第24話:豪ドル預金をNPOの費用に

 NPO橫浜国際救助隊のNPOの東日本大震災募金受け付け口座と

株式会社「橫浜永続・株式会社」NPOの東日本大震災募金受け付け口座

を設けた。更に2013年12月5日から1年間かけて豪州の6人の

口座から7500万円(54万ドル分)を入金させ、それを元手にして

東日本大震災のボランティア活動費として使った。ボランティアメンバー

の活動基地として、斉藤栞さんの両親の横浜市瀬谷区郊外の農家の庭に

木造2階建ての建坪60坪の中古の展示場のモデル住宅を安く買い移築し

、パソコン3セット、プリンター、光ファイバーネットを入れ、

2段ベッドを8つ入れて16人が泊まれる施設を施設費用4千万円を

つくりホランティアセンター本部とした。


 2012年に、あるチェーン店の洋食レストランが調理師養成のため

にコック見習いを週に1回の定休日に、こども食堂で料理するサービス

をはじめて好評をなのを知って、食材の調達の手伝いを橫浜農協やパン工場

、ジューマイ工場、製麺工場、冷凍食品工場を訪問して調達したり、自治会

、町内会、子供会で自宅にある使わずに残ってる食品や缶詰、調味料、

贈答用品を回収して回り、こども食堂に提供していく活動をはじめた。


 この活動が広まって、橫浜市内に数カ所のこども食堂ができ活動する

ようになっていった。もちろんNPO橫浜国際救助隊も手伝って毎週2回ほど

、橫浜市内のこども食堂にボランティアとして料理手伝い、料理出し、

片付け、皿洗いをして活動して行き、NPO橫浜国際救助隊の名前が

知れ渡ってきた。食品調達にハイエースを2台購入してあいてる人が

運転手になって連絡を受けた先に食材を取りに行きボランティアセンター

の大型冷蔵庫に備蓄して、必要な時にこども食堂に届けるサービスを

手の空いてるボランティアがハイエースに乗って2人で出かけていった。


 また、食材を安く譲ってくれるという、お宅や農家、工場に引き取りも

電話で連絡を受け次第、基本24時間体制で誰か動く様な体制を作っていた。

 このこども食堂の事を知った、料理自慢の50才以上の中高年が安くて、

お腹いっぱいになる料理を考えて、チーズの入ったお好み焼き、ナンを

ミックスピザ風にしたナンピザを出してくれる食堂が公共施設の料理室を

使ってはじめた。小麦、調味料、チーズ、干しエビ、野菜はNPO

橫浜国際救助隊が用意して、無償ボランティアの方々に調理をお願いする

施設が、1つ、また1つと次々にできて、横浜市内の各区に2件以上できて

、中高年のパワーには驚かされた。その後2015年の頃にはこども食堂

の数が20件を越えて、月1回から週1回程度に回数も増えていき、

これによって助けられる子供や老人が増えていった。

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