第43話 孤狼将軍のネロ

 水沢舞子は頭にスッポリと帽子を被り、目には大きな黒縁のメガネ。顔の下半分は花粉が絶対入らないと不当表示されているマスクをして、チェックのシャツに黒いパンツ、淡いグリーンのスプリングコートを身につけて、防犯カメラに映らないコースを探りながら部屋を出て、エレベーターは使わずに非常階段を降りた。非常階段には防犯カメラが網の目のように見張っているから、その死角をついて軽やかなステップで階段を降りる。さすが、舞台で鍛えたセンス。ぺこりには死んでも出来ない動きだ。外に出ると、当然正門には警備員が立っている。防犯カメラも多い。なので、裏口へと急ぐ。しかし、いつもは誰もいないはずの裏口に土佐鋼太郎の大きな体が突っ立っている。

「ぺこりさんの意地悪!」

 舞子は文句を小声で言った。要はぺこりの軽い嫌がらせである。だいたい、この逃走劇からして、茶番と言えば茶番である。ぺこりは全てを承知しているのだ。それに舞子のことを許しているのも自明の理である。あとは、みなとみらい総合病院で舞子が舞子ちゃんとすり替わって、目覚めたふりをすれば終了なのだ。だから、防犯カメラに舞子が写っていても、監視している戦闘員が「あれ? なんで入院している舞子さまが映ってるんだろう」と不思議がる程度で、大きな問題には全くならないのであるが、そこは舞子にも負けん気があるということである。一方のぺこりにしても、すんなり舞子が帰って来てくれた方が嬉しいし、いろいろとありがたい。でも、舞子は自分を騙そうとした。ぺこりの能力を甘く見たというわけだ。だから、ちょっとだけ、からかいたくもなる。それで、裏口に鋼太郎を配置したのだ。鋼太郎にしてみれば、迷惑な話で「なにが起きるんだ? 何者が現れるんだ?」とかなり深刻に悩みながら裏門を守備しているのだ。たぶん来ても宅配便の兄ちゃんくらいだと思うけど。

「もう、相変わらずのへそ曲がり!」

 舞子は悪態をつくと、びっくり仰天。壁を飛び越えてしまった。なんというスペックの高さ。本物の舞子もアンドロイドなんじゃないか? いや、人間だった。着地に失敗して、左の足首を軽くひねってしまった。

「もう!」

 ちょっと痛みと怒りをこらえながら、流しのタクシーでみなとみらい病院へと急ぐ。

 その一部始終をぺこりはこっそり、展望台から特別製の双眼鏡で見て、ゲラゲラ笑っていた。意地の悪いクマだこと。そしてすぐさま、イヤホーンを取り付け、

「鋼太郎、任務終了だよ」

 と言って、いつもの四畳半の部屋に戻った。


 みなとみらい病院に着いた舞子は受付で舞子ちゃんの入院部屋を尋ねた。もちろんVIP専用の個室だ。エレベーターの中で、余計な変装道具をしまうと、ノックもせずに部屋に入り、寝ている舞子ちゃんの右目を開けてダブルクリックした。すると舞子ちゃんは三分間すぎちゃったウルトラマンのようにしぼんでしまい、それを舞子はFedExの小さなダンボールに詰めて、すぐに引き取り依頼の電話をする。それから、抜け殻になった舞子ちゃんの入院服に着替え、早々にナースコールを押した。

 そして看護師さんが来るやいなや、FedExの集配人への荷物の引き渡しを頼み、あっという間に、さっきまでつけていたいた服を再び着て、退院してしまうと(もちろん入院費は無料である。だって、ぺこりの組織の系列病院だもの)、流しのタクシーを拾って、野毛の屋敷兼秘密基地兼学校に帰って来た。考えてみれば、舞子が素直にぺこりに頭を下げれば、こんな無駄なプロセスは行わなくてもよかったのである。舞子は案外意地っ張りなんだろうか? 今、表情はごく普通でいつもの通りに戻っている。ぺこりに対する怒りも恐れも感じさせない。

 正門から堂々と屋敷に入り、エレベーターで四階に登り、自室で、和装に着替えるとぺこりの部屋に入った。

「ただいま戻りました。ご心配、ご迷惑をおかけして申し訳ございません」

 殊勝に頭を下げる舞子。

「おお、戻ったか。心配したよ。コーラを飲んだらとたんにバタンキューだろ。脳梗塞かと思ったよ」

 白々しい会話である。

「ええ、お医者さまがおっしゃるには、コーラアレルギーみたいなの。コーラを飲ませたぺこりさんのせいですからね」

「そんなアレルギーがあるのか? 人間ってたいへんだねえ。まあ、堪忍してくれよ」

「はい」

「でなあ、回復早々で悪いけど頼みがあるんだ」

「なんですか?」

「蛇腹のやつに嫁を取らせようと思う。あいつ、なんだかさあ、ああ見えて純情なのだよ。女中頭の長与に頼もうかと思ったんだけど、舞子が戻って来たならきみの方が人を見る目があるでしょ。だから、女中、メイドの中から、器量はどうでもいいけど、性格のいい娘を選んで、お見合いもどきだな。そういうのがしたいんだ」

「蛇腹さんの好みは?」

「あいつさあ、女を全然知らないみたいだから、なんだっていいんじゃないの?」

「まあ、他人事だと思って」

「とにかく任せるよ」

「はい、かしこまりました。でもね、ぺこりさん」

「なに?」

「ウチの女性に不器量な人はいませんよ。誰が面接しているんでしたっけ?」

「ああ、おいらだ。そういえばウチは美人ばっかりだな」

「美人には難しい人が多いのよ」

「そ、そうだな。舞子がそうだもんな。はははは」

「わかっているみたいね」

 そういうと、舞子は部屋を出た。ぺこりはメンタルがどっと疲れたので、その場で寝てしまった。


 ぺこりが目覚めると、午後の三時過ぎ。

「ふぁー」

 と大欠伸をすると、なにを思ったか、部屋を出て、エレベーターに乗って一階まで行き、なんと学校のグラウンドの方向へノッソリと歩き出した。おいおい生徒や学生たちにその姿を見られたら大事だぞと思ったら今日は日曜日だった。この学校は日曜祝日は部活動禁止なのである。生徒、学生の休養と教師、指導者の体調管理も考えた舞子の方針である。この学校は教師らの残業が極めて少ない。補助要員を大量に雇用して雑務を任せているからである。だから負担は少ない分、コミュニケーション能力が必要であり、偏屈な教員は強制的に排除される。だから、最近流行りの教員による不祥事は全くない。「授業において、教員は名司会者であれ」というのが保育園、幼稚園、小学部から大学院まで、全ての教員に与えられた使命である。それが出来ない者には去っていただくのが舞子流なのだ。


 話が逸れた。ぺこりはグラウンドに隣接する、馬場に来ていた。この学校の馬術部は全国レベルなのである。というか、全ての部活動においてトップレベルなのだがね。そのうち、馬術部を中等部から大学まで一貫して指導しているコーチは、なんと無口の目白弘樹なのである。ぺこりは口を一切開かない弘樹がなんでというか、どうやって生徒・学生に指導しているのか全然理解できないでいる。だいたいが剣の達人で十二神将になった弘樹がどうして馬術まで出来るのかも、よくわからない。しかし、高等部は昨年の全国高校総体で総合優勝している。もちろん、弘樹も会場に行ってはいるが、記者たちの質問にはほんのちょっぴり、にこりとするだけで全く口を開かない。これはもう、アマチュアスポーツの記者の間では有名な話である。『月刊 近代馬術』という雑誌の新人女性記者が十年間、弘樹からインタビューを取ろうとして、どうしても出来ずに、とうとう諦めた時、突然、弘樹に求婚されて、初めてその声を聞き、感動のあまり結婚を受諾してしまったというのは伝説になっている。弘樹も喋るときは喋るのだ。ああ、これは本当の話である。しかし、通常の時は、弘樹に代わりインタビューを受けるのは校長である舞子なのだが、舞子といえば、現役バリバリの超人気大物女優でもあるので、芸能記者やTVなどのマスメディアが集まって来て、アマチュアスポーツ部の記者といつも騒動が起きてしまうのもお約束なのである。特に闇雲新聞スポーツ部の右手記者と首都スポーツの芸能記者、井ノ上のバトルは高校総体を始め、あらゆるアマチュアスポーツ会場での記者会見における風物詩とまで言われている。


 また、話が逸れた。

 ぺこりは馬場の端に繋がれている馬たちの厩舎に現れた。馬たちはなぜか大喜びである。普通は食われるからクマは嫌いなはずなんだけどね。その中の一番右端に一際大きな馬が一頭いる。三千里という名前だ。一日に三千里走れるからと名付けられたらしい。かつて項羽の騎乗していた騅(すい)や、三国志に出てくる赤兎馬と並び評されるほどの名馬、いや怪物である。オグリキャップ? あれは走るだけでしょう。三千里は敵の総大将の首をかじり切るほどの猛馬である。残念ながら、ぺこりには乗りこなせない。というか、ぺこりの組織の誰一人として乗ることはおろか近寄るのもたいへん難しい悍馬なのである。ぺこりとベテラン飼育員くらいしか三千里には近寄れない。その中でも頭を撫でるなど親しく出来るのはぺこりだけだ。獣同士だし、かつての飼い主の上司ということは三千里も理解しているようだ。賢い馬なのである。

「三千里よ。ネロはどうして戻ってこないのかなあ。おいらのことが嫌いになったのかなあ。お前にはわかるか?」

 ぺこりの言葉に三千里は黒々とした目で、ぺこりを見つめるのみであった。


 部屋に戻ると、ぺこりは舞子を呼んだ。

「なんでしょう? さすがに蛇腹さんの件には手をつけていませんけれど」

 舞子が言う。

「そうじゃないよ。舞子、ネロからは何か便りは来ていないかい?」

 ぺこりが尋ねる。舞子にぺこりがネロのことを尋ねるのは初めてのことだ。双子の兄からメールで情報を仕入れていたけれど、まさか自分に質問をされると思っていなかったので、さすがの舞子も動揺した。

「えっ……いいえ、残念ですけど、全く連絡はありません。あの、ぺこりさんはネロさまがまだご存命だと思っているんですか?」

「当たり前だ。もし万が一にもネロが亡くなっていたら、勘の鋭い三千里はエサを食べずに主君に殉じて死んでいることだろう。ネロが生きているからこそ、三千里はあの狭い厩舎でおとなしくネロを待っているんだ」

 そう言って、ぺこりは過去を振り返った。


 ネロが横浜文化体育館に現れた時のことはすでに記した。その時、ネロは二人の幼な子を抱えていた。全く同じ顔だった。明らかな双生児である。男子と女子、別々の性を持っていたが、たいへん珍しいことに一卵性だとネロは言う。しかし、男子の方は極度の虚弱で身体はほぼ麻痺していて、かろうじて首から上と、左手が動かせるだけだった。ネロはぺこりにこの男子を無菌室に入れ、介護するように頼んだ。女子の方は健やかに育っているので衣食住さえ与えてくれればいい。その条件で、自分はぺこりに永遠の忠誠を誓うと約束した。ネロの尋常ならざる力を野生の力で感じ取ったぺこりは、まだ自前の病院など持っていなかったが、当時は赤の他人が経営する病院であった、みなとみらい病院に頼み込んで、男子を無菌室に入れて二十四時間体制での介護をしてもらうことになった。実はこの時、ぺこりは今のような巨額の財産を持っているわけではなかった。野毛山動物園で、ゆるキャラもどきのマスコット業務を仕事としていたが、キャラクターグッズのロイヤリティーの配分を巡って動物園とそれを経営する横浜市の担当者と大いにもめて、動物園を飛び出し、鶴見川で野宿をしているような有様だった。その時、河童の国の皇太子でありながら全く泳げずに鶴見川で溺れていたかっぱくんを救ったのだ。これが転機であった。かっぱくんは泳げないけれど、かなりのお金持ちだったのだ。そこで、ぺこりはかっぱくんにお金を借りて、株式などで財産を作って、ようやく自分の組織を作る準備が出来たのだ。なので、かっぱくんをバカにしながらも常に側へ置いているのは、その時の恩を忘れられないからなのだ。同時に、莫大な富を得たときに野毛山動物園の実質的経営者となり、地下に秘密基地、公園内に許可を得て学校を作ったのは、一種の意趣返しなのである。


 大々的に宣伝をしたわけでもないのに、この初めての人材募集で、奇跡的にもネロをはじめとする初代の十二神将が揃ってしまった。その力の強大さは今の十二神将の百倍はゆうに超えていて、現在も残っている、関根勤勉や銘抜刀の二人は力的には下位の方で、下っ端扱いされていた。今の十二神将たちは戦闘員か未だ組織に存在していなかった。

 その中でもネロの力は抜きん出ていた。生まれはシベリアだと言う。正確にはわからないのだが、シベリアに生息していたオオカミと何者かのハーフではないかと本人はぺこりに語っていた。幼い頃から孤独で、極寒のシベリアの大地で少ない獲物を捕らえては食していたと言う。だから、いつも飢えていた。このままでは死ぬと思い、中華人民共和国の方に南下してきたらしい。中華人民共和国も北部の北朝鮮との国境付近にはまだ山賊どもが跋扈していた。それらを全て叩き潰し、愛刀である青龍刀と愛馬三千里を強奪した。三千里を乗りこなせていた山賊は思うにかなりの強敵だと感じるが、ネロは「一撃だったよ」とぺこりに言った。双子を拾ったのはロシアと北朝鮮の国境付近らしい。「詳しくは忘れたと」ネロは言う。ネロは記憶力がないのかとぼけているのかはわからないが「詳しくは忘れた」が口癖だった。賢いぺこりにはそれがもどかしかった。他の十二神将は武力は神に近かったが、性格にかなり難があるものが多かった。だが、ぺこりに勝る猛者はいなかった。だから、ぺこりは組織を統括できた。当然、ネロはその片腕となり懸命に尽くした。彼は些細な約束でも必ず守る律儀者だったのだ。

 十二神将にネロと同格ぐらいの力を持った、悪童天子(あくどう・てんし)と言う猛者がいた。その名が示すように、生まれついての二重人格で、実際のところ、本人もコントロールがつけられず悩んでおり、ぺこりにこっそりと相談をしていた。ぺこりは心理学にも精神医学にも疎いが、悪童の苦しみはよく理解できた。なぜなら自分も幼少時はオス・メスのコントロールが出来ずに悩んでいたからだ。その話を聞いた悪童はぺこりに心酔した。そして、秘密基地に精神科医を呼んで、悪でも善でもどちらでもいいから、安定できるように治療を受けていた。

 その結果、悪童のぺこりへの心酔は悪い方にエスカレートしてしまい、結果として、ぺこりを独り占めしたくてたまらない気持ちになってしまった。恋愛ではない何かなのだが、独占欲と言う言葉が近いかもしれない。なので、悪童はぺこりの信任一番のネロをとても嫌うようになった。ぺこりはネロを一番重用する。悪童はそれが我慢出来なかった。しかし、ネロと表立って対立することはぺこりを悲しませることだという分別は最初のうちはあった。だが、ぺこりへの思いとネロへの憎悪は膨らむ一方で、ある日、ついに破裂してしまった。

 悪童は十二神将の面々にネロ殲滅のクーデターを呼びかけた。あらくれ揃いの連中は、自分たちより上位にいるように思われるネロを快く思っていなかった。なので、勤勉、銘抜刀以外の十二神将がクーデターを起こした。

 ネロは激怒した。だがそれ以上に怒り狂ったのはなんとぺこりで、ネロ、勤勉、銘抜刀に加えて多くの戦闘員を引き連れ、猛烈な勢いで、反逆者たちを殺した。悪童の一派は戦闘員の引き抜きに失敗していた。大将格は多くても兵隊がいなくては戦いを有利に進められない。それに気づかない愚かな部分があるものたちだったのだ。

 戦いは、一般市民を巻き込むことをぺこりが嫌ったので、南の海で行われた。十二神将には海だって陸上とまるで同じようだった。まだ、若くて、そんなにデブではなかったぺこりも海上を走り回るスピードを持っていた。さすがに戦闘員はそうはいかず、モーターボートを大量に投入し、主に十二神将のバックアップを行っていた。

 ぺこりは怒りで充血した眼で、敵の十二神将たちを噛み殺した。ネロたちも奮迅した。そうして残るは悪童だけになった。

「ぺこりさま、ここは俺が」

 ネロが言い、悪童との戦いを開始した。力はほぼ同格である。ものすごいスピードで剣を繰り出す両者。あまりの速さに、疲れが出てきたぺこりには何も見えない。

 そして、

「ドカーン」

 と猛烈な爆音がして、燃え盛る熱球のごときものが二つ、もつれ合うように海に落下した。

「諸君、急ぎ捜索せよ!」

 ぺこりが吠える。

 モーターボートの集団が落下現場に急行する。しかし、何も見つけられない。

「ダイバーはいないのか? すぐ潜れ! もたもたするな」

 ぺこりが恫喝する。この時のことを知る、ベテラン戦闘員は「後にも先にも、あんなに恐ろしいぺこりさまはなかった」と言って今も思い出すと震えがくるという。

 ダイバーが隅々まで捜索したが、ネロも悪童もひとかけらも見つからなかった。

 ぺこりは、生まれて初めて涙を流したらしいのだが、本人は「おいらは冷酷だから悔し涙しか流さねえよ」と言い張り、実際にその場面を見た証人もいないので詳細はよくわからない。


「おいらはさあ」とぺこりは現在に戻って語る。「悪童を悪いやつとも憎い敵とも思っていないよ。今あいつが現れたら、普通に迎えられるし、なんなら組織に戻したっていい。だがね……」

「なんですか?」

 舞子が問う。

「なんにしてもネロなんだよ。あんな清々しくて強いやつが今、老い先のしれない、おいらのそばにいてくれたら、どんなに頼もしいことだろう。それにさあ、あいつはおいらにとって唯一の友だよ。ここが悪童とは違う。悪童には同情はできるけど、友になるには、なんかが違うんだよね。悪童は純粋に人間で、ネロには野獣の血が入っているからかもな。何かを共有できた、いやできる。だからどうしても帰って来て欲しい。舞子、お前の兄、舞踊(ぶよう)にもこのことをきっちり伝えてくれ。ああ、喋りすぎて、もう疲れたわ。寝るからさあ、舞子もお帰り」

「はい」


 そう言いながらも、神経の高ぶったぺこりは睡眠薬を大量に飲んでも眠れなかった。もっとも、翌日はずっと寝ていたのだけど。

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