。ただ伝え聞いたところ『悪の権化(仮称)』、まあ、全くもって変な名前ですね? それはともかく彼らは大阪でも暴れて、その後、目立った動きが特にないとか。広範囲な事件ですので、東京都民のためにある、我々が捜査権を取り戻すには、何か大きな証拠のようなものを示す必要があると思います。いかがですか?」

「証拠となりうるものはあります」

「ほう、ちなみにSTAP細胞は?」

「ありません。ちょっと冗談がキツイです。私は必死に訴えています」

「ああ、失礼をしました。新丸子課長の愛弟子と伺っていたのでシャレが通じるかと思いました。申し訳ない。続けてください」

「私は新丸子課長の愛弟子でもないです。訂正を願います。本題に戻りますが、あの日、我々は『悪の権化(仮称)』の首領と言われている、巨大なクマらしき怪物を捕まえるため、新宿歌舞伎町近辺にあるビルに潜入しました。しかし、そこにいたのは、当時人気ミステリー作家だった畳絨毯でした。彼は身体を拘束されていました。我々はすぐにでも彼に事情聴取をしたかったのですが、同じ時に、警察庁舎爆破事件が起こり、後日の事情聴取を約束して爆破事件の現場の方へ行ったのです」

「なるほど。実に簡潔です。わかりやすい。続けてください」

「はい。後日、畳絨毯は警視庁の臨時本部となった渋谷警察署に現れました。しかし、ある警察官の拳銃が突然暴発し、畳絨毯は死亡しました。はじめ、この出来事は不慮の事故とされていましたが、当該の警察官が突如、行方不明となり、独居でしたのでアパートや実家も捜索しましたが、未だに見つかっておりません。推測するに、これは何者かによる畳絨毯の口封じだったのではないかと考えます。ここで、キーワードになるのは畳絨毯の姉、畳かえすです。彼女は弟の死亡後、突如として、ミステリー小説を書き出し、瞬く間にベストセラー作家の仲間入りをします。しかし、ネット上では、絨毯とかえすの文体が似過ぎていると話題になっており、一部では絨毯が実は生きていて、かえすのゴーストライターをしているという噂もあります。しかし、絨毯の死は警視庁によって確認されております。私は世上の噂とは逆で、かえすが絨毯のゴーストライターだったのではないかと考えます」

「なるほどね。しかし、それと『悪の権化(仮称)』となんの関係があるのですか?」

「ええ、実はかえすは全くの素人にも関わらずデビュー作が初版三百万部刷られています。常識ではありえない部数です。最終的に六百万部という、信じがたい売り上げで超ベストセラーになったのですが、本当にこの本がミステリーをはじめとする読書ファンに支持されていたのかが疑問視されます。そして、出版元の興奮社には五億円という謎の収入記録があるのです。さらに、第二作を出版した集団社、第三作を出した門松書店にも同様な入金元が全くわからない大金が入っているのです。これ以降、畳かえすの評判は安定し、以後の出版元にはおかしな入金はありませんでした」

「なるほどですねえ。つまり、あなたは畳かえすの人気はお金持ちの誰かまたは団体によって作られたとおっしゃりたいのですね」

「そうです。そうなんです!」

「そしてその黒幕は?」

「『悪の権化(仮称)』で間違いないと思われます。畳かえすのマンションからは、正体不明の獣毛が見つかっています。恐らくは首領であるクマの怪物の毛だと思われます」

「素晴らしい推論です。私が外国人ならエクセレント。モンドセレクション金賞受賞と叫ぶでしょう。よくわかりました。新丸子捜査一課長!」

「へい、なんでしょう?」

「畳かえすを任意で事情聴取しなさい。ただし、あくまでも密かにですよ。内閣府、そして簾官房長官にバレたら、あなたたち全員のクビが、天高く飛んで行くでしょう。そして、アンデスの山中で鳥葬されるのです」

「えーっ、ちょっとやだなあ」

「あなたも有能なキャリアでしょ? キャリアなら謀略の類は得意なはずですよ。もちろん、もしもの時、死水はとって差しあげます」

「刑事部長のクビは飛ばないんですか?」

「ええ、私は鳥たちを愛していますし、日吉巡査部長の素晴らしいお話も残念ながら聞いていませんでした。恐らくは急に耳の具合が悪くなったのでしょう。そうしないと警視総監、副総監までハゲタカの餌食になりますからね。陰ながらご活躍をお祈りします。チャオ。ああ、娘に『ちゃお』を買って帰らなくては。号泣されてしまいます」

 そう言うと、芝浜刑事部長はどこかへ行ってしまった。たぶん、書店に行ったっと思われる。

「おい、日吉! 大丈夫なんだろうな? 俺はハゲタカ官房長官のエサにはなりたくないぞ」

「大丈夫です!」

「おい、渋谷! こっそり聞いてただろ? 隠れてないでこっち来い」

「か、隠れてなんていません。男、渋谷忠八。スポーツマンシップに則り……」

「うるせー! この件は渋谷班の特秘任務だ。確か、バカの綱島が畳かえすの行確(行動確認)をしていたよな? なんか、情報はあったのか?」

「いえ、特には……」

「渋谷よう。人材は優秀なやつから使えよ。反町がいるだろ。あいつの方がましだったんじゃないのか?」

「すみません。でも、確か課長が綱島くんを指定したのでは?」

「知らねえよ。俺は将の上に立つ将だぞ。一兵卒である綱島のことなんか記憶の外だ。まあ、いい。とにかく畳かえすを任意同行しろよ。至急だ! ここにだって、盗聴器があるかもしれない……」

 新丸子はそっと、祐天寺の方を見た。


 あいも変わらず、お布団に寝転んで、読書に励んでいたペコリの元に、羽鳥真実が慌てた様子でやって来た。

「おい、ハンサムの髪型が崩れているよ。冷たい水でも飲むかい? 北海道京極の名水だよ。あの勝栗洋三がわざわざ、羊蹄山の麓まで車を飛ばして行って、汲んだらしいよ。なんだか、みんな大量に汲むから、場所の取り合いで喧嘩が絶えないそうだ。あいつは柔道が強いからな。誰も近寄らないので、ゆっくり汲めるらしい」

「ぺこりさま、お水は後でゆっくりいただきます。それより、大変なことが」

「どうしたの?」

「警視庁捜査一課が突然、息を吹き返し、畳かえすさんを任意同行する模様です。祐天寺さんの机に隠された盗聴器でことが知れたのですが、その後の連絡で、捜査一課長の新丸子が薄々、祐天寺さんの盗聴に気づいてきているようです」

「ふーん、あの無能そうな男がねえ。とにかくさあ、畳かえすに連絡して、マンションから逃げ出して、どこかに隠れるように言いなよ。急いでね」

「ところが、ぺこりさま。畳かえすさんのスマホや固定電話にいくら連絡しても応答がないんです」

「それはまずいな。大方、執筆に夢中になっているんだろう。ウチの東京支局と警視庁の仮庁舎とどっちがかえすのマンションに近いの?」

「断然、警視庁です。それに、あちらはパトカーが使えます」

「うぬ、お手上げだなあ。彼女は我々組織の今後の行動指針を示したロードマップを作成している。それに、この秘密基地も知っている。かなり、悪い状況だな」

 ぺこりは珍しく、渋い表情をした。

「いかが致しましょう?」

 真実が問う。

「あのねえ、それは本来きみが考えることなの! 少しは成長したと思ったけれど、おいらの後継者には程遠いな。それじゃあ、涼真や学都に抜かれちゃうよ。まあいい。今回だけは策を与えよう。畳かえすを連行したパトカーを襲え! 銃器の使用可。刑事たちを殺しても良し。もし、失敗したら、拘置所の畳かえすを毒殺するしかない。ものすごくかわいそうだし、あの才能が惜しい。だからもし、そうなったら、真実よ、きみもただじゃおかないよ。彼女を一人で天国に行かせるのはかわいそうだ。きみにも毒を授けることになるかもね。これは脅しではないよ。おいらは悪の権化なんだ。かわいいクマのゆるキャラじゃない。行け!」

「はっ」

 真実は真っ青になって出て行った。


「ふふふ、これで少しは本気になるだろう。真実を本気で殺しやしないよ。ウチにはただでさえ優秀な人材が不足しているんだ。それに、畳かえすだって、東京拘置所かなんだか知らないけれど、留置場に入れられたら、密偵でも忍者衆でも使って逃せばいいんだ。真実も甘いねえ。おいらの脅しを真に受けていやがる。こうなるとさあ、いったい誰を後継者にすればいいんだろうって感じてしまうよ。あっ、舞踊がいるじゃないか! あいつは身体は不自由だが、脳みそは人類で一番だろう。ただなあ。カリスマ性を出すのに、あの不自由な姿はマイナスかなあ? わかんないな。じゃあ、いっそ舞子にしちゃおうか? カリスマ性も行動力も美貌も超一流だよ。うむ、でも本人が絶対に断るよな。学校経営とボランティア、そして女優業。やりたいことを全部捨てて地下に潜らなきゃいけない……北陸宮は真っ当な政治家になって欲しいから、悪業はさせられないし、性格的に出来ない。ああ、ネロがいてくれればなあ。もう、わけわかんなくなっちゃった。寝る!」

 ふて寝というか逃げ寝というか……辛いね、悪の組織の首領もさ。


 畳かえすの住むタワーマンションに捜査一課渋谷班が集合していた。もちろん、マンションの管理会社に連絡をして、スペアキーは確保している。この辺りのタワーマンションにはぺこり配下のディトレーダーがうじゃうじゃいるのだが、彼らには戦闘力が全くないので、ぺこりは彼らについての言及を真実にはあえてしなかった。ぺこり自身は彼らに会ったことはないけれど、自分と同じ、ポテトチップスの大袋を食べつつコーラを飲んでいる大デブだということはわかりきっていたのだ。真実はぺこりの組織の東京支社に連絡して、武装した上で、特別強化された外国車で至急、畳かえすの元に向かうよう連絡した。ところがである。東京支社の面々は畳かえすのことを全く知らなかったのである。なので、折り返しで、真実にタワーマンションの場所と彼女の風体などを問い合わせて来た。真実の額は冷や汗でビショビショである。もう、自分がヘリコプターでタワーマンションに向かうしかない。真実はヘリコプター格納庫に連絡した。パイロットはまた、あの男、高須である。真実の出動命令に、相変わらず「イエス」と答えた。真実は自分の死を予感していた。


 渋谷たちは畳かえすの部屋の前まで来ていた。まずは普通にチャイムを鳴らす。いくら鳴らしても反応がない。逮捕状がないので、本当は部屋に侵入することは違法だが、渋谷は新丸子の剣幕だったり日吉慶子の挑発的な目つきだったりに負け、腹を括って、綱島にキーを開けさせた。最悪、綱島の一人暴走で、他のメンバーはそれを止めようとして、思わず入室しちゃったことにしようと、後で綱島以外のメンバーと口裏を合わせるという思惑だった。

「静かに行けよ。綱島」

「はい」

 そう返事をしたのに綱島刑事は派手な勢いで部屋に侵入した。ここで、渋谷は考えをとっさに変え、

「他の者は入るな!」

 と厳しく命令した。自分が法律違反を犯している事に気がついていない綱島は全ての部屋を警察犬の様に嗅ぎ回って帰って来た。覚えているだろうか? 綱島は東京大学法学部出身である。なんだかねえ。

「あの、誰もいませんでした!」

 元気よく叫ぶ、綱島。渋谷班のメンバーは皆ずっこけた。


 実はこのとき、畳かえすは出版大手である慎重社の別館、通称『地獄のカンヅメ部屋』に閉じ込められていたのだ。締め切りを大幅に過ぎてしまったり、スランプに陥った作家たちが軟禁される、出版業界では誰もが知っているホラーハウスである。当然、スマホの電源は切られるし、外から施錠されるし、窓ははめ殺しで開かない。食事は三食デリバリーで、好きなものを選べるが、デリバリーにそれほどバリエーションはない。それに配膳の隙をついて逃げようとしても、体育会系の若い編集者が常に二名体制で来るので、まずムリ。トイレ、シャワーはついているが、排水溝から逃げられるわけがない。つまり、作品をとにかく書き上げるまでは表に出る事が出来ないである。畳かえすの場合はスランプで、プロットは既に出来ているので(羨ましい)、あとは膨らますだけなのだが、今回はどうにも膨らまない。穴の空いた風船を膨らますのに等しい。でも大丈夫。かえすはさっき気がついたのだ。「このプロットには穴が空いている」と。それを見つければ、あとはキーボードを打ち込むだけだ。作者と違って、かえすはブラインドタッチを「アビバ」で習っているからスイスイである。


 こうなると、捜査一課とぺこりの組織、どちらが先にかえすを探し当てるかの勝負なのだが、業界に強いぺこりの組織の方が有利に決まっている。だが、捜査一課も健闘した。慎重社の別館の存在を“人間警察犬”というニックネームがつけられた、綱島が嗅ぎ当てて、別館の入り口まで渋谷班が乗り込んだのだが、警察嫌いで表現の自由を強く訴える慎重社の社長、左党隆信(さとう・たかのぶ)が令状なしの別館への介入を強く拒否し、社員の盾を作った。その間に、畳かえすは掃除のおばさんの格好に変装して、堂々と別館の正面玄関から脱出。羽鳥真実と東京支社の用意した車で、秘密基地に隠れた。


「えー、マジ。逃げられたの?」

 畳かえすの任意同行に失敗したとの一報を受けた新丸子は机に沈んだ。

「なに、運が悪かっただけですよ」

 と言いながら、芝浜刑事部長が現れた。

「出足は絶対に勝っていたと思うんですが、言論の壁に敗れました。私の責任です」

「まあまあ、気を落とさずに。そういえば、警視総監からこれを預かりましたよ。よかったですね」

 芝浜が一枚の紙を新丸子に渡す。

「はあ……えっ、これは本当ですか?」

「ええ、もちろん」

 その紙は、なんと新丸子の神奈川県警本部長への異動の辞令であった。

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