クリエイター志望者への警鐘編
学生の頃から別段飛び抜けているわけでもなく、大学は無名の大学の経済学部にとりあえず入り、卒業後家から近い地方銀行へ就職するが、2ヶ月で人間関係が嫌になり退社。
その後、自宅近くの工場のピッキングのアルバイトをしながら、とりあえずそこは一時的に居座るつもりだったが、気がつけば30を超えていた。
流石に業を煮やした両親に実家を追い出され、派遣社員として様々な仕事を転々として、40を過ぎた頃には、日雇いの警備員になっていた…
お金もない、この年まで独り身なら、まず結婚は無理だろう。
大学生の頃1人だけ俺と付き合ってすぐ別れた恋人との別れ際の言葉を思い出す。
「貴方は周りを見下したり陥れたりする事で自分の自尊心と地位を満たして、自分では何も努力しようとしない。そんな人に将来性など感じるかしら。」
日本全国をくまなく探したら、俺のような人間はたくさん居るだろうと思う。
怠け者で、将来の事も何も考えずその日暮らしで、中身の無い人間で、年だけ食っている。
そういう人間を世間ではこう呼ぶのだ。
KKT(金がなくて キモい 中年)と…
貴方は将来そうならないだろうか。
クリエイター志望のそこの貴方。
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