第27話:レストランの1週間終了

 その後11時過ぎるとお客が増え始めて2つのボールのキャベツが少なくなった

ので4人でキャベツを切り出してもらった。その後、安田さんが手伝いの

池田道夫さんに焼きそばつくりを交代した。交代前に後ろで見てもらい要点を

説明していたので要領よく作ってくれたが11時半頃から注文が増えて2人で

フル回転で焼きそばを作って生姜焼き定食の注文が入ると吉川さんが作ってくれた。

 今日はメンバーが多いのでオムレツ、麻婆豆腐の得意な人にも作ってもらった。

 またタイ料理にフォー、トムヤンクンスープ&ヌードル、中華料理好きの

人に回鍋肉と青椒肉絲に作ってもらう様に、お願いし、調味料を用意した。

 豆板醤、甜麺醤、山椒、オイスターソース、トムヤンクンペースト、

おろしニンニク、ニンニク、生姜、輸入エビ、冷凍貝ミックス、中華味の元

、ラー油、乾燥フォーを買ってきた。


1時過ぎて、少し空いてきた頃に、トムヤンクンヌードル、回鍋肉と青椒肉絲、

オムライス、マーボドーフを6人前ずつ作ってもらった。みんなうまかったが、

特にトムヤンクンはフォーとの相性が抜群でおいしい、オムライスも見た目が

綺麗で良い、麻婆豆腐に山椒が良い回鍋肉と青椒肉絲、中華調味料を使い格段に

うまくなっおり、お客さんに出せる味だった。鳥を蒸しバンバンジーにして、

麺類にトッピングして、蒸してでた鳥スープは、麺の汁やスープとしても

十分に使えて重宝することがわかった。また、お願いするかも知れないので

宜しくお願いしますと言った。2時過ぎには10kgの冷凍焼きそばと、

 蒸し麺100g入りが100個なくなった。その後、また学生の4枚トースト

の注文を予測して、40枚ほど、焼いて注文を待った。30分で40枚・

10人分なくなり、100枚・25人分を焼いて注文具合を待ったが、

これで間に合った。


土日は出かける人が多いのか意外に、お客さんの数、注文数も平日と変わら

ないことがわかった。3時に冷凍食品工場から出荷できない製品を取りに来る

様にパン工場から4時に来てくれと言うので3人で出かけたところ冷凍工場で

崩れた形の冷凍餃子が大量にできた様で30kgもあった。


 その他、冷凍チャーハン12kg、冷凍焼きそば10kg、シューマイ5kg

、ピザ300枚、回鍋肉と青椒肉絲100袋ずつ、パンは100欣を持って

帰ってきた。業務用の冷凍庫が満杯で大型冷蔵庫の冷凍室もほぼ満杯となった。

 5時半に仕事を終えて掃除して6時から全体会議を始めた。議題はレストラン

の手伝いのローテーションで6人が最低必要と言うことで、お願いした

ところ了解してもらった。


 次に料理担当の吉川さんと柳橋さんに2人の若手に補佐してもらう話をすると、

料理や珈琲、紅茶好きの人がいて了解してもらった。そして全員で仕事を毎日か

週休2日にすべきかという話をすると人数的に問題なければ毎日やった方が収益が

上がり良いと言う事になった。基本的に、電話、インターネットなど、全て

担当と補佐を決めて、交代制で良いのではないかと言う話になった。それでは

、各部署に別れて勤務する日を決めて下さいというとグループに分かれ

話し合って、その結果を紙に書いてもらいホワイトボードに次々に曜日ごとに

担当と指名を書き入れた。できたものを再度確認した後、表に書き込んで

次週の役割分担表ができた。その後できるだけ、毎週でなくて月ごとに

役割分担表を作りたいので協力をお願いした。


 そして吉田夫妻は2人単位で週休2日で勤務することにした。それ以外の人は

週4~5日勤務でとなり営業さんは基本的に外回りを担当してもらい電話連絡を

入れてもらう事にした。そして6時40分に解散して帰った。これで今週を

無事終えることができた。吉田夫妻は安堵と共に大きなため息をついた。

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