第11話:商工会の仲間達とラスベガスへ2
約1時間後、ストリップ大通りを北へ移動して南部で一番のマンダレイ・ベイ
と別館になっているフォーシーズンズ・ホテルを見て回ったが、マンダレイ
ホテルの金ぴかの外装は今ひとつ、いただけないわと笑い声が上がり、
しばらくしてパリスの有名な昼食のバフェに入ってフランス料理を食べたが、
料理の味は良かったがテーブルも椅子も小さく安いファミリーレストランの
様で決して高級という程ではなかった。
夕方、ファッションショーモールへ行き毛皮のコートや素敵なドレスを
買いたいと奥様方の意見に押されて付き合うことになった。デパートには
40-50%オフと書いた値札が多く奥さん型は目の色を変えて良い商品
を品定めしていたが米国人はサイズがでかくて気に入った物も日本女性の
標準サイズでは米国ではSサイズ、このサイズは出ないので少なく、
子供用の商品となってしまう。
幸いなことに5人の奥様方の3人が日本のLLから3Lのサイズで
商品があったのだが胸の大きさが大きすぎて困った様で3人でいろいろ対策
を考えていた様だった。靴は素敵な色がありサイズの問題も無く購入した。
夜9時になったので帰ろうとすると買い物の量が多く多分、もう一つ、
スーツケースが必要だと言う事になったが買って帰った。するとホテルに
入るときボーイさんが薄笑いをしているのが見えて男性達は嫌な思いを
させられて部屋に明日、夜にラスベガスをたって仁川経由で日本に帰る。
そのため今晩、自分たちのスーツケースに詰めるだけ入れて、どうしても
入りきらない物を新しく買ったスーツケース誰の物かわかるようにビニール袋
に名前を書いていれた。そうして朝1時頃までかかり荷造りを終えて4日目は
手ぶらで行動した。4日目の朝は昨夜遅くまで起きていたので10時近くに
起きて朝食をとりに行き戻ってきてシャワーを浴びて今日の長旅、飛行機泊に
備えて仮眠をとって昼食もとって午後5時にチェックアウトして午後7時に
ラスベガス空港へ行き11時50分発の飛行機で仁川に早朝5時につき、
9時発の成田行きのアシアナ航空で11時半に成田着。
書いてしまえば簡単であるがラスベガスでの5時間の時間をつぶすのが大変
で結局スロットマシンで無駄な時間を過ごし加えて大韓航空のターミナルが
入り口から一番遠いところにあり移動に大変でへばってしまった。
また仁川に冬の寒い朝に着き9時まで時間をつぶすのも苦労し、仁川空港は
近代的であったが日本の空港に比べてトイレの数が広い割に少なくトイレ
までの移動にも面倒であったが奥様方は冬のソナタで韓流スターブームで
事もあろうに空港内に、韓流スターの看板がこれ見よがしに置いてあり、
女性とツーショットできるとあって韓流好きの奥さんを持つ旦那さんは
疲れた身体にむち打って歩き回って奥さんの写真をいっぱいと撮らされて
、疲労困憊の様子が気の毒だった。成田に着いた頃は、皆、無言で電車に
乗り、多くの荷物を持ち、上野で乗換え、東京駅で東海道線で三島
に着いたのは、午後4時頃だった。しばらくして2005年を迎えた。
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