第72話:リスボン・クルーズ旅行1

 2017年1-2月は、熱海で,ゆっくりと正月を迎えて、寒いので、出かけずにいた。2月末の頃、梅まつり、3月の桜祭りの頃から暖かくなった。


 4月に入り、沖縄へ行こうと、石津夫妻が4月3日から5月1日まで、那覇市内のホテルを中心として国際通りを散策し、北は、沖縄マリオットホテルに泊まり、かりゆしビーチを散歩して回った。那覇港のトマリンにも3泊して、宿泊し、離島へ向かう船を見送った。糸満のサザンビーチホテルにも4泊して,海の景色を楽しんで糸満の町を歩いたり、食堂には行って、南国の魚を食べたりして、那覇に戻って、おもろまちで映画を見たり、首里城見学に出かけたりして、暖かい沖縄の春、うりずんの時期を楽しんで、5月1日に,熱海に帰ってきた。


 2017年4月11日、石津夫妻が成田を出て、フランクフルト経由でリスボンに到着し、今田寛人さんから、ホテルに電話が入り、翌々日の4月13日午前11時にリスボン郊外のヨットクラブで、今田夫妻と友人のヨットクラブの仕事をしてるアンドレと集まることになり、石津夫妻が出かけると、既に、3日人とも来ており、挨拶後、40ftのカタマラン・カラマラン・クルーザーヨットを買ったと言い、すぐに、そのヨットをラグーン400を見せてもらった。


 大人10人が乗れる居住スペースで、ガスコンロ、シンク、冷蔵庫、大型のバッテリー、テレビ、ノートパソコンがあり、スマートフォンを使えば、10海里・18kmの沿岸までは、電波が届き、インターネットも使える。この船を使って、地中海沿岸を、リスボンからマラガ、カルタヘナ、バレンシア、バルセロナまで行き、帰りは極力、無寄港でリスボンまで帰ってくる4日間のクルーズに出かける計画を立てた。


 今田さんも初めての長距離クルーズに挑戦してみたいと言うと、ヨットクラブのアンドレも、喜んでサポートさせてもらいますと、熱く語り、この話をしたら、船舶1級の免許を持った2人を手伝いたいという3人が見つかったので同行することになり合計8人でクルーズに行く事になったと教えてくれた。これで、決まり、石田健之助が、金銭的な協力をすると約束した。そうして、今田さんとアンドレが綿密に計画を立てておくと言うと、お願いしますと言って、石津健之助がホテルに帰った。


 この話を、奥さんにすると、わかりましたと言い、今田さんの奥さんのエレナさんに電話をして、小旅行の計画を立てていた。その後、クルーズに行っている8日間、ショッピングしたり、ポルト、コインブラへ出かけたりしていますから、ご心配なくと言い、くれぐれも気を付けて、クルーズに行ってきてくださいねと言ってくれた。


 出発は、明後日の朝6時と言い、今日、銀行でお金を3千ルーブルおろしてくると話し、一緒に行こうと言い、10時にホテルを出て、散歩をして、11時過ぎに、レストランに入り、ゆっくりランチをとって、午後1時に銀行でお金をおろし、デパートへ行き、ウインドブレーカーなど、衣類など、クルーズに必要なものを買い、ホテルに戻り、スーツケースに、小分けして詰め込んだ。夕飯は買ってきたものを食べて、早めに床についた。

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