第43話:東京郊外でNPO「乳児院・助け隊」3
吉田秀夫が土地代は地元の農家の方の寄付であり無料だと言い武田敏次さんが
最小規模でどの位かかかるかと言うので、第一レストランだけで全部入れて
最低1.5千万円。2倍の大きさの第二レストランで2.5千万円と言った所だ
と言った。武田敏次君、どうする、このリスクの大きい事業に君は挑戦するか
と聞くとやりますと言った。それなら業者も紹介しようと秀夫が言った。
いつから開始するというと他の2人の友人と投資できる金額を相談したいので
来年2月からにしたいと言った。了解と秀夫が言い、また連絡して下さいと
武田君に言った。その後10月25日に電話があり友人3人と見学に来たい
というので待った。10時半に到着して施設を全部見学して本部の応接室で
武田敏次君が友人の吉村宗彦、真田徹の2人を紹介してくれて投資資産の
合計で1億円と言った。
それなら、まず大きなレストラン(100坪)を作ったら良いと言いNPOの
最低人員30名できたら50名集めると良いと言い、明日からメンバー集めを
しますと言った。武田敏次君が、また連絡しますと言って3人で帰っていった。
11月2日に当初メンバー合計38名そのうち学生が20名と連絡があった。
そこで学生に仲間の勧誘をお願いしたら良いと言った。11月中に学生の勧誘の
お陰で60名になりそうだと電話が入った。武田敏次さんが、この地区は学生が
非常に多い地区で、募集と口コミで大勢の学生が集まると思いますよといった。
それなら一気にやってみるかと聞くと。その方が良いかも知れないと言い、
16人の学生寮も一緒に建築会社に頼んで、めいっぱい値引きしてもらう
交渉をしようかというと、武田敏次さんが、その方がありがたい
と言うので吉田秀夫は日成ビルドに交渉に電話をした。
数日後、以前面会した、日成ビルドの今井信二社長に電話を入れて面会の約束を
いただいた。2013年12月3日、会社に伺って、吉田秀夫が、横浜で成功した
慈善事業を東京に隣接した埼玉県和光市で行いと思っていますが、是非、協力を
お願いしたいと言い、NPO「乳児院・助け隊」東京支部長、武田敏次さんを
紹介した。もちろん、御社の宣伝に使うことも含め全面的に協力しますと言った。
それで、具体的にはと社長が聞くので、吉田秀夫が大きなレストラン2つと
学生寮3つで工事費5千万円で木造の農家の解体費用も含めお願いしたいと
言った。社長が、随分、厳しい価格交渉だなとといい、少し待てと言い
電話をかけた。その後、5千万円で了解するが1つレストランと1つの
学生寮に我が社が寄贈したと言う事にして寄贈のシールを貼らして欲しい
と言った。武田も吉田も了解しましたと言った。
そして、我が社のサービスは、これで最後にさせてくれとわらった。
わかりました本当にありがとうございますと2人で社長に頭をさげた。
社長が、是非、この慈善事業を成功させてくれと握手をしてくれた。
帰りの車の中で、武田が、吉田さんって、すごい交渉力
ですねと驚いていた。吉田秀夫は、全て社長のお陰だよと笑った。
でも、こんなに、すんなりといくとは思わなかったと言った。
その後、島田淳二さんにレストランの冷蔵庫、冷凍庫、ガスコンロ、
大きな圧力鍋、調理器具を大きなレストラン2つ分と寮2つ分の
机椅子ベッドをめいっぱい安く、仕入れて欲しいと言った。訳あり品でも
、在庫品、中古品でも使える物なら何でも良いと言った。
早速、調べて見積もりを提出すると言った。
後日、連絡が入り500万円で調達できるが一部は自分で
運んでもらう事になると言われたので、了解した。
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