人間用デバッガー

前書き

もともと自分は執筆に興味があるわけではなく、また著者として活動する予定もなかった。ただ日頃考えていることを頭で整理しきれなくなったので、紙やパソコンにメモしていたところ、それでも整理しきれなくなってきた。そこで一度まとめようとしたところ、なかなかな分量になっていたため、こうして世に出してみた、というのが正直なところである。読者に期待することとしては、自分と違うこんな意見・思考の人がいるのだ、ということに気が付いていただけると幸いである。

ライセンス：本著作の引用であることを明示する限り、著作権法の範囲にて許可を得ずに引用することが可能である。またこの著作中のアイデアをもとに、派生作品（ジャンル問わず）を執筆することに制限は設けない。ただし、虚偽の申告（「自分で全て考えたものである」、等）など、フェアユーズの理念に反する類は許諾の範囲外とする。

理念：現代の社会を考えるうえで、自分なりにいろいろ考えてみたことを書き記した。しかし自分も（もちろん読者も）すべてにおいて正しいことなどあり得ない。これはあくまで自分の意見であり、自分なりの答えを各々で模索してほしい。そして願わくばこの社会がより良くなることを願っている。そのためにライセンスもかなり緩いものとしている。これはサイエンスの分野で言われる「巨人の肩にのる」という概念である。自分一人では上を目指すにも限界がある。しかし多くの先人達の土台を借り、自分がそこに少し足し、次世代が少し高くなった土台を利用してさらに少し高みを目指す。このサイクルをサイエンスに限らず、社会全般にもっと普及させたい。自分はそのための土台の一部とならんことを願う。