第8話解決の時間は未来へ

「時間は元の世界には規則正しく動いてるもので人間を縛っているものだ、時間は世界には平等で生きてる限り、同じものだ。時差はあったとしても、平等にあるものだ。なぜなら時間を飛ばすことは人間にはできない。止めることもできない。私は7時15分から、7時15分とおかしな時間を過ごしていた。それは私だけが違うもので未来や過去に行ったわけでもない。私一人の問題であり、時間を見て過ごしているだけの人生を変えてしまうものだった。時間がない一人の世界それは、生きていない世界、時間がないとはそれは生きていない証になるのではないか。意味を持つのは人間には必要だ。意味のないメモそれの正体は今の私にはわからない。そこには今は触れることはできない。」

未来の私が口を出した「時間がないの生きてない証、それなら今の私は生きていないでも私は生きている、意味するのはわかるかね、この世界、つまり元の世界の次に来た世界、その世界は私にとって、何を意味するのかここは私が生きていない、世界、そうなるが、私の答えは、それでいいのかな?」

今の私は、うすうす気が付いていた、この世界の答えが、でもそれを認めるのは私にできなかった。元の世界の私は生きていないのだから。

時間がない世界に行ったのは私が一人になりたくていったのではなく、一人になったから行った世界、そして、時間がズレた「B」の世界は生死の境目の世界。「A」が現実で「B」が境目の世界「一人の世界」が終わりの世界、それなら話が合ってしまう。「B」の世界で、私は仕事を辞める子とになってた。それは私が一人になったからで、私の生きている証が無くなったということ、境目だからもしかした、あの上司との電話で会社辞めることについて拒否してたらまた世界は変わってたかもしれない。何も言わずに話を受け入れてしまったから、時間のない世界、一人になってしまった世界に行ってしまったのか。答えというより、自分の考えになってしまっている。時間について今、この場で考えた答えがこれだ。未来の私から聞かれて思いついた考え、そして思ってたことそれを私は話した。

未来の私が複雑な表情しながら言った「半分は当たりと言うとこだが、なら今話してる私には何になるかな、一人の世界から、君は戻ってきてる、それが意味するのはまだ生きているということ、生きていなければ「境目の世界にはこれないいきているから境目の世界にいると考えられる、元の世界に戻ることはまだできる、それが名前を思い出すことだ。」

私は名前が思い出せない、それにこの世界から出る方法だというけれど、思い出せない。時間のない世界、終わりの世界で私が最後に聞いた声の主はおそらく自分の声だ。それなら、自分の名前を知っている自分、つまり声の主はこの未来の私になるのか、まてよ、公園に来いと言った意味は自分がこの場所、つまりラーメン屋の場所から離れることができないから、公園に来いと言ったのか。そうなるとこの未来の私は、私に試練を与えながら私を助けようとしているのか、この試練そのものが意味するのはおそらく私の元の世界「A」の世界でこれから先もっと苦労して生きるから、そのための練習としてこの試練を与えてるのか、でも元の世界の私は今、生きているのか不明、いや、生きているから試練を与えてるのか、それなら

「自分の名前を思い出しましたそれは・・・」


世界が暗くなった、いや目の前が真っ暗になった。実際のところ名前なんて思い出してない、テキトーに思いついた名前を言った。それが原因かわからないが目の前が世界が真っ暗になった。少し経つころだろうか、目が覚めた。光が戻ってきた。それは自分の部屋だった。部屋の真ん中あたりで立っていた。手には紙切れ1枚持っていた。大きさはメモ帳程度の一枚の紙だった。文字が書かれている。

おそらく自分の字だ。「電話して撤回しろ」これをみてすぐにピンときた。

仕事を辞めることを撤回しろと言うことだろう。今の時間を確認した。7時15分。上司に電話した。電話帳から上司を選択してでんわした、呼び出し音がなり声が聞こえた。上司の声だ。上司が挨拶した。私は「会社やめません」と一言言葉にだした。上司から返事はない。また、目の前が真っ暗になった。今度はすぐに目の前の景色が見えた。「アノ」ラーメン屋だ。店主「未来の私」が声を出した。「撤回できたねご苦労様、名前も思い出した見出し、私の役目はこれで終わりかな、元の世界に戻すことができることになった。戻るかい?あの辛くて一人になりたくなる世界へ」

「私は戻りますよ、その前にまだ解決してないことがある、あなたは未来の私といいましがどうして、今の私に会いに来てそれにラーメン屋なんてしてるのですか?23時に私は、時間が変わったと言いましたが23時に実際には何も変わってなかった。このラーメン屋に来た時にすべてが変わった。」

「未来の私は存在してるのかもわからない、未来は平等にあるがそれが今の私の未来がこの私であると限らない、私が来たのではなく今の私が、未来の私の記憶に来たもので、それを未来に私が思い出しただけ、わけがわからない話かもしれないが今君がいるこの世界は未来の私の中の記憶であり、君が一人になりたかった時の記憶でしかない。生きている生きていなではない、記憶なのだから。どうしてこの事態になったのか、それは今の自分が一人になりたいと強く思ってその記憶が未来の私に来た。だから、私は記憶、自分自身の考えでこの世界を強く思った。それに君が来た。ここは未来でも過去でもない。自分の記憶の世界そうこれが答えなのかもしれないし見当違いかもしれない。君のすべてを知ってるのは私の記憶だから、すべてを知っている自分のことだからすべてを知っている。名前を忘れたのはそれは一人の世界を強く思ってるから、それだけのこと。会社に辞めると連絡したのはわたしの記憶の中の私がしただけのこと、23時を境目に思ってた部分もあるようだが、それは時間認識を改めて思っただけのこと、未来の私の中の記憶で私は君が何も疑わないであろう、ラーメン屋に変装した。この場所は元の世界だと商店街の一角の公園それが現実、君をカウンターまで案内したのは君の気持なだけで実際には存在しない幻であるだけ。まあ、「B」の世界、時間のない世界を与えたのは君の気持を確認するだけのもので試練とかではないからね、今の自分が刺激がほしいと願って生活をしてた部分があるみたいだし、それを具体化したものがアノ世界、時間がない世界だと思えばスッキリするかな」

私は未来の自分の記憶と会話してるとしり、冷静そのものが今の私にはなかったが未来の私の記憶が言っていることが理解できた。見たままを信じるのではなく、見たものをどうとらえてそれを活かすか、会話しててそう思った。未来の私の記憶からはおそらく今の私は空想上の人物かもしれない。今の私がこの時のことを思い出して作ってしまった記憶の中に今の私が入り込んで余興してたのかと解釈もできる。すべては未来の私の記憶なだけあって、数年後にはこのいまの出来事を忘れるのかと思わせる内容でもある。この時の記憶で時間について深く考えてしまい未来の私は、この世界を作ってしまった記憶の中で解決しよとしたのだろうか。いろいろな考え方ができる。すべてが解決しと今の私は思っている。

「そろそろ、元の世界に戻すね、ご苦労様」

目の前がまた真っ暗になった。


真っ暗な中に私はいた、いや音が聞こえる、電車の音だ。目が覚めた。電車に乗っていたのだ時間は夜の帰宅途中、電車のアナウンスで隣町の手前だとすぐにわかった。思い出したのだすべてを、いや、夢の中にいたのだ。私は仕事疲れで電車に乗り座って寝てしまっていたのだ。夢の中の話だからいろいろ不確かなものそうでしかなかった。リアル感のある夢、夢とはそういうものだ。夢の中ではその世界が現実でしかない、夢だと実感できる人はほとんどいないだろう。

電車が隣町につき私は降りた。夢の中で行った「アノ」ラーメン屋の場所に行こうと思った。電車を降り改札を抜けた。夢の中とは若干違う感じがした。小さな商店街はあった。駅から出てすぐのところに、私は「アノ」ラーメン屋の場所に行った。商店街は人がいない、店もどこも開いてない。時間的に少し遅いだろうか、それとも利益がでないから、店を閉めたのだろうか、今の私にはどうでもよかった。

小さな商店街の一角についた「アノ」ラーメン屋の場所だ。そこには小さな公園があった。私の夢を終わった。時間について夢の中で考えが変わってしまった。

明日からまた、時間に縛られて生きていく、それが人間の生きる証でもある。

そう思いながら公園を後にして徒歩で家に帰った。私にはそもそも家族が居る。暖かい家庭へ私は帰った。

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