応援コメント

6. フィルムに当たる雨の音は」への応援コメント

  • 野球のくだり、「次のスタメンは恐らく絶望的だ」という自虐で終わるのが素晴らしいです。

    作者からの返信

    六畳のえる様
    ありがとうございます! 一瞬フッとでも気が楽になれれば幸いです。全体的に重たい雰囲気になりはじめたところですので! 読んでいただきありがとうございます!

  • スギモトの目には、主人公は文学性が「ない」ように見えるのかしらん。
    見掛け倒しとハギノのことを内心でけなしているけど、そう思うこと自体が嫉妬で、好意があるって証拠に見えるのだけどなあ。
    彼は本も読まないけど、思考は随分と文学性があるように見える。
    ただ、学校に行かず先の見えない状況で面会に行き続けるってのは、現実逃避にも見える。
    トキトオさんに軽口を叩いている場面ではけっこう軽い人なのかなとも思ったりしたけど、そうでもないし、随分と内面が揺れてる。
    どこにも自分を置かずに漂ってる感じが、「ある・なし」とキッパリと決めるスギモトから見たら、ハッキリしなさいよ~と感じるのかなあ。スギモトも好意を持ってるように感じるのですけどね。ハギノの件は揺さぶりをかけるためって感じにも取れるし。
    血だまりのシーンが印象的でした。彼の心象風景なのか。生々しいのにどこか美しくもある。生命そのものに触れることは実は怖いことで、生の感情を避けているように見える主人公がそこに足を踏み入れたように感じました。
    まだまだ先の展開が読めなくて、変なコメントになってしまってごめんなさいです(^^;
    地の文の密度が凄いですね。ガーーッと襲ってくる感じで(語彙力(^^;

    作者からの返信

    如月ふあ様
    読んでいただきありがとうございます!
    本当におっしゃってる事が的確過ぎて、どうしましょう!っていう感じです。これから先にちゃんとお応えできるお話を書ければと思うので、今後ともどうぞ、是非ともよろしくお願い申し上げます。本当にね、主人公が文学性に気づいていないのが問題なんですよ、多分。そもそもそれが何なのかって話なんですけども。

    ありがとうございます!