主要でない登場人物
一話しか出てこなくても、例え台詞が少なくても、チョイ役の皆さんも居てこその物語です。と言うことで登場順にまとめてみました。年齢は登場時のものです。
ネタバレがありますのでご注意下さい。
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ソンルグレ家の本物の侍女
ナタニエルがレモネードを頼んだこの侍女は五十代で孫も居る。あの後マキシムに『あのレモネードを持ってきた侍女カワイイな』と言われて少々混乱気味だったナタニエルである。
貴族学院の女子学生たち
「第一戦 不行跡」で食堂のローズの後ろの席でマキシムについて好き勝手なことを言っていた彼女たち。あの話題作「淑女と紳士の心得」を読んだのか読んでいないのか、第一章と第二章の内容の違いを良く知っているようである。
騎士科の学生
貴族学院でのマキシムの友人達。前出の彼女たちに言わせるとマキシムの引き立て役で『周りのむくつけき男ども』呼ばわりである。
マキシムのお相手の皆さん
目撃者ローズによると、相手は毎回違い、時には学院の女性職員のこともある。ローズが学院裏の森にある秘密基地に向かっている時に限って、裏庭や校舎の裏で逢引きをしているらしい。
若手文官の皆さん
アントワーヌの部下。主に男性。アントワーヌは何を思ったか、彼らを屋敷に招きローズに紹介するようになった。
ソンルグレ家の執事
マキシムがひっきりなしにローズ目当てに屋敷を訪れていた時も、ティエリーと初デートに出かけた彼女を仁王立ちで待っていた時も、薔薇の花束を持って求婚しに来た時も、いつも目撃していた。
国王夫妻
国王陛下と王妃はこの話では舞踏会の場面で出てくるだけである。夫妻にはローズの従兄弟に当たるエティエン王太子、マデレーヌ王女、トーマ第二王子がいる。彼ら三人はローズの結婚式にも出席する。
マキシムの騎士仲間や先輩たち
舞踏会ではマキシムをネタに賭けをしたり、結婚式では彼に散々飲ませたり、遠征から帰ってきた彼と酒盛りをしたりと、ローズとマキシムの仲の邪魔しかしていない人々。彼らは二人の仲を妨げているようであって、実はその妨害が切っ掛けで二人の関係は少しずつ変わっていくのだった。番外編ではマキシムも誘って十八禁本の回し読みをしていた。誰かの本の一冊がマキシムの鞄に紛れ込んでいたため、結局それがマキシムにローズの正体を気付かせる手掛かりとなった。
ガニョン伯爵夫妻
マキシムとティエリーの両親。ローズとマキシムの結婚を純粋に喜んでくれている善良な人々である。
ローズの執務室の室長と同僚
室長はアントワーヌをライバル視しているためか、娘のローズに辛く当たることも。同僚たちはローズに親切な人々も多い。
セリーヌ
ローズの先輩に当たる一般文官。何だか胡散臭い人物だが、極悪人ではないようである。
大司祭さま
ローズとマキシムの式途中の小騒動にも慌てず動じず、彼ら二人を結婚させた。
マキシムの同僚
マキシムと一緒にペンクールに派遣された。独身で恋人も居ない様子。ローズがマキシムを見送りに行った時、別れを惜しむ新婚夫婦を横目に寂しく一人馬車に既に乗り込んでいた。
リュック・サヴァン伯爵
ミシェルの父親。若い頃は王都警護団の所属だった彼も今は近衛に戻っており、騎士団の副団長を務めている。
ナタリー
セリーヌの友達の一般文官。マキシムのファンで、ローズに対して意地悪なのだが、司法院に勤める文官としては少々軽率である。
ガニョン家の執事と使用人の皆さん
マキシムとローズの犬も食わない喧嘩を良く目撃している人々。彼らはいつも遠巻きに見ているだけで、見兼ねていつも間に入るのはモードである。
ドウジュ
アントワーヌの為に働いている間者。未だにアントワーヌのことを若と呼んでいるようだ。
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