第40話:2016年ハワイクルーズ2

 何だか、妙に興奮し、岸を離れてから、すぐに太平洋の荒波が感じられた。その晩は、ハワイについた初日とあって、疲れのせいで、すぐに眠りにつき、翌日は、朝6時に起床し、すぐに甲板を散歩した。


 気持ち良い潮風と海の景色を楽しみ、その後、大きなレストランで、朝食をとったが、料理の種類は、充実していた。更に、海から見える景色は最高。翌日、マウイ島のカフルイ港に到着した。


 ハレアカラ火山噴火口めぐりのツアーに参加し、ツアーバスに乗り込み、ひたすら曲がりくねった山道を登っていった。山頂からの、景色は、マウナロア、マウナケアまで見えて素晴らく、火口のクレーターの雄大さは、見るものを圧倒するが、標高が高く、寒くて、風も強いので、暖かい服に、ウインドブレーカを重ね着しないと寒くてたまらない。


 山の頂上付近を散策して、帰りも、曲がりくねった、坂道を走り、何人か車酔いで、気分を悪くした。船に戻ってきて、シャワーを浴びて、少し仮眠してから、大きな食堂で,夕食を食べに行った。その後、早めに床についた。


 翌日は、ハワイでいちばん大きなハワイ島に、到着して、コナの港の沖に、停泊して、小さなテンダーボートに乗り換え、コナ港に上陸。ここでは、港の近くのホテルのキング・カメハメハの写真を見て回り、ビーチサイドのレストランで名物のコナコーヒーと軽食をとり、景色が良い大きな木の下で、少し涼んで、行き交う人を眺めていると、帰る時間になり、テンダーボートに乗り、再び、クルーズ船に乗り込んだ。


 歩き疲れたので、仮眠をとり、夜からのキラウエア火山の溶岩流失を海上から眺めると、真っ赤な溶岩が、海に流れ落ち、溶岩の熱で蒸発した海水が蒸発し、湯気を上げてる姿は圧巻。


 翌日はハワイ島の反対側のヒロ港に停泊し、下船して、地元のツアーでマカデミアナッツの工場やレインボーフォールズを見学するツアーに出かけ、マカデミアナッツ工場では、ナッツとナッツ入りのチョコレートが食べ放題だったが、そんなにたくさんは、食べられなかった。


 ヒロは、昔から、日系人が、多く住む地域らしく、商店には日本人の名前の商店が多い。ヒロは、雨が多く、湿っているそうだ。この日は、早めに船にもどった。


 翌日は、カウアイ島ナウィリウィリ港へ寄港。予約しておいたワイメア渓谷のツアーに参加した。最初に、お決まりの観光コースの潮吹き岩の見学をし、その後、太平洋のグランドキャニオンと呼ばれるワイメア渓谷についた。雄大な景色で、写真をたくさん、取りまくった。最終日に、ホノルル港に戻り、解散となり、日本への帰路についた。

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