第57話 ドイツでの新型コロナウィルスのこと その3
毎日、目まぐるしい勢いで状況が変化しているヨ-ロッパで感染者数なのだが、昨日の時点でのコロナウィルス感染者はドイツ国内だけで1966人となった。
1月27日 1名
2月1日 7名
2月8日 14名
2月15日 16名
2月23日 16名
ここら辺までは余裕のドイツ。
ところが
2月28日 26名
2月29日 79名
3月2日 159名
3月4日 196名
3月5日 262名
3月6日 534名
このあたりからさすがにドイツも深刻な様子になってきて
3月8日 795名
3月9日 1112名
と、すさまじい勢いで人数が増えていき3月10日にはついに初の死者2名を出し、感染者は1139人に、そして3月12日現在は1962名で死者3名になった今ではそんなに余裕もなくなってきているようだ。
ドイツの記事を調べると、3月12日の現在
イタリア12,462名
フランス 2284名
スペイン 2274名ということですが
ドイツはそれに続く、1966名となり、世界でも7番目に感染者の多い国となっているのが現状だ。
そんな中アメリカトランプ大統領が今朝声明を発表。
今朝のドイツのトップニュ-スだったのだが、欧州からのアメリカ渡航を禁止するのだそうで、3月13日あたりから30日間ヨ-ロッパからアメリカへの全ての渡航を見合わせる、ということで、でもイギリス(ちなみにイギリス感染者は460人)は対象ではないのだとか。
なんでもアメリカの感染者が少ないのは(そんなに少なくはない、1312名で世界ではドイツの国に8番目)、早急に中国からの渡航禁止令を発したおかげだとトランプさんは言っている。
それにしてもこのコロナウィルスの問題が始まった頃、なぜアメリカのインフルエンザの大流行については誰も何もいわないんだ、と主人がいつも言っていたのだが本当にそれも不思議で仕方ない。
今年の2月には1万2千人以上の方がインフルエンザで亡くなっているそうで、それは今年に限らず毎年1万人以下のことはないのだとか。
もちろんインフルエンザは治療できるけれど、今回の新型コロナはまだ治療薬がないということで、最大限の注意が必要だということなのだろうけれど、今頃特別扱いされたイギリスは1月末でEUを抜けたことは大成功だったくらいに思っているに違いないのが腹ただしい。
昨日はミュンヘングラッドバッハ対ケルン戦がドイツブンデスリーガ史上初の無観客試合で開催され、ヨ-ロッパリ-グのドルトムント対パリ サンジャルマンも無観客(VIP観客は試合場で観戦できたそうです)試合だったのだが、友人の家でこの試合を見ていた次男いわく、
「すごく変な感じだった」ということで、見ている私達でさえもそう思うだから選手の皆さんはもっとそのように感じていることだろう。
なんだか今後の展開が心配なものの、まだ死者は3名というドイツでは、市民間では未だにあまり緊迫感はないような気がしてならない。
感染者はものすごい勢いで増えていても、亡くなった方3名が、皆さん70歳以上なんで、普通の市民たちは
「すぐ亡くなるような恐ろしい病気ではないのかも?」と、今の所は認識している人が多いように感じる。
それにしてもこの感染者の数で、死亡者3名のドイツ、やはりゲルマン民族は身体が頑丈なのだろうか???
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