第22話:レストランの始動2
吉田章子が秀夫を呼んでこの話をすると良いアイディアなので具体的に話を
詰めて欲しいと吉川さんと柳橋さんに言った。柳橋さんがわかりましたと
答えた。言い忘れたかの様に吉田秀夫が横浜農協さんに農家で出荷できない様なな
不揃いの野菜、果物を安価で提供してもらえるという話はついているので、それを
利用したら良いと付け加えた。吉川さんがそりゃーありがたいと笑った。
そうして1時間40分位してそろそろ、お開きにしたいと吉田秀夫会長がマイクで
言うと、拍手と共に食器や使い捨て発砲スチロールなどの片付けを手伝ってくれ
各人で分担してドンドン片付けて20分程度で長テーブル折りたたみ椅子が
からづけられて、次々と帰っていった。
翌日から吉田秀夫と章子は8時に事務所に出て電話番を始めた。持参した
パソコンとディスプレーとプリンターをデスクにおいて使える様にセットした。
その後9時に柳橋悟と吉川富子さんがやってきてメニュー表を
ホワイトボードに書いてきた。朝8時オープンで11時までモーニング
サービスで珈琲か紅茶付きで400円(トーストかピザとサラダとゆで卵)
11時からランチ600円(日替わり定食:豚肉の生姜焼き定食、鶏唐揚げ定食
、ハンバーグ定食)その他のメニューは400円(チャーハン系、うどん、
そば系)午後2時から、ケーキ+珈琲か紅茶(400円)午後4時から6時まで
600円(日替わり定食:豚肉の生姜焼き定食、鶏唐揚げ定食、ハンバーグ定食)
とした。広告宣伝はインターネットのホームページだけで行い、その他、
基本にはNPOの人達の口コミでお願いしたいと言った。
レストラン関係の責任者は栄養士の吉川富子「食品衛生責任者」さんと
する事にした。そのレストランのパンフレットを作成してプリンターで50部
、作成した。この話をこの場所を提供してくれた木下肇さんに話すと老人会
でも話してあげるから、資料を作成しておいてと言われたので30部渡した。
近くに高齢者やアパートも多いから良いかも知れないと言った。
レストランは2005年2月5日から開始することにした。レストラン部門で
購入すべきものがあれば申請して下さいと言うと吉川富子さんと柳橋悟さんの
持っている物でレストランを開始して、必要なものがあれば買いますと答えた。
吉田章子が、食材については必ずレシートか領収書をもらって請求して
もらえれば支払いしますと言った。吉田秀夫が朝早くでる可能性があれば
予備鍵を渡しておきますと言うと、そうですね、そうさせてもらいますか
と言うので、スペアーキーを吉川富子さんに渡した。
その後、農協から電話で明日、朝、不揃い品が出ますので近くの農協直売場
まで来て下さいと連絡が入った。その直後に、すぐ隣の木下肇さんがきて、
農協の件を話すと俺が話してくるよと言ってくれたので、レシートをもらって
くれば精算しますからと言った。笑いながら、最初は、サービスで
良いよと言った。
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