第13話:儲けた金で海外旅行1

 塚田守の資産が増え、奥さんと、今後の人生について話合いを始めると、

今の忙しい生活から、もっと、ゆとりのある生活がしたいとい奥さんが言った。

それに対して、日本を出て、海外に住むというのはどうだろうかと、塚田守が

言うと、そうね、喫茶店の御主人が亡くなって、すぐに、お客さんと結婚したとか、陰口言われているし、早く東京を出て、知ってる人のいない所へ行きたいと言った

ので、海外でも良いねと言うと、良いわよと返事をした。


 そこで、金ができたので、海外旅行へ出かけて、どこが良いか決めようと、

言った。2005年10月、受験先を東京外国語大学と上智大学英文科を受験

することに決めた様だ。その後、家族でアメリカ旅行に行く時に、塚田一郎の

家で面倒を見てもらえることになり、1人で大学受験することになった。


 上智大学は出願期限が1月4日~22日で、英文科の受験日2月7日で合格

発表が2月13日だった。東京外国語大学は、センター試験と、前期日程は

2月25日が試験で、合格発表は3月6日だった。そうして、2月7日の受験を

終えて、2月13日、合格発表で合格がわかった。その後、2月25日を迎

えて、受験後、合格発表の2005年3月6日に、両親と出かけて、合格が、

わかり、強気の和美が、合格発表で涙を見せた。そして東京外国語大学に

入学する事を決めた様だ。


 子供達に、学校の春休みを利用し2006年3月26日から4月4日までの

10日間、ハワイと米国西海岸を旅行しようと、シアトル、ロサンゼルス、

ラスベガス、サンディエゴに出かけないかと聞くと、全員が行く事になり、

総勢8人で、成田からシアトルに飛んで、市内観光をして、シアトルタワーに

上り、周辺の景色をみて、その後、昼食は、「パイク・プレイス・マーケット」

の新鮮なカニ料理を堪能した。夕飯に、レストランに入ると、パンやチーズが

旨かった。その他、スターバックス1号店もたずねたが、長く待ちそうなので、

写真を撮っただけで帰ってきた。


 一泊し、ラスベガスに飛び、サンディエゴに向かって、最後にロサンゼルス

行く予定。翌日、朝は9時にホテルを出発し、空港に10時につきラスベガス

に昼過ぎに到着して、空港で昼食をとり、シャトルバスでベネシアンホテルにチェックインしたが、普通の部屋でも広い、部屋数も世界でも屈指の大きさの

巨大ホテルの様だ。フロントから、カジノを通って、部屋まで行くのに、20-30分もかかるとは、日本では考えられないホテルの広さに驚いた。


 また、途中の天井画・フラスコ画が、あまりにきれいなので、首が疲れたく

らいだ。2階に上がると、何故か、運河があり、見せかけの空が見えて、運河

にゴンドラがあって、お客さんを乗せて移動していた。何てスケールの大きさ

なのだろうと、あっけにとられた。部屋について、中に入ると、広い、スタンダードタイプの部屋としては一番大きいと書いてあった。日本の広めのマンシ

ョンの2DK程度の広さだった。移動で疲れたので、一休みして、夕飯を早め

にいただいて、床についた。

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