第24話:輝一に彼女ができた?1
輝一が西伊豆いいなー、こんな良い所に住んで羨ましいと言い、できたら、
ずーっと住んでいたい様な気がすると笑った。この話を聞いて母の泉さんが、
輝一、ここらで綺麗な子を探してお嫁さんにもらえばと言い出した。
それができれば良いねと輝一も、まんざらでもない様子で語るのを聞いて
思わず哲男が笑い出して相手にも選ぶ権利があるんだから第一もてるための
努力しないとなーと大笑いした。
翌日の日曜日も午後3時から隣のコミニティセンターでスマホの勉強会を
開いた。そこで基礎的な使い方を説明しようと思った時に最前列の佐藤薫子
さんがアイフォンが今年2007年6月に米国で発売されるようなんですが、
どうなんでしょうかと突然話したのに驚かされた。その質問を聞いて講師の
立山輝一がその情報は聞いていますが通信方式が日本と米国では異なり現状の
日本では使えませんねと言った。逆に佐藤薫子さんに何故、そんな質問をする
のですかと聞き返すと彼女が私の父が元祖マック・オタクで小さいときから、
マッキントッシュを使っていて、現在もアイ・マックを使用中なので早く
アイフォンを使いたいと思っているからですと言うと驚いて、すごい
ですねと言い、多分、これは私の想像ですが2-3年のうちに日本でも
使えるアイフォンがきっと発売されると思いますので、それまでの
辛抱ですねと言った。その答えを聞いて、ありがとうございますと
言って席に座った。
その後6つの質問に答えて教室を終了した。その後コミニティーセンター
中の喫茶店で立山輝一が佐藤薫子さんに声をかけて、さっきの話しもう少し
詳しく聞かせてと言うと、えー良いですよと言い、輝一が珈琲・
ケーキセットと薫子さんが紅茶・ケーキセットを頼んでマックは確かに
格好いいし実は僕も小さい時から父がパソコンオタクで1979年に
PC8001という日本初のパソコンを買ってからFMタウンズ、
マックSE30、LCⅢ、クアドラといじったんですよと言いゲームは
絶対にマックの方がいけてたと言うと、薫子さんも上海やウノ、
キッドピックスなどで遊んだと言う事がわかり意気統合していった。
最近KDDIの三島支店に転勤してきたと言うと佐藤薫子は沼津の
商工会議所の職員として地域振興課で観光サービスや地域振興、移住
などの仕事をしていると話していた。パソコンで観光サービス、
移住などをインターネットのホームページのメンテナンスや沼津の
情報サービスをしている毎日の様にホームページを更新する係を
していると話を聞いて、それでパソコンの事に詳しい訳だと納得した。
その後、佐藤薫子が、あなた出身はと聞かれて横浜市金沢区で今の
八景島シーパラダイスの近くで生まれ、実家は漁師の家だと話した。
彼女が私も橫浜の石川町の近くと言うので輝一が思わず同郷じゃん
と言うと、やっぱり浜っこの「じゃん」ですねと笑った。
大学はと聞かれ橫浜国大の情報工学科というと薫子が、うそー、
私の先輩じゃんと叫んだ。卒業年度を聞くと輝一の2年後輩だと言う
事がわかり本当に奇遇だねと意気投合し、そんな事で、ついつい話が
長くなり1時間も話して長話をした。佐藤薫子が実は今までマックを
使っていたのでWINDOWSパソコンで困ることがあるんだけれど
助けてくれますかと聞かれ、輝一は私でわかることなら、全面的に
協力しますと言うとスマホの電話番号を教えてと言われ電話番号を
お互いに教えあった。またスマートフォンの勉強会に参加しますので
宜しくねと言い別れ支払いは私が誘ったのだから支払いますと輝一
が言うとありがとうと言って笑顔で別れた。
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