第32話:旅行博覧会2

 ちょっと待って、と言い、「仲間で相談し、始め、5分位して、もし、その年に50泊以上したら20%引き、50泊未満なら10%というのは、その年が終わった実績で、キャッシュバックしてくれるのと、聞くので」、そうですと、話して、「現金のキャッシュバックではなく、キャッシュバック相当の値段を、翌年の宿泊料から引く方式で、サービスします」と言うと「クレジットカード払いでも良いのですねと、聞くので大丈夫です」と、答えると、「良いねーと言い、どうやって契約するのと、それは、そちら様の代表の方と私どもで契約して、全ての宿泊は、代表の方から、予約していただく方式です」と答えた。


 池田はこんな事もあろうかと、「以前の食品会社との契約書を持って来て、こんな感じですと見せると、契約したいが、どうしたら良いかというので、山北社長に急いで契約を取るか、後にするかと聞くと、今、契約を取れ」と言うので、池田が、「お客様達は、この会場を見て回る、おつもりですよねと、確認すると、えーというので、30分後に契約者様の氏名、年齢、職業、連絡先の住所、電話番号を書いていただければ、契約できる様に契約書を作っておきます」と答えると、「それはありがたいというので、契約予定者様の氏名、年齢、職業、連絡先の住所、電話番号を個々に書きて下さい」と言うと、「書き入れてくれたので、ありがとうございます」と言って、「それでは契約書を作成しておきます」と答えて、帰っていただいた。


池田松男が、「その情報を若い女性に言って、ノートパソコンにデータを入れて、契約書を作成して、それを会場のプリンターのある場所を探して、印刷して来て下さい」と指示した。


 その後、「10名様以上の団体で、当社の施設を利用を希望されてる方達に、朗報がありますので、是非、係員にお尋ね下さい」と、みんなの目のつきやすい所に書いておいた。やがて、昼食の時間となったが、山北社長が「コンビニで、おにぎりか、パンを買ってきて、交代で控え室で昼食をとるので、木村望さんに買ってきてもらう」と言い、「池田と山北社長が、おにぎり2つずつと、ウーロン茶」、次、小山田礼子に聞くと、私は結構ですと言った。


 10分後、木村さんが、戻り、最初、池田が、食事を取って、木村に、交代し、次に山北社長が、食事をして、3人で30分以内で、昼食を取り終わると、突然、背の高い、彫りの深い男がきて、小山田礼子に、小さな袋を渡して、すぐ、行ってしまった。


 すると、小山田が10分で戻りますと言って出て行き、1時近くになり、「女性5人のグループが来て、貼ってあった10名様以上優遇の案内を見て、説明をして下さる」と言うので、「池田が説明すると、これ良い」と言い、「団体で1年以内に10泊以上で、どれほどの割引と聞くので10%引き、50泊以上で20%引き」と言うと、

「まだ未定だが、希望したい時には、どうすれば良いの」と聞くので、「会社に電話して、郵送で契約用紙をやりとりするか、直接、会社へいただくか」のどちらかですと説明した。パンフレット下さいと言うので、5部ほど、渡した。


 1時半頃に、「午前中の投資家グループが来て、契約書を見て、再度確認してから代表の山辺大二郎さんがハンコをついて契約してくれた」。すると、「池田と山北社長が、お礼を言い、最後に色っぽいグラマーな小山田礼子に、お礼を言われると、彼らは、嫌らしい目で、豊満な胸や、ウエストのくびれ、お尻を見て、うっとりしていた」。


 その他、3時近くに、「テニスウェアを着た、金のありそうな男女5人のグループが来て、1年10泊以上の話を聞いて、パンフレットを持って行き、検討してみて、良かったら、会社に、お伺いします」と言った。そうして、午後4時過ぎると、閑散としてきて、6時に終了した。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る