第23話:台湾旅行とリーマンショック

 10月中旬に八ヶ岳周辺で一足早い紅葉を見て多くの写真を撮って帰ってきた。

また2001年の豪ドル5年定期預金が満期を迎えて2006年12月から1人

、年間百万円ずつ豪州の定期預金の利子を日本の口座に戻して年金として活用

することにした。その後2007年を迎えた。2007年は避寒地として台湾の

高雄(カオシュン)に行き、中高年用の長期宿泊施設ができたの言うので

4週間ほど滞在して、夫婦で宿代が10万円と安く、近くに中華料理店が多く

、小腹が空いたときの饅頭、麺類が旨くて料理する必要がなかった。


 温泉地もタクシーで20分程度で行けて料金も格安で非常に満足した。

 高雄の北部の台南に観光に出かけ、レトロでおしゃれな雰囲気が漂う通り

・神農老街をあるいたが何か、不思議ノスタルジックな感じを覚えて気に

入った。昼食は名物のエビを使った炊き込みご飯「蝦仁飯」が

、ほんのり甘く、しつこさがなくさっぱりと上品な味で大好きになった。


 ホテルや喫茶店を回ってみると、高雄よりも物価が安く、今度、来る

時には台南の方が良いかも知れないと思ったほどだ。オランダ統治時代の

建物、安平古堡や孔子廟を見学して帰って来た。その他、数日後、

関子嶺温泉という泥湯に入ったが、この温泉の泥パックは美肌効果もあるそう

で女性に大人気だそうだ。高雄滞在の時に4回も台南にきて散策を楽しんだ。


 その後、暖かくなってきたので台北に移動して2週間滞在した。

 最初に九份の町並みは昔映画で見た「千と千尋の神隠し」の世界観そのもの。

 また、印象に残ったのは、十分のランタン上げで、願いを書き込んで、

提灯につけて、空高く上げるというもので、これは楽しいもので、他人の

提灯が上げるのを見ているだけでも面白いものだ。


 台湾最大の夜市、士林夜市にも行ったが、混雑してるところが好き

ではないので、なじめなかった。台北の郊外にも有名な温泉があり、

デラックスな鳥来温泉と秘湯の感じな陽明山温泉に出かけて見たが、

昔の日本という感じがして、多分これに引かれて、日本の中高年の人達が

台湾に良く来るのだろうと考えた。そうして3月になって3月12日、

日本に帰ってきた。その後、

2007年4月に金井絵美は新生銀行橫浜支店に就職して橫浜駅近くの

賃貸マンションに引っ越して言った。2007年7月16日15時

37分40秒に新潟中越地震で、新潟県長岡市、柏崎市、刈羽郡、

長野県飯綱町で震度6強の地震が起きて、死者15名、重軽傷者2316名

、住宅全壊1331棟、半壊5710棟で直後の断水と停電が起きた。


 この地震のため、この夏がドライブに出かけず家でエアコンの前で

過ごした。しばらくして2008年を迎えた。2008年の冬は沖縄の

那覇のマンション風のホテルで1月末から5週間、滞在して散歩したり

して過ごした。昼食は近くの店で、朝食と夕食はスーパーで買い物をして

きて間に合わせて、5週間で2人で20万円弱で過ごした。2008年

3月初旬に戻ってきて米国ではサブプライムローンの問題がささやかれ

始めていた。


 2008年4月には亡き、金井次郎の長男、金井秀二はKDDIに

入社し東京の社員寮に入り、金井一郎の家を出て言った。

 その後、2008年9月15日に投資銀行、リーマンブラザース

が経営破綻した。米国の住宅バブル崩壊で地価下落して、リーマン

ブラザースが経営破綻し、FRBや政府の莫大な資金供給で2009年

に入り、少しずつ株式市場が上がって来て終結した。

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