創作のモチベーション(低評価を嘆くのなら、おいらのあの作品を前にして嘆けというエッセイ)


どうも店主・尾岡です。

創作のモチベーションって皆さんはどうやって保たれていますか? いや、むしろどうやって火をつけていますか、と言う質問のほうがいいような気がします。


よくあるのが、ランキングの上位に食い込む、コメントをたくさんもらう、レビューをもらえる、フォロワーさんとたくさん交流ができる。そういった「評価」って、かなり大きい気がします。


もちろん、それも本当に大事で。火がつくし、気持ちも盛り上がるし、ほんとに嬉しいなって思います。


ただねぇ。

評価されないと落ち込むことにも繋がるワケで。どこを基準にするかって話は当然あるんですが。


例えばね。

1PVでも嬉しい。

1レビューでも。っていう人と。


今回は1万PVしかなかった。

星が100しかなかった。

駄作だ!


って嘆く人もいるワケじゃないですか。


ランキング100以下、こりゃダメだ。

連載終了。

うん、よくある光景だって思う。


そりゃさ、尾岡だってレビューは欲しい。

いつか、星4桁なんて世界を見てみたい。


でもね、少しだけ深呼吸したいの。

そのレビューというのは、例えば時流に乗ったともいえるし。

カクヨムの市場マーケットに適したとも言えるし。

フォロワーさんに恵まれたとも言える。


創作って、難しいもので。

王道をトレースしたらテンプレ野郎って言われるし。

オリジナリティーを追求したら、市場マーケットを全然、見てないって言われる。


正直、怪物みたいな得体の知れないモノで、こうしたら良いってモノもないと思っていて。なんか、ランキングに執着していくと、そんな怪物に囚われる。そんな錯覚する憶えるのね。


だったら、さ?

まぁ、店主的解釈なんですけど。


この作品に、レビューをくれた人。

応援してくれた人。

フォローしてくれた人が、ナンバーワン読者さんで。


この人がもし継続して読んでくれるのなら

「もっとドキドキさせてぇ!」

これじゃ、ダメかな?


「俺は趣味じゃなくて。商業デビューするために活動してるんです」

そういう人は本当に尊敬だし。むしろ格好良いと思います。



でも、そこに疲れたら?

もう、ダメだって思ったらさ。


尾岡と同じ視点になってみても良いんじゃない?

って思ってしまう。





■■■





演劇で、カーテンコールってあるんです。

物語が終わって、終幕。

興奮冷めやらないお客さんが、拍手。火がついて。おさまらなければ、立ち上がってスタンディングオベーション。


音楽のライブでいうところの、アンコールですね。


お客さんの熱気に応じて、出演した役者が全員集まって言うの。


「本日は本当にありがとうございました!」

って。


コメントに対して。

作者からの返信って。

本当にカーテンコールの「本日は本当にありがとうございました!」だと思っていて。


モノカキって孤独じゃないですか。

それが評価されて、フォローされて、コメントを残してもらうシステムがすごいなぁって。インターネットがない以前の時代を過ごしてきた尾岡は思うのです。


だからこそ、流れゆく数字よりも。

読んでくれた人の温度感を大事にした方が良い。






これを書いている、2024.9.17時点で。

尾岡が書いた小説で、評価……★3って作品があるからね。

貴方の作品は、僕より評価が高いでしょ!


やったね✨




でもね、反省しかないこの作品ですが、そこに★3を見つけてくれたフォロワーさんがいて。

これ、かなり古い作品なんですよ。


初稿2015年。カクヨム投稿、2017年。


多分、このフォロワーさんと出会ったのは、2021年。

「君がいるから呼吸ができる」を連載してから。


それなのに、こんな過去作品まで遡ってくれたんですよ。

すごくない?

本当に嬉しくて。




■■■


創作のモチベーションをどうするかは、人それぞれ。

ランキングでも良い。

レビューでも。

コメントでも。

フォロワーでも。

自分の作品愛でも、本当になんでも。



でもね、それだけに囚われて苦しくなったら。

意外に自分の作品って、フォロワーさんに愛されているって、知ってほしい。






だって、貴方の作品は貴方にしか書けない。

貴方が見つけた作品の応援は貴方にしかできない。


言ってみたら、それだけのことなんだけどね。

自分の作品を。

そして自分が出会った作品を、愛してやってくれ!



言ってみれば、ただそれだけのことが、かなり重要だったりするから。

愛を!

愛を!

貴方がたの愛ってヤツを

叫んでやってくれ!




(暑苦しくてすいません)






  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る