見ればわかるだろ
オレはツチノコ。
そうあのツチノコだ、見ればわかるだろ?
胴が太くて尾は細く短い、でも高く跳び上がることができる。
形が似てるからって
まぁ…。
オレは今フレンズ、アニマルガールだ。
だから当然元のツチノコって感じの見た目してる訳じゃあない、人間… ヒト型になってここにいるわけだ。
見ればわかるだろなんて言ってはみたが、ツチノコなんて生き物はわかんないヤツの方が多いんだろうな。
それはいいんだが、ところでオレは歴史的遺物が好きなんだ。
普段は住み心地がいいもんで砂漠ちほーの地下迷宮ってやつを調査がてら根倉にしてる。
が、この時は違う。
前々から気になっていた遊園地ってやつの調査に来てる、なんでもヒトやフレンズはその昔ここで楽しく遊んでいたらしい。
なんだかよくわからんひょろ長い乗り物があったり、アルパカのカフェにあるようなティーカップのデカいやつがあったり、他には馬の形したやつが棒にぶっ刺さってるやつとか、あとはとんでもなくでかくて丸い… 例えるなら花みたいな形したやつに乗り物がいくつもくっついてたりするものがある。
あのデカいのだけは博士達が動くようにしたみたいだが前に一つ落っこちてきたのを見た、本当に動がしていいものなのか?
高い景色が見えるというのはオレにとって新鮮ではあるが、正直何が楽しくてあんな危険なものに乗りたがったのか… ヒトってやつは謎が多い。
ただ、このお化け屋敷?ってやつは気に入った。
暗くて落ち着く、なんだか変な飾り付けだがそれはオレにとってはどーでもいいことだ。
そうして調査を続けるうちにたまたま港の方に目を向けたんだ。
驚いたぜ?よく見ると乗り物があった、あれはそう… 確か船とかいう海を渡るやつ。
だが船などあるはずがない。
元々あったやつは海に沈んでるはずだし、去年出ていったバスを改造したものとも違う。
つまり外から船を使って誰か知らないやつが入ってきたってことだ、そして船を動かせるってことは…。
いやまさかそんなはずないだろう。
オレはつい気になって遠目でそれを眺めてそこに立ちすくしてたんだが、そうしてボーッとしてるうちに動きがあった、その時船から誰か出てきたのが見えた。
「なんだアイツ?」
思わず声に出した、ソイツは辺りをキョロキョロ見回していて挙動不審な変なやつだと思ったからだ。
でもその時不意にソイツと目が合った感じがした。
「ふぅぁはっ!?」
見てただけで何も悪いことなどしていなかったのだが、ついいつものクセで身を隠してしまった。
こっちへ来る…。
案の定見付かっていたらしい、ソイツがこっち目掛けて走ってくるのが見えた。
うわヤベェ。
なんとなくそう感じてすぐにその場を離れ遊園地に身を隠すことにした。
いや…。
別に隠れる必要なんてない、だがこれはクセだ。
だからつい隠れてしまった、オレはそもそも誰かと話すのもそんなに得意じゃあない。
別に嫌でもないのに悪態を着いてしまう、面倒な性格なのは自分でもわかってる。
隠れているとソイツは少し息を切らしながら遊園地に辿り着きまた辺りをキョロキョロと見回していた、漠然と見回していたさっきと違い、今はオレを探しているんだろう。
フム…。
何者か知らんが耳も尻尾もない、少し様子を見させてもらうぜ?
こんなことやってはいるが別に頭っから怪しむ必要などない、話し掛けて尋ねたらいいんだ。
でもオレにはそのような気概はない、話しかけられるのもなんか苦手だったしな。
見付からないようにしてたはずだが、気にしてたせいかオレは何故か一旦お化け屋敷に戻ろうと思い立った。
こっちから話し掛けるのは苦手だから気付いてほしいと心の奥にへんな気持ちがあったのかもしれない。
そう思ったらもう走り出す、すると当たり前なんだが足音がなる、だいぶあからさまに。
カランコロンってこんなに豪快に鳴らしてりゃそりゃソイツにも聞こえるだろうさ?でも。
「あ… 待って!」
って言われて待つわけがないんだ、何がしたいのか自分でもわからないがオレは適当にソイツを巻いて難なくお化け屋敷に隠れることができた、やはりここは落ち着く。
心を落ち着かせ、これからどうするか考えよう。
だが、そう時間も経たないうちに外の方で気配を感じた。
なんと驚いたことにソイツはお化け屋敷に入って来やがったんだ、なぜわかったのか?完全に巻いたはずだが。
中へと進んでくるソイツがオレの側を通過するのを確認すると、後ろからソロリと追いかけてみることにした。
光を持っているようだ、ソイツの前方は明るい。
あの道具はなんだ?気になるな…。
そうしてオレが興味深々にソイツの後ろを見ていた時だ。
「…」
「…」
ソイツはなんの前触れもなくくるりと反転し、オレ達は真っ正面で向かい合うことになった。
「アァーッッッ!?!?」
あまり急だったものだから悲鳴をあげてしまいそのままソイツに背を向け逃げ出した。
だがそれは向こうも同じだったようで。
「どわぁぁぁ!?」
という叫び声と共に背を向け走り出した、オレ達は別々の方向に出口へ向かう。
それがソイツとの最初の出会いだった。
回りくどい始まり方だが、これはオレとソイツの話だ。
「あ、どうも…」
「アァー!?!?なんでいるんだよー!?おぉいっ!!!」
走り抜けると既に外にいたソイツと改めて顔を合わせた、取り乱してサイテーな初対面だったが印象を付けるという意味では抜群に効果があったんだろう。
「えーっと初めまして?島の外からきたんだけど… 君は?」
「見ればわかるだろ!ツチノコだよッ!」
ツチノコは見たことがないってアイツは言ってた、なら仕方ない。
しかしお前こそ妙なやつだが結局のところなんなんだ?とそう思った。
やがて話しているうちにソイツが島の外から来たヒトなんだとわかった。
ソイツが来た詳細よくわからんが、オレはヒトの遺物に興味があるのでそもそもヒトであるアイツの存在自体も気になって仕方がなかった。
始めはそう、そんな気持ち… 好奇心だ。
でもそういう気持ちもあったからだろうか?だんだんオレの心にアイツが住み着くようになっていくんだ。
そんなアイツと次に会った時は港だった。
オレは博士達に置き去りにされたのでしばらく遊園地に残っていたが、調査に夢中だったオレはセルリアンに囲まれ始めていることに気付けなかった。
気付いた頃には遅い。
でも港にアイツの船があったことを思いだした、だからなんとか港まで降りてとりあえず身を隠す為に船に飛び込んでやり過ごすことにした。
そしてそんな時だ、動けないオレの元にアイツは現れた。
「アァァァァァアッ!?!?!?」
「わぁーッ!?」
毛布を勢いよく剥がされオレの視界に見覚えのある顔が飛び込んできた、そうアイツだ。
なにやらものを取り来ていたらしく、とりあえず勝手に隠れていたことを謝るとコーヒーという苦いが温かい飲み物をくれた、興味深い。
それは苦いのだが… 香りもいいしどこかリラックスできた。
話すうちに、アイツは用事が済むとすぐ行かなくてはならないと言っていた、アイツが来たとき既にセルリアンはいなかったらしくオレに一緒に来ないか?と尋ねてきたので、まぁ着いてってやらんこともないとそれを承諾してやったんだ。
あんな風に言われることは少いので、一緒に行くこと自体は吝かではなかった… それに実際助けられたのはオレの方だったのに、でもアイツは「ありがとう」って。
それがオレ達の長いようで短い旅の始まりだ、一度ロッジに泊まり早朝ジャングルを目指し高山のカフェでトキのうるさい歌を聴いた、なにやら少しはマシになったようだがそれでも下手なものは下手だ。
そのままトキ達が砂漠まで連れてってくれたのでそこで旅は終わりになるんだが、この時オレはまた助けられてしまった。
アイツは凄く頼もしかった。
よくわかんねぇやつだけど優しいのだけはちゃんとわかったんだ、スナネコもオレもこうして無事でいられたのはアイツが助けてくれたからだ。
この時お前の隠してた秘密も知って、しっかりとお前と友達になれたって勝手にそう思ったんだよ。
それからしばらく会わなくて、でも助けられっぱなしでいいのかな?ってオレは頭の隅でずっと考えてたんだ。
そしたらお前が現れたんだ、ふざけた登場しやがって?でもよく来てくれたよな?嬉しかったぜ?
用事はなんだ?と尋ねるとパーティーとやらのお誘いだった。
正直騒がしいのはあまり気乗りしなかったが、お前はすぐに無茶するをすると思うとやけに気になってしまいスナネコと着いていくことを決めた。
あの時もお前、スゲー喜んでたよな?
実は誘われたこと自体はオレも嬉しかったんだ… もちろん言えなかったが。
砂漠を抜けて湖畔へ、そして平原を抜け森林のジャパリ図書館へ。
お前やっぱり無茶してたな?着くなりフラフラしやがって、さすがに博士達からも寝ろって言われるくらいに。
ずいぶんぐっすり寝てたからオレ達で仕事を進めることを提案した、助けられたり気に掛けてくれたりとこちらも何かで返したかったからだ、それにその方が効率的だと思ったから。
まぁ… 結局オレはあんまり役に立てないままだったんだが…。
にしてもこのパーティーは凄かった、このタイミングで丁度海からあいつらも帰ってきたしな?何やらヒト同士通じるものでもあったのか、お前らよろしくやってたよな?あぁ?別になんとも思ってねーよ!
チッ…。
なんでもパーティーはお前の秘密をみんなに知ってもらうのが目的だったらしいな、それでオレに背中を押してもらえると助かるみたいだったので、しっかりと見届けることを約束した。
そしたらお前!フードをおろせだとぉ!?
流石に取り乱してしまった、そんなことをわざわざしようと思ったことなどないからだ。
躊躇してたんだが博士達が無理矢理引き摺りおろしやがった、驚いてすぐ被り直したんだが… まぁこんなもんで満足したならよかったよ。
スピーチも上手くいった… と思いきや少し事件になったよな。
終わった時情けない面して泣いてやがった、下らねえこと心配してんなよ?
でもお前はやっぱり優しいんだよな、誰も傷つけたくなかっただけなんだから。
お前はすっかり弱ってパークを出ていくとまで言い切った、でもオレもみんなもお前のこと追い出そうだなんて思ってないんだよ。
頑張って頑張って、それでも身にならなかったらどうする?とお前は言ったな?オレは絶対大丈夫だと思ってたさ、でも本当にダメでもうどうしようもないってそうなった時は…。
オレは言った。
「地下迷宮で暮らせばいい… あそこなら滅多にフレンズもこないから」
本心から出た言葉だ、照れくさいし柄にもないこと言ってんなってわかってるんだ。
でもオレは本心からそう思ったし、せっかく仲良くなれたのに変な理由でいなくなってほしくなんてなかったんだ。
それに本当にダメだったとしても、オレは一緒に住んだって構わなかったさ… お前となら…。
ま、結局お前は立派にやり遂げたわけだがな?ほらな?言った通りだったろ?
で、それからしばらく会えてなかったんだがその間にまた事件が起きた。
その時ばかりは聞いた時に頭が真っ白になってしまうほどの…。
博士達が青い面して取り乱しながらみんなを集めてるもんだからオレもすぐに聞いたんだ、どうかしたのか?ってさ。
そしたら言ってた。
お前がサンドスター火山に登ったきり帰ってこない。
その日に帰ってきてもおかしくなかったのにもう三日目になるって。
言葉を失った、冷や汗も出た。
どうしたらいいかまったくわからなくてオレも一緒になって取り乱してた、どうしようどうしようって考えることができずにただ頭を抱えるしかなかった。
でもその時スナネコに言われてさ?
「探しに行きましょう」
少し目が覚めた、そうだ探さなきゃって。
オレ達が火山まで着いた時既にたくさんのフレンズがお前を心配して探しに来てた、オレもすぐにピット気管で怪しいとこを探しまくってた。
でも見付かんなくて…。
最悪のイメージが頭から離れなくて。
怖かった… お前が消えてしまうのが。
もう危ないことしないでくれよ?オレだけじゃない、何人に心配かけてると思ってんだよ?何も知らずに後で知らされるオレの身になったことあんのかよ?自分がもっと大事にされてること気付けよ?
もっと頼ってくれよ…。
だが雨も降ってきてますます探せなくなってきた頃だ、やっと見付けることができた。
ズタボロだったがちゃんと生きててくれた。
聞いたら崖から落ちたんだってな?よく生きてたな… サーバルじゃあるまいし。
でも本当、安心した。
それからは大怪我したお前の面倒見るのにしばらくオレも住むことにした、杖がないと満足に歩くこともできないようなお前を放っとくわけにはいかないからな?ま、大したことはできんが。
そんなことしてて人のこと言えないかもしれんが、本当に世話好きだよなお前も?それでも料理がしたいなんて言い出すんだから。
そんな包帯だらけの指で何ができるんだよ?
そう思ったんだが無理にでも始められちゃ困るからな、オレが手足になってやることにしたんだ。
特別にな。
それでもお前は不器用なオレの為に手取り足取り教えてくれた、手になってやるなんて言ったが、結局世話になりっぱなしなんだよな…。
丁寧に野菜の切り方から教えてくれて、オレも火にビビってる余裕なんかないと思って頑張ってみたんだが、まぁ強がりなんざすぐバレるよな?
でも側に着いてオレを安心させてくれた。
凄く安心した。
助けてたつもりだったが、また助けられっぱなしでやっとカレーを作ることができた。
思い返すと赤っ恥もいいとこだな…。
お前の怪我が治ってからオレは砂漠に帰って、それからまたしばらく会わないが今度はあの時か。
なかなか顔も見せに来ないお前に少しムカついてんだが、ある日アライグマが他に三人くらい連れて現れてな?それでその時、オレもお前の役に立つならってアライグマ達の誘いに乗ったんだ。
サンドスター火山に置いてきたお前の忘れ物さ?
見付けたはいいんだがなかなか運ぶのに苦労しそうな代物だ、しかも問題はそこだけじゃない。
散々警戒してたはずなのに質の悪いセルリアンの存在にオレ達は気付けなかった。
万事休すってやつだ、どーせ終わりなら最後にお前に会いたかったと思ったのは内緒だけどな。
でも驚いた。
人生で一番驚いたかもしれないし、一番嬉しかったかもしれない。
思わず叫んだ。
「なんでいるんだよぉ!このヤロぉ!?」
よく来てくれたよな?オレなんかの為に?
なんかお前ホントに… あの時本当に頼もしくてさ?
オレ怖かったんだよ?だからスゲー安心したし嬉しかったし、お前のことカッコいいって思ったよ?
あの時くれたジャパリコインはオレの宝物だ、お前には言ったことないけどな。
それから、あれはハロウィーンパーティーとかいうやつだったよな?カボチャ並べるやつ。
みんないきなり服を取っ替え引っ替えし始めてさ?オレもスナネコに身ぐるみ剥がされちまった。
猫耳なんか着けられてスナネコの服着せられて… ったく肩がさみーんだよ…。
みんなの着替えは見たらダメだからって男のお前は一旦森の中に走ってたな、落ち着いた頃呼んで来てやろうと思ってお前のこと探したよ、まぁ案外あっさり見付かってよかった。
あの時鼻血なんか出してたが、その… そんなに似合ってたか?スナネコの服?
でもせっかく二人きりになったんだ、何か悩んでるのはあからさまだったから良ければ相談してほしいとも思ってた。
なんとなく察してはいるんだがな、お前はわかりやすいやつだ。
空には満月が浮かんでいて雲も少なかったんだが、今の時季森林は少し冷える。
そこでオレがくしゃみしたのを見てお前は上着を掛けてくれたんだ、暖かくてお前の匂いがして…。
やっぱりなんか安心するんだよな。
その時、何をそんなに言いにくそうにしてんだと思ってたらお前言ったよな?
「今度デートしよう!」
なに言ってんだ?って今度は別の感じで取り乱しちまった、断る理由もないので受けてやったが、その時は照れくさくてな… あまり表にも出さなかったんだが。
実はすげー嬉しかったよ。
…
で、今そのデートで初めて会ったお化け屋敷に二人で来ている。
オレにはお前の悩みがなんとなくわかるし、多分それでデートだなんて言い出したんだよな?わかるよ… お前のことならな。
オレもそろそろ素直になれってことなんだろう。
真っ暗なお化け屋敷、落ち着くはずだが… 今のオレは心臓が破裂しそうでまったく落ち着く気配がない。
オレは言った。
これから話すことに返事もなにも要らないからただ聞いていてほしい、そしてこれからすることに抵抗しないでほしい。
返事を聞くと、オレは一言「ありがとう」と告げお前を強く抱き締めた。
オレは小柄で、お前に抱きつくとこんなにすっぽりと収まってしまう。
くっつくと暖かい… 安心する匂い。
オレは… お前が気に掛けてくれて凄く嬉しかった、いちいちお前が絡むと嬉しくて仕方なかった。
柄にもなく舞い上がってるんだ、伝わりにくいかもしれないが実は今とても幸せだ。
だから聞いてくれ?
「オレはさ?」
「うん」
「こんな性格だけどさ?」
「うん…」
なんなんだよこれ… オレはどうしちまったんだろうな?全部お前のせいだよ?お前がオレを変えたんだ。
お前はオレの気持ちには答えることができないだろう、わかるんだ… でもオレもちゃんとケジメつけときたいんだ?
オレは…。
「お前に惚れたみたいなんだ…」
とにかくオレはお前が好きなんだ。
なぜかな…。
わからん。
…
お前には今のオレが何に見える?
オレはわざわざ終わらせる為にお前に本当の気持ちを伝えた。
ただ、あわよくば… あわよくばお前のこと独り占めできたらってそうも思ったさ?
だって好きなんだ…!オレだってこんなにお前のこと好きなんだ!
そりゃ盗られたくなんてねぇよ!お前のことずっと見てきたのはオレなんだ!
このまま受け入れてもらえたらどんなに幸せなんだろうな?
でも…。
だからこそお前の気持ちを尊重したい、自分の気持ちを押し付けてまでお前を自分のものにしたくなんかない。
お前が一番幸せになる選択をしてほしい。
だからオレの気持ちも知った上で、お前の行くべきところへ行け?
もう迷うな。
オレが何かって?
見ればわかるだろ。
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