第13話社会復帰
社会復帰にあたり、一日3時間の仕事から始めることにした。
少し経験がある分野だったので、無事に採用されることとなった。
短時間では、収入面の不安はあるが、再発のリスクもある為、無理はできない。
とにかく、毎日同じ時間に出勤して仕事をして帰ってくるというルーティンを作ることが重要だと考えた。
そして、やりたいことと出来ることは違うところ自分に言い聞かせた。
案の定、一年のブランクのある身体には3時間という短い勤務でも辛いものがあった。
職場にエイリアンがいなかったことが、唯一の救いである。
慣れない環境で、まだまだできないことも多いが、完璧主義はやめた。
これをきっかけに少しでも自信に繋がって、今後良い方向にいくことができればと思っている。
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