第13話:事務所の運営管理方法
2006年4月30日に、投資研究会のメンバーのうち、安村七郎と木谷博之が旅行で来られなかったが、その他5人、平田浩一、山下健一、陳康男、張武雄、周達夫がMMタワー東館12階のマンションに集まり、事務所作りのために必要な机、椅子を4つずつと2段ベッド、2つを買いに行き、少しでも広く快適に過ごすために場所を取る物を置かないように決めた。机も組み立て式で、すぐに足を分解できるものにして、椅子も折りたたみ椅子にした。昼間は最低3人以上いるようにして、電話も2つ、会社用と、NPO用の導入した。もちろん、光インターネットも開通させた。
その他、大きい冷蔵庫、炊飯道具、ドリップ珈琲メーカー。平田浩一が会社設立とNPO設立の件で動き回り、どうしても必要な時に、山下健一が有給休暇をとって、同行した。陳康男、張武雄、周達夫が土日、忙しいので、山下健一が、土日祭日、泊まる事にした。山下健一が夏のボーナスをもらってから、正式に三菱地所を退職すると平田浩一に告げた。事務所も完成し、ゴールデンウイークの平日に、平田と山下が会社登記のの手続きをして、NPO設立の申請書を作成して2週間で手続きが終わり、その後法務局に提出することでNPOができた。
名前をどうするか協議した結果、多くの人に覚えてもらえる様にとと命名した。会社名は、国際的に通じる様に英語名でYokohama Sustainability Co., Ltd.としたいと平田が言うと、反対意見はなく決まった。NPOは、橫浜持続機構とした。5月20日、NPOと会社の登記が終了して、今度は具体的に何をするかと言うことになり、夜8時から、会議を開くと、会社はNPOに必要な事を援助するのを目的とすること、NPOは大災害の援助の輪を広げたり、ボランティアサポートを仕事にしようと決めた。2006年6月1日から営業開始して、電話機にも国際救助隊とSustainableとシールを貼った。できるだけ平田浩一は常駐して、その他に輪番制で3-4人交代で出勤する事にし、土日は、山下がいる様にした。
そうして、山下健一が一身上の都合と言うことで7月末日付けで、三菱地所を退職した。その年、山下は平田に7日間海外旅行に行ってくると告げて、2006年9月1日から8日まで、オーストラリアとニュージーランドを旅行に出かけた。ケアンズから入りシドニーに行き、ブリスベンに戻り、そこからニュージーランドのオークランド、クライストチャーチ、クイーンズタウンを回り、オークランドへ戻り、成田への直行便で帰って来た。観光は、定番の海辺のリゾートやダイビングで過ごし、シーフードの旨い店で食事したり、観光名所を回った。その他シドニーでの豪ドルの定期預金の話が興味深く、現在5年定期預金で1万豪ドル以上で年利9%5年で45%と高金利で、日本と英語のパンフレットを持って来た。責任者は、ジミー東郷という、日系人が日本の富裕層にオーストラリヤの不動産売買と投資、ワーキング、教育ビザの取り扱いをしているようで年に数回、東京、大阪で説明会を開いているようだ。
この話に、投資研究会の連中が年金代わりに投資しようかと考えていた。2006年11月にジミー東郷から東京に行くから良かったら勉強会に来ないかと誘われた。 その話をすると投資研究会の5人が興味を持ち、当日、山下健一を含めて5人で恵比寿のホテルへ出かけた。するとシミー東郷が挨拶してくれ名刺をくれて、豪ドルが70円台になったら豪ドルを買い始めたら良いと言った。メールアドレスを登録しておいてくれれば、いつでも投資できると言い、日本でも外貨に強い銀行に口座を作って下りて下さいと言われた。また、FXで買うと手軽だとも教えてくれた。
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