第19話:山下健一の結婚とフードバンク
その年4月に斉藤栞さんは橫浜市大を卒業したので6月に結婚式を挙げようと
山下が言うとホントと言うとうれし泣きしはじめた。約束するよと言い、
その後、ホテルニューグランドで6月12日、結婚式の予約を取って、
NPOの仲間を入れて28人で盛大に結婚式を執り行い、皆が、
その門出を祝ってくれた。新婚旅行は仕事の合間を見て考えることにした。
その後、山下健一が仕事に戻りセカンドハーベスト・ジャパンの
理事長チャールズが自宅に食品倉庫がわりにして事業を開始し2003年7月
、浅草橋に事務所を開設下との記事を見て興味を持ち、セカンドハーベスト
・ジャパンに面会しに4人で出かける事にした。電話で面会約束を取ると
2008年7月12日面会日となり、浅草橋にある事務所を訪問すると、、
チャールズが、ちょうど良かったと話し、
「“余った食”のゆくえ ~消費期限 もうひとつの物語~」捨てられる
はずだった食品を有効に活用する日本初の試みとして2HJのフードバンク
活動が紹介されるので見て欲しいと言われた。
NPO、ボランティアと言っても事務所が必要で資金や品物を提供して
くれる大企業との交渉で手に入れなければいけない。2HJのフードバンク
でもコストコ、ニチレイ、ハインツ日本、マスターフーズ、ネスレ日本、
鮒忠、ひかり味噌、テングナチュラルフーズ、Fujimamas、
Foreign Buyers Club、株式会社ミトクから食品を提供してもらっていると話した。
事務所の倉庫に横付けされてる保冷車も企業から提供された物だと言った。
これにはNPOに協力してくれる企業との交渉能力がないとやって
いけないと始めに言った。最近では、東京都内だけでなく、神奈川県内でも
活動を開始したと教えてくれた。3月27日に「ガイアの夜明け」放送された
「“余った食”のゆくえ ~消費期限 もうひとつの物語~」をNPOの
全メンバーが見て、この活動を知った。我々も、この活動を応援して、
実際に活動に参加しようと話し合った。2008年6月14日に
岩手宮城内陸地震、マグニチュード7.2、震度6強、余震でも5弱、
大規模な土砂崩れや地滑りが相次いだ死亡、不明者15名、負傷者数
2300名、更に、7月24日に岩手北部内陸地震がおきマグニーチュード
6.8で震度6弱であった。8月には東海、関東での集中豪雨で死亡、
不明者10名、負傷者数10名、浸水が25000戸の災害が起きたが、
地域が限定されていたこと、死傷者数が少なかったことで
NPO橫浜国際救助隊ではボランティア派遣は行わなかった。
フードバンクの活動を調査していたとき、2008年10月に日本初
のフードバンクが山梨に誕生したというニュースが入った。しかし調べて
見ると地域限定版であり、NPO橫浜国際救助隊としては、全国版を
めざしていくので、うまく協力していくというわけにはいかなかった。
そんな時、山下健一が豪ドルが60円を切ってきたのを見て、元の
投資研究会の仲間に知らせると、¥56円で10万ドルずつ、買いを入れる
事にした様で、その後2008年10月27日、6人(平田、山下、陳、
周、安村、木谷)で20万ドルずつ計120万ドル購入し、豪州の
ジミー東郷の口座に入金することにし、しばらくして2009年を迎えた。
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