第3話開戦
親には、
「そんな状態で行かなくても良いんじゃない?」と言われたが、
今日言わないとダメだと思ったので、
何とか上司との待ち合わせ場所に向かった。
母親曰く、この日のわたしは、いつもと違って、決意に満ちた表情をしていて、精神的に相当辛いんだなと思ったと。後日談。
カフェのソファー席。
店内は程よく混んでいる。
先に入ってカフェラテを注文。
自分の中では、もう辞めることを決めていた。
上手く引き止められるだろうということは予想できたので、絶対に流されないと心に固く誓った。
「そんなに目が腫れちゃってどうしたのー?」
わたしに気を使ってか、それとも、これから始まる話し合いを和やかなものにする為か、いつもにも増して明るい声色で、上司がやってきた。
戦いは
始まった。
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