第10話「善神ナァイブティーアス」

「どうした?」

 足をとめて耳をすますクリフを振り返り、ジュリーは声をかけた。

「うん……誰かが呼んだみたいだった……」

「またかよ、クリフ」

 少々うんざり気味の表情で、ドランはクリフのそばにかけよった。

「森に入ってからのおまえ、なんかおかしいぞ」

「そうかな……」

 クリフはぼんやりとした表情をドランに向けた。

「そうだよ」

 真正面にまわると、ドランは両手でクリフの頬をギュッとつまんだ。

「いたいよ、ドラン」

 さすがのクリフも眉間にしわをよせる。

「カツを入れてやってんだよ」

 白い歯を見せてニカッと笑うドラン。

「これから人探しするってえのに、おまえがそんなことじゃ見つかるもんも見つからないじゃんか」

「うん、そうだね」

 クリフはうなずいた。

 頬には、ドランがつまんだ指のあとが赤く残されている。

「だけど……」

 すると、リリスが言った。

 何かを懸念する声だ。

「海に浮かんでいて島の漁師に拾われたのが赤ん坊のときでしょ。何か手がかりになるものでもあれば別でしょうけど、どうやって自分の親であるかを判断するの?」

「手がかりは何もないんだ……」

 クリフは沈んだ面持ちでそう答えた。

「でもクリフは夢を見たんだ!」

 そんな彼をかばうようにドランが叫ぶ。

「夢?」

 リリスは怪訝そうな顔をした。

 ドランの目は珍しく真剣だ。

「そうだよ。東に行けば会えるってさ」

「何の話なの?」

 リリンが横から口を出した。

 彼女はべったりとジュリーの腕にすがりついている。

「…………」

 そんな相棒をすがめた目つきで一瞥したリリス。

 だが、黙ったまま何も言わなかった。

 すると、今度はドランに代わってクリフが説明した。

「金色に光り輝く男の人が出てきて、ぼくの両親は東の方へ行けば見つかるって言ったんだ」

「金色……?」

 嫌悪感まるだしでリリスは呟いた。

 それでもクリフはかまわず続ける。

「身体だけでなくって、まわりも光ってた。顔はよくわからなかったけど、がっしりとした感じだったよ。名前はナァイブティーアスというんだって」

「ナァイブティーアスですってぇっ!?」

 リリスとリリンが同時に叫んだ。

「え…?」

 クリフはびっくりして目をまるくした。

 同じくドランもリリスとリリンの顔を交互に見つめ、唖然としている。

「知っているのか、リリン?」

 ジュリーは身を寄せているリリンに問いかけた。

 だが、彼女は彼の声も耳に入っていないらしく、ぼうぜんとして呟いた。

「どうして……?」

「リリン?」

 彼は少し青ざめたリリンの顔を見つめた。

「クリフ」

 すると、ようやくリリスが口を開いた。

 彼女はクリフの顔を見つめている。

 相棒と同じく青ざめていたが、それでも何とか気を取り直そうと努力しているようだ。

「あんたはナァイブティーアスが何者か知っているの?」

「え…知らない…」

 クリフは不安そうに首を振った。

「……そりゃそうよね。邪神戦争のことも知らなかったんだもの。彼が善神の一人だとは知るはずもないわよね。普通の人だって知ってる人はいないはずだわ」

 リリスは押し殺したように呟いた。

「善神だと?」

 その一言を聞き逃さなかったジュリー。

 思わず色めき立って言葉を続ける。

「リリス、今きみは善神と言ったな」

「………」

 リリスは強張った表情を彼に向けた。

「やっぱりそうだったんだ……」

 ジュリーは呟いた。

 彼の推測は当たっていたのだ。

 それからリリンを見おろして聞く。

「リリン、おまえも知っていたのか?」

「わたし……」

 彼女は言葉を失った。震えている。

「いったいどういうことだ?」

「そうよ!」

 ジュリーの不審そうな呟きに、リリスが答えて叫ぶ。

「ナァイブティーアスは光の神オムニポウテンスの腹心。善神の一人よ!」

「ええっ?」

 驚きの声を上げるクリフ。

 そんな彼の横にいるドランは何も言わなかった。

 複雑な表情を見せて黙り込んでいる。

「普通の者には知らないことだときみは言った」

 心を平静に保とうとしてか、ジュリーは声のトーンを落とす。

「見たところ、きみもリリンもごく普通の女性でしかない。よしんば人間ではないとしても上級魔族ではないだろう。上級魔族は身体のどこかに、魔族の印である炎の形をした痣があるはずだからな」

 彼の言葉にポッと頬を赤らめるリリン。

「あたしたちは立派な人間よ!」

 リリスは大声で抗議した。

 だが、すぐに気弱な声で言った。

「そりゃ、一時は人間の敵ではあったけど」

「リリスさん……」

 クリフはリリスの手をそっと握った。

「クリフ……」

 リリスはこの心優しい少年の顔を見、そして髪の毛を見つめた。

 不思議色に輝く夢のような髪。

 彼女の目つきはまるで誰かを思い出しているかのように優しい。

 その彼女が決心したようにうなずく。

 そして、驚くことを語りはじめた。

「あたしたちは復活した邪神のもとで、同胞である人間たちを殺したことがあるの」

「なんと!」

 ジュリーは驚愕した。

「邪神が復活したというのか!」

「ええ。これからは次々と封印された邪神が復活するということだわ」

「むぅぅぅ────」

 ジュリーは呻いた。

「その邪神のもとにいたころ、善神の話を聞かされたことがあったわ。邪神たちの敬愛する闇神イーヴルのこと、善神である光の神オムニポウテンスのこと、そして善神の一人にナァイブティーアスという者がいるということ……きっとクリフの夢に出てきたのは、その善神のことだわ」

「そうだったのか……」

 ジュリーは彼女の言葉にうなずいた。

「わたしたち……」

 リリンがジュリーの腕から離れていく。

「リリン?」

 訝しそうにジュリーが見つめると、リリンはつらそうに言った。

「わたしたちは魔法剣士だけど、邪剣士と忌み嫌われていたわ。確かにあのころのわたしたちはどうかしてた。でも、どうすることができて? 邪神に抗うことなどできはしないわ」

 彼女は泣きそうな顔で訴える。

「リリン、すまなかった」

 ジュリーは離れようとする彼女の腕をつかみ、ぐっと引き寄せる。

「俺の配慮が足らなかったな。邪神のもとにいたからって、今ではちがうんだから気にするな。俺はちっとも気にしないぞ」

「ジュリー……」

 リリンはジュリーの胸に顔をうずめた。

「クリフの夢にナァイブティーアスが出てきたということは……」

 だが、盛り上がりを見せるふたりを完全に無視するリリス。

 彼女は言葉を続けた。

「クリフが善神に関係あるということ。それはすなわち、肉親も善神と深いつながりがある───そう考えられるんじゃないかしら」

「もしかしたら善神そのものかもしれねえってか?」

 リリスの言うことに、ずっと黙っていたドランがぽつりと呟いた。

「まさか!」

 びっくりしてクリフが叫ぶ。

「ぼくが善神の子供?」

「しかし……」

 ジュリーが、いまだにリリンを抱きしめたまま呟く。

 彼は大いにうさんくささを感じているようだ。

「夢の主が善神だとしたら、どうしてその善神が邪神である地神の持ち物、大地の神器を探せなどと言うんだ?」

「大地の神器?」

 リリスは怪訝そうに聞いた。

「知らないのか?」

「知らないわ」

 意外そうな顔をするジュリーに彼女は首を振ってみせる。

「おまえもなのか?」

 ジュリーはリリンにも聞いた。

「ええ……」

 彼女は困った顔でうなずく。

「そうか……」

 ジュリーは大きくため息をついた。

「やはり、キーワードは大地の神器。ということは大地の神器を見つけなければ何も解決しないということか。クリフの両親も、そのナァイブティーアスの不可解な言動も」

「いったい大地の神器ってどんなものなんだろう」

 クリフは考え込みながら呟いた。

──コン──

「え?」

 ジュリーは振り返った。

 ドランが小石を手にしている。

「何をする」

 むっとした表情をするジュリー。

 ドランは彼の背負っていたチュウカナベに石を投げつけたのだ。

「どうでもいいけどよ、おっさん」

「ジュリーだ」

 おそろしく低い声で毒づくジュリー。

 だがドランはまったく気にしていない。

「さっきから聞いてりゃ善神だの邪神だの、どーでもいいことじゃんか。グダグダやってるヒマがあんなら、さっさとその大地の神器だのなんだのを探し出して、クリフの父ちゃん母ちゃん出してもらおーよ」

「う……」

 もっともな意見に、ジュリーは口ごもってしまった。

 そこへドランはたたみこむように言った。

「さ、ぐずぐずせずに出発しよーぜ」

 彼は勇んで歩きだす。

「あ、ドラン」

 慌てて追いかけるクリフ。

 振り返らず、どんどん行ってしまおうとするドランの背中にさらに声をかける。

「待ってよ」

 そんなふたりを少しのあいだ見ていたあとの三人。

 ほどなくして彼らも歩きだす。

──サワサワサワ……

 森の木々がやさしく揺れて葉擦れの音を出す。

 それはまるで自然の奏でるハーモニーのようで、クリフたちが行ってしまっても心地よくその場で聞こえつづけた。




「はぁ、はぁ、はぁ……」

 肩を上下に動かし、フレイアは激しく息をした。

 彼女の目の前は悲惨な光景が広がっている。

 おびただしい死体の山。

 彼女ひとりが炎の神器で殺しまくった村人たちだ。

「はぁ、はぁ、はぁ……」

 彼女の右手に握られた大剣の切っ先は、今はダラリと地面に向けられており、たらりたらりと血の雫が落ちている。

 彼女は返り血を浴びて真っ赤だった。

 もともと髪も目もくちびるも、そして身につけている衣装さえも真っ赤であったので、今さら血を浴びようが同じことだった。

 しかし、顔や腕、むきだしになった脚などにも血が付着していたので、見ているものがいたらさすがに恐怖に震え上がったことだろう。

 小麦色とはいえ多少は白い肌である。

 肌まで赤い者はなかなかいないであろうから、やはり物凄い姿をしていることにはちがいない。

 その彼女の凄惨な姿は、いつのまにか昇りきってしまった太陽の日のもと、目をおおいたくなるほどに禍々しかった。

「オオオオ……」

「ウウウウ……」

 それを見守る人狼ウォルフは、唸り声をあげるだけで動こうとはしない。

「あたしを…怒らせる…んじゃ…ない……」

 やっと切れ切れに呟くフレイア。

 その彼女の目が、ふと足もとに向けられた。

 子供だった。

 まだ三才くらいの少女が、心臓をひと突きされ、絶命して転がっていた。

「あたしにできるのは……苦しまずに殺してあげるだけ……」

 そう呟く彼女の目。

 その瞳の奥がゆらゆらと揺れている。まるで泣いているように。

 湖の村の惨劇は夜中に始まった。

 だが、すでに朝も過ぎてしまっていた。

 太陽はぎらぎらと照りつけ、あたりは血のむせかえる匂いで気分が悪くなりそうだ。

 フレイアは、残忍であるはずの魔族に似合わず、その美しい顔に後悔のような表情を浮かべていた。

 だが、すぐにそれを改めた。

──チャリ……

 真っ赤に染まった大剣を日にかざす。

「ディーズさま……」

 さきほどまでの後悔の表情などまるで忘れたかのように、フレイアの目はうっとりと細められた。

 赤く染まった顔が、不思議と美しい。

 その彼女の目には、村人たちの血のりで赤々と染められた炎の神器が映っている。

 大剣は赤く光っていた。

 血を湯水のように浴び、満足しているとでもいいたげな輝きである。

 だが今、その血はみるまに吸い込まれて刀刃に消えていく───そして、今や明らかに様子の変わってしまった大剣は、柄に埋め込まれた真っ赤な宝石を中心に赤く禍々しく光り輝いていた。

「あとは大地の神器があれば……」

 そう彼女が呟いたときである。

「ん……?」

 赤く燃えるフレイアの瞳が、何かを感じ取り光った。

「この匂いは……」

 彼女は頭を巡らせて目を閉じた。

 鼻を動かし空気を嗅ぐ。

 その様子は、まるで獣が獲物を見つけたときの仕種にそっくりだ。

「これは……」

 驚いた表情で目を開ける。

「神の匂いだ……」



「この近くだったと思う」

 ジュリーがみんなを振り返って言った。

「湖のそばにある村で、立ち寄ったのは少し前のことだが、いい人たちばかりでね。また寄ってくれって言ってもらったんだよ。今夜はそこで泊まらせてもらうことにしよう」

「いろんなところを旅行しているんですね」

 クリフは感心したようにそう言った。

 すると横でドランが呟く。

「ただのどーらく男だろ」

「何かほざいたかね、ドランくん?」

 いつものが始まったといわんばかりに、クリフは苦笑した。

 だが、ドランはそこで終わらせるつもりはないらしい。決着をつけるぞとばかりにジュリーに指をつきつけた。

「だいたいなー、ジュリーのだんなよ。いい年こいて何やってんだ、あんた」

「どういうことだ?」

 受けて立つとばかりに、ジュリーはすごんで見せる。

 しかし、そんなことにびびるドランではない。

「商人ってわけじゃない。かといって剣士というわけでもねえ。その腰にぶら下げてんのは、どーやら護身用の物で剣士が持つ剣じゃねえみたいだしな」

 ドランは大人がするように腕を組み、うさんくさそうにジュリーを眺め渡した。

「にしちゃ、何だかいい服きてるしさ、いったい何もんだ、おっさん」

「ふん……」

 ジュリーは鼻であしらった。

 まるで値踏みをするようなドランの視線にも、まったくひるむ様子はない。

「それこそどーでもいいことだと思うがな、ドランくん。俺はただの旅人さ。もちろん善神でもないし邪神でもない。それに魔族でもないぞ。それはそこのリリンが証明してくれるはずだ」

「ジュリー!」

 真っ赤になって叫ぶリリン。

 それを眇めた目で見るリリス。

「バカにすんな。おいらにだってあんたが邪神かどうかなんてわかるさ」

 ドランは吐き捨てるように言った。

「ただ気に入らねーだけだよ。チャラチャラしたカッコしてっから」

「ほぉぉぉ────きみは人を恰好で判断するのか?」

 嫌味をこめてジュリーは言った。

 すると、ドランは顔を真っ赤にさせてつめよる。

「なんだとぉ~」

「やめて、やめて!」

 クリフが叫んで二人の間に入った。

「もう、やめてよ。どうしていっつもふたりともけんかするの」

「とくにジュリー」

 すると、クリフに代わってリリスがずずいと前に出た。

 彼女は気に入らないといわんばかりにジュリーをにらみつけ、さらに言う。

「あんたみっともないと思わないの?」

「なに?」

 少し目をつり上げ、ジュリーはリリスをにらみ返す。

「俺のどこがみっともないのだ?」

 ジュリーの表情が固くなった。

 するとリリスはせせら笑う。

「こんな子供相手にマジでケンカしちゃってさ。いい大人がみっともないって言ったの」

「ムッ……」

 ジュリーの白い頬が少し赤く染まった。

「やめてよ、リリス」

 慌ててリリンは相棒の手を引っ張った。

「リリン……おまえも俺をみっともないと思うか?」

「え…?」

 いきなり問いかけられ、リリンは驚いた顔をジュリーに向ける。

 彼はリリスを無視してリリンを見つめていた。

「はっきり言ってくれ」

 ジュリーの声は真剣だったが、訴えかけるような目は子供のような幼さを見せていた。

「わたし……」

 リリンは困ったように口ごもった。

 横にいるリリスと正面にいるジュリーの顔を交互に見つめる。

「こんなこと言いたくないけれど、リリスの言うとおり、あなたのしてることは大人げないと思うわ」

「…………」

 明らかに落胆の色を浮かべるジュリー。

 肩までガックリと落としている。

 その様子は彼にまったく似つかわしくなかった。

「やっぱり…俺はいつまでたっても大人になれないのだ」

 すると、うなだれたままジュリーはぽつりと呟いた。

「それに比べ、俺の兄は俺とひとつしか違わないのに子供のころから大人びた人だった。父を助けながら様々なことを学んでいたからな。大変なのだ、俺は次男でよかったと気楽に生きてきたから、こんなお調子者になってしまった。実際、兄は素晴らしい人だよ。いずれは父の後を継ぐべく人だから当たり前なんだが、きっと次男に生まれてきていてもあの人は責任感が強くて、他人のことをまず考え、物事をきちんと処理していく冷静な人物になっただろう。ようするに俺とは人間の器が違うんだ。それは俺にとっては辛い事実だが、それでも俺はそんな兄を誇りに思っている」

「ジュリーさんは大人げないことないよ」

「クリフ…?」

 ジュリーはクリフの声に顔を上げた。

「クリフ……」

 そこに、優しく見つめるクリフの目を見つけ、ジュリーは目を見張った。

「本当はみんなだってそんなこと思ってやしないよ。そうだろ、ドラン?」

 クリフはドランに顔を向けながら言った。

「う……」

 ドランは言葉につまった。

 さらにクリフはリリスにも顔を向けた。

「それに、リリスさんも」

「そ…そうね……」

 リリスはそう答えるしかなかった。

 するとリリンが叫んだ。

「そうよ。クリフの言うとおりだわ」

 彼女はこことぞばかりに言い切る。

「少しはお調子者かもしれないけれど、あなたがそこまで落ち込むことはないわ」

「リリン……」

 そばにやって来て、腕に手を回すリリンをホッとしたような顔で見つめるジュリー。

「けっ……」

 それでもまだ納得できないドランではあった。が、しかし、渋々クリフに賛同する。

「ま、悪いやつじゃないこた認めるさ。気にいらねえけどよ」

「おたがいさまだ」

 ジュリーは高飛車に言った。

 クリフとリリンに良く言ってもらえたことが励みになったのか、まったくドランの嫌味もこたえないらしい。

 いつもの余裕の笑顔を満面に浮かべている。

「ふん……」

 リリスは面白くない表情を見せた。

 ひとり蚊帳の外といったような気持ちなのだろう。

「リリスさん」

 するとクリフがそっとリリスの手を握ってきた。

「クリフ……」

 彼女は思わず目尻をたらした。

「ぼくたちは仲間じゃないですか。お願いですから、もうジュリーさんをいじめないでください」

「わかったわ。あんたがそう言うんなら、もう何も言わないことにする」

「ありがとう」

 クリフはこぼれんばかりの微笑をリリスに向けた。

「…………」

 リリスは黙ったまま、クリフに微笑を返した。

「さあ、そういうことで」

 すると、お調子者のジュリーが、何事もなかったかのように楽しそうな声を上げた。

「お昼になったことだし、俺が特製の料理でも作ってやるから食事にしようか」

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