第15話:豪州、NZ旅行に中村さん同行2

 1994年9月、間他カーを借り、熱海峠を上がって、御殿場から、富士五湖

、冨士高原で、涼しい高原で、自然を満喫して、帰って来た。熱海は、海と冨士と

箱根と、実に景色が良く、良いところだと言うことを再認識した。やがて10月を

迎え、豪州旅行のために、休みの日に、中村さんを誘って、横浜へ行って、

石津三千子さんが旅行に着ていく、洋服を品定めして、数点、買い込み、旦那さん

が似合う洋服も決めてくれた。そうして1994年10月1日、出発の日を迎えた。


 成田出発が20時半だったので、午後16時半過ぎに石津夫婦と中村さんの3人

で新幹線で東京駅へ、そこから上野へ、上野からスカライナーで成田まで行き、

午後18時に空港に到着し、夕食をとって、航空会社のカウンターで搭乗手続きを

取って、19時半に、搭乗口でまって、定刻通りに成田を飛び立った。久しぶりの

海外旅行で緊張していたこともあり、程なくして、飛行機の心地よい振動で、眠り

に落ちた。目覚めた頃に、赤道を通過しますというアナウンスがあった。


中村さんが、興奮して、生まれて初めて、赤道を越えるのと、年甲斐もなく、

はしゃいで話している姿は何とも微笑ましかった。そうして、彼女の話を聞いて

いるうちに、もう少しでケアンズに到着しますとのアナウンスで、ケアンズ空港

に到着した。到着時間が午前4時50分と早朝で、空港のカフェで、ゆっくりと、

朝食をとって、十分に休息を取ってから、ケアンズの町に行くことにした。


 最初に、泊まるホテルにいって、荷物を預かってもらい、ショッピングセンター

に入り、女性達は、ショッピングセンターを巡り、旦那さんは、フードコートで、

お茶して待っていた。昼食をとって午後1時過ぎに、ホテルに行き、早めに部屋に

入りたいというと、入れてくれ、2時には、部屋に入り、一寝入りして、午後4時

過ぎから、行動開始、午前中にウィンドーショッピングで、物価の高さを感じて、

夕飯もフードコートで、高級料理を手軽に楽しむことに決めた。飲料水やジュース、

ワインも全て、ここで買い込んで、ホテルに戻った。


 翌朝9時過ぎに、タクシーでツアー会社に集合し、港から船に乗って、アウター

リーフというきれいな海に行き、昼食をとって、1時間ほど自由行動で楽しんで、

午後17時半にケアンズに戻ってくるツアーで、近くのフードコートで食事をして、

タクシーでホテルへ戻った、買い込んだ、ビールを飲んで、疲れたので早めに床に

つき、3日目は、シドニーへ、5日目は、ニュージーランドの首都、オークランド

に到着し、6日目は、ニュージーランド南島のクライストチャーチへ、7日目は、

オークランドに戻り、成田行きの飛行機で日本に帰った。


 1994年10月11日に熱海に戻り、写真を整理していたが、オーストラリア

も、ニュージーランドも新鮮な魚は旨いが、脂っこい食事が多く、ホテルは、施設

の内容の割に安いので、良い季節にコンドミニアムに長期滞在が良いかも知れない

と考えた。中村さんは、料理が口に合わないので、景色も自然も良かったのにと、

残念がっていたが、ショッピングセンターで自分の好きなものを買って、食べるの

が一番良いかも知れないと言った。やがて1994年が終わり1995年となった。

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