第71話:2016年のポルトガルとスペインの旅2

 特に、アラヤネスの中庭は、素晴らしかった。コマレスの塔はアルハンブラ宮殿の中でもっとも高い建物で、感動的だった。内部にはバルカの間と大使の間がある。ここでボアブディルがグラナダをカトリック両王に引き渡すことを決心したと言われている。またコロンブスが西周りでインドへ遠征するためにカトリック両王を説得した場所であるとも言われている。


 ライオンの中庭はライオンの宮殿の一部。長方形で、キリスト教の回廊のように124本の柱によって支えられた柱廊に囲まれてる。中庭の名前は12頭のライオンによって作られた中央の噴水によるもので、ライオンの上には十二角形の水盤がある。リンダラハのバルコニーは小さな長方形で、アヒメッセスの間から入ることができ、正面には二連のアーチが一つ、側面にもそれぞれアーチがあり、その精緻な彫刻には驚かされる。


 女王の化粧部屋は女王の化粧台の間、女王のバルコニー又は暖炉の塔とも呼ばれており、ユースフ1世の塔の上に建てられた。カルロス5世の妻イサベル1世の部屋で、壁に飾られているカルロス5世のチュニジア遠征の様子が描かれたフレスコ画が目を引く。リンダラハの庭園はオレンジの庭園、大理石の庭園とも呼ばれ、リンダラハのバルコニー、二姉妹の間、カルロス5世の部屋、王がプライベートの部屋に行く時に使用した回廊に囲まれている。中庭中央にある噴水は黄金の中庭にあった水受けを使用して造られ、リンダラハの中庭の南側は二姉妹の間の地下室に繋がっていて、地下室の中央には秘密の間がある。これらを見学して、アルハンブラ宮殿の見学客が多く、すぐ売り切れる理由が良くわかった気がした。


 3時半頃までかかって、見学を終えて、タクシーでグラナダの4時過ぎにホテルへ戻り、前日予約しておいたグラナダ洞窟フラメンコ・ショーが夜遅いので、仮眠をとり、7時に起き、8時からゆっくり夕食をとり、9時過ぎにホテルに迎えの車が来て、フラメンコ発祥の地とも言われるアンダルシア地方のグラナダ、サクロモンテの丘にある人気の洞窟タブラオへ到着した。30分くらい待って、10時前から、フラメンコショーが始まり、約1時間、情熱的なフラメンコの踊りが、繰り広げられて、フラメンコ。ショーに吸い込まれるように、集中して見ていた。


 また、車でホテルまで送ってもらいホテルに到着は、夜の11時30半頃だった。そしてホテルの部屋で一杯飲んで、熟睡した。翌日、2016年4月25日、朝7時過ぎにホテルをチェックアウトして、グラナダからバスでマラガへ、9時過ぎに到着して、11時頃の飛行機の乗って、リスボンに11時半頃、到着し、ゆっくり昼食をとってから、ホテルに戻った。


 ホテルに戻って、今田さんに電話して、数日中に夫婦で、クルーズしたいが、いつが良いか聞くと、明後日、4月27日なら、空いているというので、朝9時にヨットクラブへ集合することになった。そのため、今日は、ゆっくりして、11時に、ホテルを出て、カイス・ド・ソドレからコメルシオ広場まで、テージョ川沿いを歩き、散歩を楽しんでいる人が多数おり、カフェやレストランがあり、テージョ川に向かってイスが、たくさん並んでいたので、川を見ながら、ランチを取り、気持ちよかった。丘の上を見ると、白い壁と赤い屋根画美しく、多くの写真を撮った。

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