第19話:NPO「乳児院・助け隊」の立ち上げ
そして2004年10月にNPO「乳児院・助け隊」が神奈川県の
認証を受けた。 11月にかながわ県民活動サポートセンターで初会合を
開きメンバーの自己紹介をして、今後の活動方針を会長:吉田秀夫、
副会長:吉田章子、経理:加藤宗男、法務:安田一雄、ネット担当:
池田里美で、総勢20人で発足した。
今後の加藤同方針として企業訪問で協力企業を増やすこと募金については
街頭募金活動ではなくインターネットのホームページで行っていく事が
承認された。活動の際の必要経費は支払うことにした。具体的には交通費。
事務所は設けずに必要な時はかながわ県民活動サポートセンターで会合を
開いた。営業さんは吉田秀夫、星野健太、佐藤勝、清水圭介、桧山ひろこ
さんで会議終了後、別に時間を設けて、今後の具体的な活動について
話し合った。
星野さんは医薬品関係、佐藤さんは食料品関係、清水さんは冷凍食品、
桧山さんは保険関係だった。佐藤さんと清水さんには、食料品全般を
お願いして、星野さんには栄養補助食品、衛生材料関係、医薬品卸、
桧山さんと吉田は、衣料品をその他、協賛企業担当開発に当たる事
にした。そして、活動は週2-3回として、決して無理せず、
継続する事に重点を置くことを考えた。
翌週火曜日に、佐藤さんから電話で食料品をもらえる先ができたが、
取り行くという条件なので、トラックと倉庫が必要だと言われた。
そこで横浜市郊外に住むNPOメンバーの木下肇さんが自宅が農家で
納屋があるから、そこを改造してプレハブでも建てれば倉庫と事務所が
できると言っていたのを思い出して電話を入れた。すると協力するし
知人に土建屋がいるから今度、連れて行くと言ってくれた。
12月5日、木下肇さんの家を訪ねると、彼の友人の工務店を経営、
島田淳二さんがプレハブの倉庫と事務所のパンフレットを見せて百万円
で断熱材入りの倉庫ができると言った。更に、冷蔵庫、業務用冷凍庫、
エアコン、コンロ、シンクなども中古品を探してくれば安く提供できる
と言って入れた。検討してみますと資料をいただいた。
早速、プレハブのメーカーの日成ビルドの会社を桧山ひろこさんと一緒に
訪問してNPO「乳児院・助け隊」のパンフレットを持参して乳児院への食料
の供給用の倉庫とレストランとして貴社のプレハブを使いたいというと総務部
の担当者が、ちょっと待って下さいと言い、営業部長と社長を呼んてきた。
そして応接室に案内された。社長が話は聞いたがNPO「乳児院・助け隊」
の活動と事務所、倉庫のアンケートなどを我が社の宣伝に使っても良いかと
聞いてきたので、もちろん結構ですというと、それなら建坪60坪
のレストラン用のの大きな建物を格安で作って差し上げると言ってくれた。
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