第19話:斉藤正子さんの遺品整理2

 1週間後、三島の家を2千万円なら即金で買いたいという人が現れたと電話が

入ったが、もう少し待ちたいと言った。その後、沼津の骨董屋から電話が入り、

全部で3百万円で買いたいと連絡が入り了解し骨董品を売却し3百万円を入金して

もらった。


 地元のIFホームの人に来て屋敷を見てもらうと庭が広いので建坪50坪の家

なら母屋を壊さずに作れるし、しっかりした作りなのでリフォームして集会場や

自治会事務所など使い方はいろいろ考えられると言われた。そこで伊豆長岡に

家を建てる建坪50坪の家を建てるには、いくらから建てられると見積もりを

聞くと3千万円と言われ工期は3ケ月と言われた。見本を見せもらい3千万円の

家を建ててくれる様に連絡して契約すると、いくつかの設備を無料でサービス

すると言ってくれ、書類を交わすと明日、2006年3月28日から建築に

入ると言われたので総工費3千万円で契約し建築をお願いした。


 4月12日に三島に建てた家を2300万で買いたいという人が現れたと言う

ので面会して欲しいと不動産屋から電話が入り4月14日、不動産屋で面会すると

三島で手広く商売している商売人の息子のために建てたいと言われ事情があって

入金は7月始めで入居もその時にしたいと言うので了解し手付金として1千万円

で7月に残金1300万円を支払う契約を交わした。7月10日迄に明け渡せる

様にしておく事で双方で了解して契約書にサインして売買契約を結んだ。


 IFホームに極力、早めに入居できるようにお願いし6月20日に完成して、

トラックで三島の家の家財道具を伊豆長岡の完成した家に搬入し引越を終えた。

 その後、東京の田中貴金属に行き金30kg(田中貴金属の預かり証書)

ダイヤの指輪、真珠のネックレス、大きな黒真珠、サファイヤ、トパーズの指輪を

みせると宝石を買い取り料金を出してみましょうかと言われ、お願いすると

全部で200万円と言われたので了解して売却した。金の預かり証は間違いなく

私どものに間違いありませんと確認してもらった。金価格は現在1g1500円

で安値と思われるのでどうしますかと言われ長期チャートデータを見せてくれ、

お客様が納得した段階で売っていただいても、すぐ換金できますというので、

その時に連絡する事にした。


 2006年7月1日、完成して伊豆長岡の建坪50坪の家に入り2階から

敷地を見渡すと、その広さが再確認できた。それを見ながら沼津と三島の

商工会の仲間と三島と沼津のコミニティセンターに200万円投資した事を

思い出して伊豆長岡の母屋を改修して伊豆長岡のコミニティセンターを

作る事を思いたった。

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