第17話 神雷





俺達は富良野上級ダンジョンを出て、グリ子達に乗りながらゆっくりと壁の出口まで向かった。

すると壁の出入口から冒険者連合の制服を着た男性が、俺たちの方へ向かって走って来た。


「佐藤さん! 私は冒険者連合富良野上級ダンジョン支店長の堀と申します。緊急でお知らせしたい事があります!」


「緊急? 」


「一昨日の夕方頃に元中華国の瘴気を放っていた上海ダンジョンが氾濫しました。氾濫後死霊達は南下し中中華広東共和国へ向かった為、冒険者連合は緊急招集を行い冒険者達を中華広東共和国へと向かわせました。現在シルフィーナ理事長が冒険者達を率いて台州市で防衛戦を行なっています」


「なんだって!? シルフィーナは無事なんですか!?」


俺が呑気に家に帰ってからのお楽しみを考えて歩いていたら、とんでもない事を聞かされた。上海のダンジョンはいつか氾濫を起こすと思ってはいたが、まさか俺がダンジョンに潜ったその日に起こるとは……死霊とシルフィ……また禁呪を使ったら……


「そんな!? シル姉さん……」


「え? なに? たった3日でなんでそんな展開になってるの?」


「私達がいない間にそこまで……シルフィ……」


「現時点での現場の様子はわかりかねますが、2時間前の飛空艇からの定期報告では無事を確認できていました。ですが戦況は厳しいようです」


「そうですか……そうだ! 衛星電話があった! 掛けてみますので少し待ってください」


俺は衛星電話を取り出し震える手でシルフィに電話を掛けた。出てくれシルフィ!


「…………ああ……シルフィ! 無事か!?……そうか……よかった……シルフィ愛してる……今すぐ行くから禁呪は絶対に使わないでくれよ? ……俺ももう離れたくないさ……待っていろ、すぐに行ってゾンビ共を消滅させてやる……」


「よかった……シル姉さん……」


「シルフィは無事みたいね。急いで助けに行きましょ!」


「よかったわ……本当によかった。そうね、急ぎましょう」


シルフィは無事のようで安心した。死霊共め二度もシルフィを襲うのか……一匹残らず駆逐してやる。


「支店長ここから飛びます。お手数ですが経緯と詳細をメールしてください。そしてシルフィーナがいる位置もGPSで送ってください」


「はい、至急送ります。どうか理事長をお願いします!」


「必ず助けます。みんな飛ぶぞ! 」


「「「はい!」」」



俺は皆を連れグリ子を飛ばし壁を越え少し離れた山の麓に着陸させ、ゲートを家の敷地にあるドラゴンポートに繋げた。

ゲートを潜り家の隣のドラゴンポートに出た俺は竜達を呼んだ。


「クオン!エメラ! 来い! 蘭達はエメラに乗っていてくれ! 俺はリム達を呼ぶ!」


「はい、主様」


クォォォォン

クオーーーーン


「すぐ戻る。『転移』」


俺は蘭達にエメラに乗っているよう伝えた後に家の二階へ転移すると、丁度リムが目の前に立っていた。


「あっ! 光魔王様! お戻りになられたんですね。至急お伝えしたい事があります。一昨日に上海のダンジョンが氾濫したようで冒険者達に緊急招集が掛かりました」


「リム! その件で戦場に行く。5分で全員を集めてこの間渡した槍を持ってドラゴンポートに来い! 」


「あ、ハッ! 5分で集めます!」


「それと戦場では空を飛んでもらう。翼と装備だけ幻術で天使っぽくしておけ。角と尻尾はそのままでいい」


「角と尻尾は隠さずとも良いのですか?」


「その方が光魔っぽいだろ? 蹂躙しに行くぞ、急げ!」


「光魔……はい!」


俺はリムにインキュバスとサキュバスを集めるよう伝えドラゴンポートへと戻った。

少しすると家の至る所からサキュバス達が手に黒鉄の槍を持ち、こちらへと走って来て俺の前で整列した。


サキュバス達は皆が黒系のビキニアーマーやボンテージの色を白にし、白い羽根を至る所に付けて天使っぽい衣装になっていた。背中の翼も黒い蝙蝠の翼から白い天使の翼に変わっていたが、頭から伸びる曲がりくねった角と細く黒い尻尾がこの存在を天使では無いと否定していた。

インキュバスは上半身裸で白いスパッツを履きそこに無数の羽根を付けており、かなり昔のアイドル歌手のようだった。更に白い翼を生やし槍を持っているのだ、正直近付きたくない。角や尻尾が無かったとしても天使である事は否定されただろう。


「光魔王軍総勢31名揃いました!」


「……そうか、これより中華大陸へ死霊を殲滅しに行く! 俺の恋人を今現在襲っている奴らだ。一匹残らず消滅させる! 光魔隊はクオンに乗れ! 沖縄の離島へゲートを繋げる! そこからはすぐだから心の準備をしておけ! 行くぞ!」


「「「ハッ! 光魔王様! 」」」


俺はゲート魔法を発動し、クオン達が通れる程の大きさの門を出現させた。

エメラの背には恋人達とグリ子とグリ美にメイを、クオンの背にはサキュバス達を乗せそのままゲートをくぐった。

ゲートの先は夏にバカンスに来ていた離島のホテルから離れた海岸で、そこからすぐにエメラとクオンを飛ばし一路浙江省の台州市へと向かった。


「エメラ! 全力で飛ばせ! クオン! 死ぬ気で付いて来い! 付いて来れたらお前の大好物のサラマンダーの肉を死ぬほど食わせてやる!」


クオーーーーン

クォォォォン! クォォォォン!


「あらあら、クオンちゃんやる気になったみたいですね。可愛い子です」


「クオンはほんとゲンキンよね、でも根性無いからすぐ諦めるのよね」


「そうね、10分付いて来れれば良くできた方じゃないかしら」


「クオン! お前根性無しだとか言われてるぞ! 男だろ! それでいいのか!?」


クオオン! クオオン!


「あら? 怒ってるのかしら? 」


「男の意地を見せてやるってさ」


「へえ……15分は持ちそうね」


それから10分後……

クオンは遥か後方にいた。


「クオンちゃん……」


「10分も持たなかったわね男の意地……」


「まさかここまで根性無しだとは……」


「悪かったよ、クオンに期待した俺が悪かったよ」


クオーーーーン! クオーーーーン!


「エメラはなんて言ってるの?」


「……でもイケメンだから!って必死にクオンをフォローしてるよ」


「顔しか良いとこ無いって言ってるだけじゃない。フォローになってないわよエメラ」


「エメラは駄目男を作りそうな子ね……」


俺はいざという時ならクオンはやってくれると思っていたが、どんな時でもクオンはヘタレだった。



そして俺は目的地まで富良野支店長から送られてくるメールを確認しながら進み、30分後に台州市が見えた所で日本の二隻の飛空艇と交差した。白い胴体にデカデカと日の丸を描いていて一目で分かった。どうやら避難民を乗せるために南に向かっているようだ。


「日本の飛空艇のデザインってさぁ……」


「なんだか目玉のオ○ジみたいね」


「知らないでいきなり夜の戦場の上空に現れたら、巨大なゲイザーだと思って炎槍を放ちそうだわ」


「凛ちゃん……その条件反射で攻撃する癖直した方がいいと思うの……森を焼いたばっかりじゃない」


「お、お姉ちゃんアレは事故よ! びっくりしたからつい……」


確かに日本の飛空艇のデザインはどうかと思う。白い飛空艇の胴体全体に赤い日の丸は無いよな、でもそれを見て攻撃しようとする凛も無いよな……

そんな2人のやりとりを聞いていると、川を挟んで多くの人が戦っているのが見えてきた。


「あそこだ! ゾンビに押されてるな、シルフィはもっと上流だが素通りする訳にもいかないか。蘭! 凛と夏海に結界を! 俺はグリ子達とメイに張る! 」


「はい!」


「先ずはここにいるゾンビ達を壊滅させる。これだけまとまってるんだいい的だな」


「ダーリン、でも凄い数だしかなり長い距離よ?」


「大丈夫だ。聖属性は死霊達に大ダメージを与えるからな。後はイメージと聖剣の力でどうにかなる」


「あっ! そうでしたね。聖剣はあらゆる属性魔法を聖属性に変換した上に、その力を増幅するのでしたね」


「そうだったわ! 忘れてたわ。だとしたら本当にこの範囲を? なんだかドキドキしてきちゃった」


「フッ……凛と夏海が惚れた男の力をそこで見ていろ」


俺はそうキメ顔で言ってエメラの頭の上まで歩いて行き、聖剣を両手で頭上に掲げ魔法を発動した。

狙うは川の上のゾンビとその後方にいる亡者の群れ、魔法が聖剣を通る時に威力を増幅するよりも広範囲に魔法が届くように探知も発動し強くイメージする……そして放つ魔法は最上級雷魔法の轟雷。


「 亡者どもよ! もうあの時の無力な俺では無い事を見せてやる! 喰らえっ! 『神雷』 」


カッ!


ドンッ!


パリーン……


「きゃっ! 眩し……」


「くっ……これは……」


「主様……素晴らしいです……」


俺が聖剣に大量の魔力を流し発動した轟雷を通すと、聖剣から真っ白な光が溢れ出した。その光は俺達とエメラまで包み込むほど大きくなった後に、分厚い雲に覆われた空に向かって昇っていった。

そしてその光が雲に呑み込まれた瞬間、カッ! と空が真っ白に光り、その光が一気に地上へと落ちてきた。それはまるで空が落ちてきたかのような光景だった。

光は川から奥にいた魔物に降り注ぎ、そのことごとくを消滅させた。

そして遅れてドンッという大きな音が聞こえてきたのだった。


「ん? 何か固い結界を破った手応えがあったな。随分抵抗が強かったような……確かあの辺り……あれはスケルトンじゃないな、ボロボロだが赤いローブらしきものと王冠が見える。エルダーリッチか? なんかフラフラ飛んで瀕死みたいだし後で追い掛ければいいか。今はシルフィが優先だな。急がないと」


「な、なによアレ……ここから見える範囲の川の上から奥まで、あんなにいたゾンビとかスケルトンが消えちゃったわ……」


「す、凄まじい威力と範囲でした……これが私が愛した人の力……」


「たまにイケメンが言うような痛い事言うけど、やってる事がカッコ良過ぎてドキドキしちゃうわ。お腹の下の辺りも熱くなってきたし……これが強いオスを求める本能ってやつかしら?」


ぐっ……痛かったのかそうか……

俺は凛の悪意のない言葉の刃でダメージを負った。


「凛ちゃん! 光希が落ち込んでるわよ! 思っていても言ったら駄目な事があるって前にも言ったわよね? 」


「あ……ダーリン違うの! ダーリンはイケメンよ? 顔がイケメンなだけの男なんかよりずっとイケメンでカッコいいわ!そんなダーリンが大好きなの! 愛してるわ! 本当よ?」


「あらあらなっちゃんまで、うふふふ」


「え? あ、いえ私は思ってません! 光希はとてもカッコいいです!」


「いいんだ、そっとして置いてくれ……」


クオーーーーン……


「ありがとうエメラ。でも今は慰めとかいらないから……」


「ダーリン違うの! 誤解なのよ!」


「光希私は痛いとか思ってませんからね? 」


「うふふふ。凛ちゃんもなっちゃんも楽しくて蘭は大好きです」


……この世界にエルフを増やそう。

俺はそう決意を新たにした。



俺は新たな決意をした後に更に上流へと進んだ。そして神雷を撃った場所から10分程上流へ飛んだ所で、探知で細かい反応を見れるようになった。


「いた! この魔力はシルフィだ! 間違い無い! くっ……こっちは最上流で川を渡っている冒険者がいるから、さっきのようにはまとめて殲滅できない。その手前のゾンビ達だけ俺がやる! 蘭はメイで! 凛はグリ子! 夏海はグリ美で最上流のゾンビの殲滅をしてくれ! 魔法は好きに撃っていいが味方を巻き込むなよ?」


「わかったわ! 蘭ちゃん行くわよ! 私達魔女のお披露目戦よ!」


「はい! 凛ちゃん行きましょう! 蹂躙です!」


「夏海! 川を渡っている冒険者達は魔力反応から言ってセルシアと十兵衛さん達だ。退くように伝えてくれ」


「お祖父様達が来てるのですか!? ああ……こんな時まで迷惑を掛けて……わかりました。 私が力づくででも連れ戻します 」


「頼む。よしっ!行けっ!」


「「「はい! 」」」


俺は蘭達に矢継ぎ早に指示を出して聖剣を掲げ魔法を発動した。やはり最上流にいる多田狂人軍団が邪魔で一掃できないな。ここまで進めたのはセルシアがいたからだろうな、やっぱり混ぜたら駄目だったな。

さて、凡そ8万残しか……まあ蘭達で余裕だろ。

俺は魔法の範囲から最上流付近は外し、その手前の川から奥に向かって魔法を放った。


「シルフィ今行くぞ! 喰らえっ! 『神雷』 」


ドンッ!


聖剣を通して放たれた光が雲に消えた後に空が光り、下流側で放った時より狭い範囲に光が落ちた。

そして下流で放った時同様、光が落ちた場所にいたゾンビやスケルトンは全て消滅した。

俺の前には川を渡ってこちら側にいたゾンビが呆然と立ち尽くしていた。


クォォォォン!


「光魔王様!」


「遅いぞクオン! 遅れた分ゾンビをたくさん狩れ! 川から向こう側だ! リム達はクオンから降りて空から狩れ!」


クォォン


「ハッ! 皆行くぞ! 光魔王軍の初陣だ! 圧倒的武力を示して我等の存在に世界を震え上がらせようぞ!」


「「「おおー!」」」


震え上がらせる相手が違うだろ! 魔獣や魔物を震え上がらせるんだよ!

俺は今は相手をしている暇が無いのでスルーをし、シルフィの元へと急いだ。

そして更に上流に行った所でゾンビを掃討しているシルフィを見つけた。隣ではリーゼリットが一緒に戦っているようだ。


「シルフィ!」


「コウ!」


「来い!」


「はい!」


俺はエメラの高度を下げさせシルフィのいる所まで近付きシルフィに手を伸ばした。シルフィは満面の笑みを浮かべてシルフの力を借りて浮き上がり、俺の手を握りエメラに乗り込んだ。

俺はシルフィを力一杯抱きしめキスをした。


「ああ、シルフィ……心配したよ」


「あっ……んんっ……コウ……来てくれるって信じてたわ。私の勇者様」


「当然だ、もうあの悲劇は繰り返させない。俺はその為に強くなったんだ」


「コウ……嬉しい……これが愛の力……」


「シルフィ。これで魔力を回復して、シルフに言って俺の声を戦場全てに届ける事は可能か?」


「これは吸収の魔剣ね。ええ、魔力さえ満タンなら可能よ」


俺はシルフィに吸収の魔剣と魔石を渡して魔力を回復してもらい、シルフの風の精霊魔法で俺の声を戦場に届けて貰えるように頼んだ。


「うふっ! 魔力が漲ってるわ! シルフお願い! 私の最愛の勇者様の声をこの全ての戦場に届けて!……コウ、もういいわよ」


「ありがとう……この戦場で戦う者達よ! 俺はSSSランクパーティLight mareリーダーの佐藤 光希だ! 圧倒的少数で50万の死霊軍団を相手に耐えた中台連合の冒険者達よ! そして仲間を救う為に集い、劣勢の戦場へ恐怖を押し殺して飛び込んだ日本、インド、アメリカの勇敢なる戦士達よ! 聞いてくれ! 最上流を除き川より向こう側の死霊共は先程の魔法で殲滅した! 今、目の前にいる逃げ場を失ったゾンビ共を倒せばこの戦いは終わりだ! 残りは俺達Light mareが貰う! 後方でゆっくりと見物していてくれ! 」



『『『おおおおお! 』』』


Light mare! Light mare! Light mare! Light mare!


Light mare! Light mare! Light mare! Light mare!



「きゃっ! 凄い歓声……シルフがびっくりしてるわ。そして皆もの凄い勢いで掃討していってる」


「ゴールが見えたからラストスパートなんだろ。それじゃ俺達も最上流に行……おいおい蘭……」


「コウ……隕石が……」


ドゴオォォン!


俺が戦場で戦う冒険者達に話をした後に、戦場の空気全てを揺らす程の大歓声がありシルフが少し驚いたようだ。俺は未だに数万のゾンビやスケルトンがいる最上流にエメラを向かわせようとしたその時、目の前の空から隕石が落ちていくのが見えた。

その隕石は最上流の川向こうのかなり先に落ち、もの凄い音と衝撃波を撒き散らした。


「蘭……確かに魔法を好きに撃っていいとは言った。言ったけど、今まで幻術やら変装やらで誰がやったかは確定させなかった隕石落下をこれほど多くの人がいる所で……」


「ランちゃん……私も今まで必死に各国の追求を誤魔化して来たのに……」


「はぁ……惚れた女のやった事だ。しっかり尻拭いをするさ」


「ハァ……妹分のランちゃんがやった事だもの。しっかりフォローするわ」


「一体誰に似たのやら……」


「間違い無く光希よね……」


「いやいやシルフィそっくりだろ! あの後先考えない無茶苦茶振りは!」


「はあ? 私に!? 何を言うのよ! あの大は小を兼ねるみたいな豪快な魔法のチョイスはコウそっくりじゃない! 」


「いやいや教会を破壊してポーションのレシピを盗もうとか提案して、真っ先に飛び込んだシルフィの背を見て育ったんだよ蘭は」


「そんなの普通でしょ! 深夜に悪徳貴族の屋敷に乗り込んで拷問して殺した上に、女子供だけ外に出して屋敷を魔法で破壊したコウの背中を見て育ったに決まってるじゃない! 」


「そんな小事ではああはならないって! やっぱり古代竜が寝てるから大丈夫だと言って、いきなり全力の精霊魔法撃ち込んだシルフィを見て育ったんだよ」


「それこそ小事よ。コウだってランちゃんを攫おうとした盗賊団のアジトがある山を、面倒だからって山ごと燃やしたじゃない。明らかにランちゃんはコウの真似をしているわ」


「いやいや昔……」


「だからあの時の……」


それからしばらく俺とシルフィは蘭の育て方について責任をなすりつけ合ったのだった。

その姿はまるで子供が学校で悪い事をした後の夫婦喧嘩のようで……


クオーン……


どっちもどっちよもういい加減にしてよと呆れているエメラの鳴き声が聞こえるまで、俺達の責任のなすり付け合いは続いたのだった。



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