第19話:池田松男の多くの孫誕生
2010年になって、3月から坂戸市にある天然温泉に回数券を買って平日の空いてる日に毎週の様に出かけ療養して、ゆっくり休んで食事し幸恵さんの回復を待った。その後、毎月の防衛医大病院での手術後の経過でも、検査値、その他に、異常は見られずに、順調であるとと医者に告げられ、池田松男も、ひと安心していた。
気分転換に、平日、山梨の桃の花を見たり、箱根や富士五湖、熱海をドライブした。また、電車で横浜の中華街へ行って食事をしたり、元町でしゃれた洋服や靴を買ったり、みなとみらい、横浜港見物、外人墓地を見学して、遠出して、人生を楽しんだ。そうして、2010年が終わり、2011年を迎えた。
2011年3月の検診で、「今後、3ヶ月に1回の検診で良いと言われ、通常通りの日常生活をして大丈夫と言われ、海外旅行も自由に言って構わない」と医者に言われれ、池田松男も幸恵さんが、「最近、食欲も回復して、少し、体重も増えて、血色も良くなったような気がする」と感じた。
4月には、うりずんの頃の沖縄に、4泊5日のツアーに参加し、沖縄の美ら海水族館や万座毛、残波岬、サンセットビーチ、北谷のアメリカンビレッジ、泊港のステーキハウスなどを堪能し、翌日、沖縄南部の第二次世界大戦の激戦地、糸満の平和祈念公園、ひめゆりの塔、沖縄戦没者墓園を見学したが平和祈念公園の中にある展示物や物語を見る度に、涙でハンカチをぬらしながら、じっくりと見学を続けた。
3日目は、沖縄アウトレットモール・あしびなに行き、お土産を買ったり、昼食をとったりして、広い敷地を散歩して歩いた。その後、那覇空港へ無料バスで戻り、「ゆいレール」に乗って、おもろまちへ向かい、免税店ギャラリア・沖縄へいくとブランド品が半額のセールをしていて、もの珍しく、見て回り、歩いてサンエーに行って、夕食をとってから、今夜の宿、ダイワロイネットホテルにチェックインして風呂には行って、疲れたので、すぐに床についた。
翌日は、国際通りや牧志公設市場、リウボウ・デパートを見て回ったが、繁華街で少し疲れたので、バスで、泊港へ行き、ゆっくりして、港の見えるレストランで、夕食をとってから、ホテルに戻り、明日の帰り支度をし、床についた。
翌朝は12時の那覇空港発の飛行機で帰るので、ホテルで朝食をとって、チェクアウトして、那覇空港へ10時半について、ゆっくりして、早い昼食をとり、羽田空港、2時半に到着して、飯能に3時半に戻って風呂に入り、お土産を整理して、早めに寝た。幸恵さんの体調も問題なく、初めて見る景色に興奮したようだ。
一方、家族の方では、飯能駅近くの銀行にで働き出した池田恵子が同じの銀行の行員、山下達夫さんと仲良くなって2010年6月に結婚して山下恵子になり、飯能駅前のマンションに移り住み、2010年9月19日に長男の池田孝夫の所に、長女、池田頼子が誕生し、翌年、池田孝夫の所に2009年12月1日に、長男の池田一雄が誕生した。
その後、山下家で2011年3月19日、長女の山下織江が誕生し、2011年10月4日、池田家に長男、山下一郎が誕生した。また、その後、池田孝夫の家庭に、2012年12月20日に次女、池田小百合が誕生した。
また2012年4月に山下恵子に長男、山下和夫が誕生した。2011年、2012年は池田家では、ベビーラッシュで、頻繁に、池田松男と幸恵の所に「それぞれの赤ちゃんを見ていて下さい」と預けられるようになった。
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